心電計の点検について正しいのはどれか。
1: 記録器の紙送り速度を30mm/sで確認した。
2: 感度を5倍にして校正波形の振幅を確認した。
3: 低域遮断周波数が0.05Hz以下であることを確認した。
4: 高域遮断周波数が40Hzであることを確認した。
5: 標準感度が20mm/1mVであることを確認した。
定格1mA、内部抵抗10Ωの電流計を用いて、最大100mAの電流を測定したい。正しいのはどれか。
1: 0.010Ωの抵抗を電流計に並列接続する。
2: 99.0Ωの抵抗を電流計に直列接続する。
3: 1.00Ωの抵抗を電流計に並列接続する。
4: 0.010Ωの抵抗を電流計に直列接続する。
5: 0.101Ωの抵抗を電流計に並列接続する。
心電計の紙送り速さの確認で適切でないのはどれか。
1: 商用交流雑音(ハム)を入力した。
2: 1周期400msの矩形波を入力した。
3: 120ppmに設定した体外式ペースメーカの信号を入力した。
4: 点検者自身の心電図を入力した。
5: 低周波発振器から10Hzの正弦波を入力した。
ペースメーカについて正しいのはどれか。
1: 刺激電極の面積が大きいと刺激閾値が増加する。
2: 刺激閾値は電極植込み後2~4週間後に最も低下する。
3: ペーシングするためのパルス幅は0.5μs程度である。
4: 植込み型の筐体はステンレス製である。
5: 体外式にはヨウ素リチウム電池が用いられる。
定格10AのME機器の保護接地線抵抗をJIS T 0601-1に基づいて測定するとき、誤っているのはどれか。 ただし、ME機器の電源コードは着脱可能であるとする。
1: 無負荷時の電圧が6Vを超えない電流源を用いる。
2: 測定には交流電流を用いる。
3: 測定時に流す電流は15Aとする。
4: 測定持には電流を5~10秒間流す。
5: 100mΩ以下であることを確認する。
正弦波交流電源に抵抗器、インダクタ、キャパシタ各1個を直列に接続した。各素子の両端の電位差(実効値)を測定したところ、抵抗器は10V、インダクタとキャパシタはいずれも5Vであった。電源電圧の実効値は何Vか。
1: 5
2: 10
3: 15
4: 20
5: 25
電気メスについて誤っているのはどれか。
a: 切開には連続波を用いる。
b: 使用出力は数十kWである。
c: 対極板はアクティブ電極である。
d: 対極板の接触面積は成人ではおよそ150cm2である。
e: 300~500Xの負荷抵抗で校正する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
体外式ペースメーカの点検に使用する標準負荷抵抗はいくらか。
1: 50Ω
2: 500Ω
3: 5kΩ
4: 50kΩ
5: 500kΩ
開放電圧が3.6Vの電池に15Ωの抵抗を接続すると200mAの電流が流れた。この電池の内部抵抗はどれか。(電気工学)
1: 2.0Ω
2: 3.0Ω
3: 5.0Ω
4: 15Ω
5: 18Ω
心臓ペースメーカについて正しいのはどれか。
a: 刺激閾値は経年的に低くなる。
b: 植込み式の多くはリチウム電池を内蔵している。
c: 刺激電極は白金系の合金電極をつけたカテーテル電極が一般的である。
d: 出力はパルス振幅0.5Vでパルス幅約10msである。
e: ICHDコードの第1文字は検出部位を表す。
除細動器について誤っているのはどれか。
1: 出力がフローティング型のものでは本体の接地はとらなくてよい。
2: 電極にはペーストを十分に塗る。
3: 体外通電では電極を約5kgの力で押し付ける。
4: 心房細動の除細動にはR波同期出力装置を用いる。
5: 心室細動の除細動には体外通電と体内通電との二つがある。
JISの保護接地線抵抗測定方法について誤っているのはどれか。
a: 電圧降下法を用いて測定する。
b: 通電時間は30秒以上必要である.
c: 試験用電源の容量は20Aである。
d: 試験用電源の周波数は50Hzでも60Hzでもよい。
e: 試験用電源の無負荷出力電圧は6V以下を用いる。
漏れ電流測定用器具(MD)を用いて心電計の漏れ電流を測定した。電圧計の代わりにオシロスコープを用いると、オシロスコープ上の正弦波電圧波形のpeak to peak値が17mVであった。漏れ電流はおよそ何μAか。
1: 1.7
2: 6
3: 12
4: 17
5: 32
心電計を点検した。不適切なのはどれか。
1: 時定数:0.3秒
2: 周波数特性:0.05~100Hz(-3dB)
3: 標準紙送り速度:25mm/秒
4: 最小検知電圧:20μVpp
5: 入力換算雑音:20μVpp
DDDペースメーカについて誤っているのはどれか。(医用治療機器学)
a: 心房ペーシングの閾値は心室ペーシングの閾値より高い。
b: 閾値は時間経過に伴い挿入時より少し低くなる。
c: 出力は閾値を少し下回る程度に設定する。
d: パルス幅は6~10msが適当である。
e: 不応期は170~500msの間で調節する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
除細動器の定期点検項目として適切でないのはどれか。
1: 出力波形のピーク電圧
2: 出力エネルギー
3: 同期感度
4: ディマンド感度
5: 内部放電時間
最大定格電流10AのME機器の保護接地線のインピーダンスをJIS T 0601-1に基づいて測定する方法として誤っているのはどれか。
1: 15Aの電流を流して測定した。
2: 電圧降下法で測定した。
3: 無負荷時の電圧が6Vの電源を用いた。
4: 60Hzの交流電流を流して測定した。
5: 電流を10秒間流して測定した。
20Ωの抵抗に周波数50Hz、実効値100Vの正弦波交流電圧をかけたとき、正しいのはどれか。
a: 毎秒、約0.71kJの電気ェネルギーが熱に変わる。
b: 電圧の最大値は約71Vである。
c: 電流の実効値は約7.1Aである。
d: 500Wの電力が消費される。
e: 電流の最大値は約7.1Aである。
除細動器について正しいのはどれか。
1: 交流除細動方式が一般的である。
2: 単相性波形が一般的である。
3: 通電時間は 0.1?0.5 秒である。
4: 4000 J 前後で体外通電する。
5: 体内通電時の出力は体外通電時の 10?20 % 程度にする。
定格10AのME機器の電源プラグの接地刃と金属外装との間にJIS T 0601-1の試験法に基づく電流を流し、その間の電位差を測定したところ3.0Vであった。接地線抵抗[mΩ]はいくらか。
1: 100
2: 120
3: 150
4: 200
5: 300
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