第32回ME2午後45問の類似問題

国試第3回午後:第28問

人工呼吸器を使用するときの注意点で正しいのはどれか。

a: 低圧警報は最高気道内圧よりやや低く設定する。

b: 吸気力の弱い患者に補助呼吸を行う場合はトリガー圧を低く設定する。

c: 加温加湿器に用いる水は滅菌水がよい。

d: 換気量は吸気量で測定する。

e: 高圧警報を低く設定し過ぎると肺損傷の原因となる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午後:第75問

ME機器による事故の原因と症状との組み合わせで誤っているのはどれか。

1: 人工呼吸器の呼気弁の異常----------気胸

2: 人工心肺装置の貯血槽血液レベルの低下---- 空気栓塞

3: 透析用水処理装置の故障-----------硬水症候群

4: 電気メスでの高周波分流の発生-------- ミクロショック

5: 血液加温器のサーモスタットの故障-------溶血

国試第12回午後:第43問

人工呼吸開始後に気道内圧が異常に上昇した。点検すべき項目はどれか。

a: 吸気相:呼気相比(I:E比)

b: 高圧ガスの供給圧

c: 1回換気量

d: PEEP設定値

e: 呼気側回路

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第30回午後:第9問

人工呼吸器および加温加湿器に装備されていない警報はどれか。

1: 吸気酸素濃度

2: 吸気ガス温度

3: 胸腔内圧

4: 分時換気量

5: 換気回数

国試第24回午後:第21問

人工呼吸管理中にアラームが鳴り、カプノメータの波形が消失していた。心電図モニタに心拍数110回/分、観血的動脈圧は収縮期圧170mmHg、パルスオキシメータはSpO2 86%を示していた。これらの所見から最初に考えるべき原因はどれか。(臨床医学総論)

a: 事故抜管

b: 片肺挿管

c: ファイティング

d: 緊張性気胸

e: 呼吸回路の外れ

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第35回午後:第16問

人工呼吸器について誤っているのはどれか。

1: 呼気相の回路内圧は陽圧である。

2: NPPV(非侵襲的陽圧換気療法)では気管挿管は不要である。

3: CPAPは自発呼吸のある患者では使用できない。

4: 気管挿管時は加温加湿が必要である。

5: コンプレッサ内蔵の機種でも酸素の供給が必要である。

ME2第37回午後:第44問

量規定式人工呼吸器使用中に気道内圧上限警報が鳴っている。 原因として考えられるのはどれか。

1: 気管チューブのカフ圧低下

2: 吸気側回路の閉塞

3: ネブライザの停止

4: ウォータトラップの緩み

5: 加温加湿器のチャンバの亀裂

ME2第34回午後:第45問

麻酔器の保守点検項目でないのはどれか。

1: 気化器の麻酔ガス濃度

2: 炭酸ガス吸収剤交換

3: 回路内の漏れ試験

4: 酸素濃縮器の濃度調整

5: 亜酸化窒素ボンベの残量

ME2第33回午後:第47問

量規定式人工呼吸器を使用中に気道内圧上限アラームが鳴った。原因として考えられないのはどれか。

1: 気管チューブの閉塞

2: 気管チューブのカフ圧低下

3: 呼気側回路のフィルタの目詰まり

4: 肺胸郭コンプライアンスの低下

5: ファイティング

国試第17回午前:第53問

呼吸計測について誤っているのはどれか。

1: フライシュ呼吸流量計は差圧式流量計である。

2: 二酸化炭素濃度は紫外線で計測する。

3: 熱線型流量計では白金線が用いられている。

4: スパイロメータによって肺気量分画を測定する。

5: 機能的残気量はガス希釈法で測定する。

国試第5回午後:第29問

従量式人工呼吸器について正しいのはどれか。

a: 換気量直接設定方式と吸気流量・吸気時間設定方式がある。

b: 終末吸気気道内圧を設定することによって換気量を決める方式である。

c: 回路の漏れは問題にならない。

d: 重症呼吸不全患者に適している。

e: 呼吸量、吸入圧のモニタが重要である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第33回午前:第67問

調節換気において、人工呼吸器の異常と有害事象との組合せで誤っているのはどれか。

1: 弁の開放不全            圧損傷

2: 呼吸流路の屈曲           換気の異常

3: 呼吸回路内のリーク         低二酸化炭素血症

4: 加温加湿器の停止          喀痰の硬化

5: 吸入気酸素濃度の異常上昇      酸素中毒

国試第32回午後:第65問

人工呼吸器回路ヒータワイヤの役割はどれか。

1: 回路内結露を防止する。

2: 回路強度を確保する。

3: 病原性微生物の殺菌を行う。

4: 室温のガスを体温まで加温する。

5: 体温の調節を行う。

国試第36回午前:第22問

麻酔中のカプノメータによるモニタリングで検出できないのはどれか。 

1: 呼吸回路脱離 

2: 食道挿管 

3: 不整脈 

4: 肺塞栓症 

5: 低換気 

国試第14回午前:第42問

麻酔器の使用前点検を行った。酸素、亜酸化窒素(笑気)をそれぞれ3l/minで流した状態で酸素の供給を止めたところ、酸素の流量は0 l/minとなったが亜酸化窒素はそのまま流れ続けた。最も考えられるのはどれか。

1: 正常である。

2: 亜酸化窒素の圧力調整器が故障している。

3: 酸素の圧力調整器が故障している。

4: ガス遮断安全装置が故障している。

5: 低酸素防止装置付流量計が故障している。

国試第10回午後:第37問

人工呼吸器について正しいのはどれか。

a: 従圧式では補助呼吸性能がよい。

b: 従圧式ではPEEPができる。

c: 従量式では回路に漏れがあっても換気量は保たれる。

d: 従量式では気道内圧をモニタする必要はない。

e: 従量式ではコンプライアンスの変化による換気量への影響が少ない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午後:第34問

人工呼吸器について誤っているのはどれか。

1: 従圧式は分泌物の多い患者や重傷呼吸不全患者に適している。

2: 従圧式では患者の呼気量のモニタが重要である。

3: 従量式では呼気量、吸入圧のモニタが重要である。

4: 従圧式では測定した換気量から必要な設定圧を調節する。

5: 従量式では1回換気量は吸気流量と吸気時間で決定される。

ME2第34回午後:第32問

人工呼吸器の高圧アラームが鳴った。原因として考えられないのはどれか。

1: 過大な換気量

2: ウォータトラップからのガスリーク

3: 呼吸回路の閉塞

4: 気管チューブ内の痰固着

5: 呼気弁の開放不良

国試第7回午後:第40問

人工心肺操作中のトラブル対策として正しいのはどれか。

a: 停電時には先ず送血回路を閉鎖する。

b: 回路内圧が上昇したら送血を止める。

c: 脱血不能時には先ず脱血カニューレ先端部のチェックが必要である。

d: 空気塞栓の防止には頭側を低くする。

e: 停電に備え非常電源を用意する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第32回午後:第48問

麻酔器の保守点検を行った。異常なのはどれか。

1: 治療用空気のピン方式迅速継手のピンが2本であった。

2: 酸素流量を最小にしたとき、亜酸化窒素流量がゼロになった。

3: 酸素フラッシュ弁を作動させたところ、酸素流量が毎分50Lであった。

4: 酸素の供給圧を0.1MPaにしたとき、亜酸化窒素が遮断された。

5: 酸素濃度計のセンサを空気にさらしたとき、21%を示した。