心電図について誤っているのはどれか。
a: STとはS波の終わりからT波の終わりまでをいう。
b: PQ時間とは活動電位の房室伝導に要する時間である。
c: 房室ブロックにはウェンケバッハ調律がある。
d: WPW症候群は心電図所見で診断される。
e: 心房細動ではQRS波は規則的に出現する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
心電計について正しいのはどれか。
a: 正常心電図の周波数成分は0.5~60Hzである。
b: 高域の周波数特性は電極の性能に影響される。
c: 低域の周波数特性は時定数によって規定される。
d: 周波数特性はサーマルアレイ式が熱ペン式より優れている。
e: ハムフィルタを入れると心電図波形のQRSがひずむ。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
正しいのはどれか。
a: His束心電図は標準四肢誘導で計測できる。
b: 心電計のアース線はできるだけ細いものがよい。
c: 心電図のR波の波高は通常100μV以下である。
d: 心電図を長時間記録するにはホルタ心電計が適している。
e: 心電図の波形の1周期は心臓の1回の拍動に対応している。
心電図を記録中に第Ⅱ誘導と第Ⅲ誘導にノイズが混入した。点検すべき箇所はどれか。
1: 左手電極
2: 右手電極
3: 左足電極
4: 右足電極
5: 保護接地
心電図を記録したら第Ⅲ誘導を除く全誘導に商用交流雑音(ハム)が混入した。考えられる原因はどれか。
1: 右手電極の接触不良
2: 左手電極の接触不良
3: 左足電極の接触不良
4: 右手電極と左手電極の接触不良
5: 左手電極と左足電極の接触不良
c: 低域の周波数特性は時定数により規定される。
d: 周波数特性はサーマルアレイ方式が熱ペン式よりも優れている。
1: ディジタル式の心電計に用いるサンプリング周波数は200Hzである。
2: 心電図は心臓の拍動による血流の変化によって生じる電位変動である。
3: 正常心電図のST部分は基線と概ね一致する。
4: QRSは心房の興奮の開始に対応している。
5: 心音図は心電図を可聴周波数に変換して音として出力する。
ペースメーカで正しいのはどれか。
1: VVIのペースメーカの電極は左心房に留置する。
2: 完全A-V(房室)ブロックの患者には右心房を刺激する。
3: 低周波治療器と併用してもよい。
4: 自発心電図を検出しないときに刺激を出すことをデマンド機能という。
5: 刺激電圧は1~5mV程度である。
心室の再分極に一致する心電図波形はどれか。(人の構造および機能)
1: P波
2: QRS波
3: ST部分
4: T波
5: U波
心臓の刺激伝導系と心電図について正しいのはどれか。
a: 洞房結節と房室結節の間にヒス束がある。
b: プルキンエ線維は主に心室筋の収縮を担う。
c: P 波は心房筋の興奮を表す。
d: 心房細動では P 波を認めない。
e: QRS 波とともに拡張期が始まる。
心周期について正しいのはどれか。
a: I音と共に収縮期が始まる。
b: 拡張期は収縮期より長い。
c: QRS波と共にII音が聴取される。
d: 拡張期には左心房圧は左心室圧より低い。
e: 拡張期には大動脈圧は左心室圧より高い。
正しいのはどれか。(医学概論)
a: 心電図のP波は心室筋の興奮によって生じる。
b: 心電図のPQ時間は心室筋の興奮を表す。
c: 右心室が収縮すると三尖弁は閉鎖する。
d: 駆出率は一回拍出量を拡張末期容積で割って求める。
e: 心音の第2音は房室弁の閉鎖音である。
心電図記録についての組合せで誤っているのはどれか。
1: 筋電図が混入 -- 被験者の緊張
2: 商用交流が混入 -- アースの接触不良
3: 第Ⅰ誘導での波形が反転 -- 電極の付け間違い
4: 第Ⅱ誘導と第Ⅲ誘導に商用交流混入 -- 左手リードの断線
5: 胸部誘導での基線の動揺 -- 体表面の発汗
図は標準12誘導心電図の誘導法を電気回路で表したものである。図の誘導はどれか。
1: Ⅰ誘導
2: Ⅲ誘導
3: aVR誘導
4: aVL誘導
5: V3誘導
a: 増幅器の高域遮断周波数が低すぎるとR波の立ち上がりが鋭くなる。
b: 心電図テレメータは患者漏れ電流に対する安全性の上で有利である。
c: 心電図のQRS波は心室筋の脱分極過程に対応している。
d: 電極にはぺーストを十分につけるのがよい。
e: ホルター型心電計は除細動器と併用するのに適した心電計である。
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