図の脳波において、灰色部分(1s)の周波数と名称で正しいのはどれか。
1: 4Hzのδ波
2: 6Hzのθ波
3: 8Hzのα波
4: 9Hzのα波
5: 18Hzのβ波
図に示した脳波の波形の正しい分類はどれか。ただし、最上部の波形はθ波である。
1: 1 β波 2 δ波 3 α波
2: 1 α波 2 β波 3 δ波
3: 1 δ波 2 α波 3 β波
4: 1 δ波 2 β波 3 α波
5: 1 α波 2 δ波 3 β波
脳波中のα波成分について正しいのはどれか。
a: 覚醒閉眼時に振幅が大きくなる。
b: 睡眠時に振幅が大きくなる。
c: 誘発脳波の一種である。
d: 20Hzを中心とした周波数帯域にある。
e: 暗算をしているとき振幅が小さくなる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
標準的な紙送り速度で脳波計測を行ったところ、図のような波形が得られた。網かけ部分の波形の種類はどれか。
1: α波
2: β波
3: γ波
4: ∂波
5: θ波
脳波について正しいのはどれか。
a: 電極接触抵抗は100kΩ以下とする。
b: α波は5Hzを中心とする成分である。
c: 閉眼覚醒時の方が開眼時より振幅が小さい。
d: 単極誘導の不関電極は頭頂に置く。
e: 睡眠が深くなると振幅の大きい脳波が観察される。
脳波の各周波数で正しく並べられているのはどれか。
1: δ波< θ波 < β波 < α波
2: δ波< θ波 < α波 < β波
3: δ波< α波 < θ波 < β波
4: δ波< α波 < β波 < θ波
5: δ波< β波 < α波 < θ波
脳波について誤っている組合せはどれか。
1: α波 -- 緊 張
2: β波 -- 覚 醒
3: θ波 -- まどろみ
4: δ波 -- 熟 睡
5: スパイク波(棘波)-- けいれん
脳波についての組合せで誤っているのはどれか。
1: α波 -- てんかん
5: 平坦波 -- 脳 死
脳波計測について誤っているのはどれか。(生体計測装置学)
1: 臨床上利用される周波数は0.5~100Hzである。
2: 標準感度は50μV/5mmである。
3: 時定数は0.3sである。
4: 周波数が8~14Hzの脳波をα波と呼ぶ。
5: β波はリラックスしているときの脳波である。
脳波計の時定数を0.3sから0.1sに切り替えたときの現象として正しいのはどれか。
1: α波の振幅が増加する。
2: δ波に比べθ波の振幅減少が大きくなる。
3: 混入していた心電図のR波の振幅が増加する。
4: ハム雑音の振幅が増加する。
5: 基線が動揺したときの戻りが速くなる。
誤っているのはどれか。
1: 脳磁図は脳の神経細胞の電気的活動を示す。
2: 脳波計は100dB以上の増幅度が必要である。
3: 誘発脳波は外界からの刺激に対して脳波中に現れる反応である。
4: 脳波計の低域遮断の時定数は通常3秒以上である。
5: 脳磁図はSQID磁束計で測定する。
正弦波電流を10秒間心筋に通電した時、心室細動を起こす電流閾値と周波数との関係を図に示す。 矢印の部分の周波数帯域(Hz)として正しいのはどれか。
1: 0.2~1.0
2: 2~10
3: 20~100
4: 200~1000
5: 2000~10000
正しいのはどれか。
a: His束心電図は標準四肢誘導で計測できる。
b: 心電計のアース線はできるだけ細いものがよい。
c: 心電図のR波の波高は通常100μV以下である。
d: 心電図を長時間記録するにはホルタ心電計が適している。
e: 心電図の波形の1周期は心臓の1回の拍動に対応している。
脳波計について正しいのはどれか。
a: 必要な周波数帯域は5.0?60Hzである。
b: 低域遮断周波数を規定する時定数は0.03秒である。
c: 雑音レベルは3.0μVp-p 以下である。
d: A/D変換時のサンプリング周波数は200 Hz以上である。
e: 最大感度は10μV/mm である。
脳波計について誤っているのはどれか。
1: 標準紙送り速さは3cm/sである。
2: 校正電圧には50μVの方形波を用いる。
3: 増幅器の同相弁別比は60db以上である。
4: 単極導出の基準電極装着部は耳垂(耳朶)である。
5: 高域通過フィルタの標準的な時定数は1.5sである。