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第32回ME2午前53問の類似問題

国試第33回午後:第74問

成人男性の人工心肺完全体外循環中のトラブルやその対応について正しいのはどれか。

1:貯血槽が完全に空にならなくても空気の誤送が生じ得る。
2:動脈解離発生時には送血流量を増やし続行する。
3:脱血不良時には脱血カニューレをより深く挿入する。
4:人工肺内血栓形成時にはヘパリンの追加投与を行う。
5:脱血回路に持続的に微小気泡が引けてくる場合は直ちに送血を停止する。

国試第8回午後:第62問

透析中の空気誤入に際して適切な処置として誤っているのはどれか。

1:静脈回路の遮断
2:左下側臥位
3:ヘパリン投与
4:気道確保
5:高気圧酸素療法

ME2第40回午後:第39問

透析用希釈水作成のための水処理システムについて正しいのはどれか。

1:プレフィルタは交換不要である。
2:軟水化装置の再生工程には塩化カルシウム水溶液を使用する。
3:活性炭吸着装置は採水時と同方向に水を流して洗浄する。
4:RO装置の膜交換は電気伝導度により判断する。
5:エンドトキシンの除去に紫外線殺菌灯を用いる。

国試第5回午後:第48問

透析器(ダイアライザ)について誤っているのはどれか。

a:中空糸型が最も多く使用されている。
b:透析器の溶質透過性は濾過係数で表される。
c:透析器の透水性はクリアランスで表される。
d:血液と透析液は反対方向に流している。
e:限界濾過率は透析器膜面積に依存する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第28回午前:第79問

透析装置(コンソール)に組込まれていないのはどれか。

1:電導度計
2:気泡検出器
3:透析液温計
4:除水制御装置
5:透析液浸透圧計

国試第34回午前:第74問

血液透析によって積極的に除去すべき成分はどれか。

a:アミノ酸
b:尿 素
c:リ ン
d:b 2 -ミクログロブリン
e:アルブミン
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第17回午後:第87問

誤っている組み合わせはどれか。

1:シリコーンゴム 血漿分離膜
2:マイクロポーラスポリプロピレン 中空糸膜型人工肺
3:ポリエチレンテレフタレート 人工血管
4:ポリ塩化ビニル 輸血用チューブ
5:ポリスルホン 血液透析膜

国試第17回午後:第58問

血液透析における拡散を駆動するのはどれか。

1:濃度差
2:温度差
3:浸透圧差
4:速度差
5:圧力差

国試第18回午後:第61問

市販血液透析液の成分で浸透圧に最も寄与するのはどれか。(血液浄化装置)

1:ブドウ糖
2:炭酸水素イオン
3:カルシウムイオン
4:ナトリウムイオン
5:塩素イオン

国試第26回午後:第78問

血液透析監視装置が漏血を検出した際の対処法で誤っているのはどれか。

1:膜の破損によるリークがないか調べる。
2:透析液の流量が正しいか確認する。
3:脱血不良が起きていないか確認する。
4:漏血の検知器が正しく動作しているか調べる。
5:目視で確認できない場合は試験紙で判断する。

国試第24回午後:第68問

膜型人工肺で正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)

1:親水性のある膜素材が使用される。
2:シリコン膜はニ酸化炭素よりも酸素のガス透過性が高い。
3:多孔質膜は長時間使用しても血漿成分の漏出がない。
4:複合膜では血液が酸素と直接接触する。
5:中空糸型の外部灌流型では血液の流れに乱流が形成される。

国試第30回午前:第75問

前希釈血液透析濾過(HDF)の特徴で正しいのはどれか。

a:後希釈HDFに比べて大量液置換が可能である。
b:後希釈HDFに比べてアルブミン喪失量が多い。
c:後希釈HDFに比べてフィルタ出口部での血液濃縮が起きやすい。
d:血液透析に比べて大分子溶質の除去に劣る。
e:同じ血流量の血液透析に比べて小分子溶質の除去に劣る。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第28回午後:第3問

血液透析で小分子溶質のクリアランスに最も影響を及ぼす因子はどれか。

1:透析液流量
2:血流量
3:除水速度
4:膜面積
5:透析時間

国試第1回午後:第51問

人工心肺における体外循環中の事故への対応として誤っているのはどれか。

1:膜型肺における血液の漏出・・・・・・・・人工肺の交換
2:送血カニューレの脱落・・・・・・・・・・・・送血ポンプの停止
3:脱血カニューレの脱落・・・・・・・・・・・・脱血回路の閉鎖
4:大量の空気塞栓・・・・・・・・・・・・・・・・・送血ポンプの停止
5:停電による送血ポンプの停止・・・・・・脱血回路の閉鎖

国試第26回午後:第79問

血液浄化装置の監視装置で誤っている組合せはどれか。

1:漏血検知器 -------- 光透過
2:気泡検知器 -------- 超音波
3:濃度計 ------------- 浸透圧
4:温度計 ------------- サーミスタ
5:圧力計 ------------- ストレイングージ

国試第35回午前:第72問

人工心肺を用いた成人体外循環における完全体外循環中の至適灌流量、至適灌流圧について正しいのはどれか。 

1:正常生体血液循環量の3.0L/min/m2と同量を維持する必要がある。 
2:常温体外循環では灌流量を高めに設定する必要がある。 
3:腎機能低下例では灌流量を低めに設定する必要がある。 
4:体表面積当たりの至適灌流量は乳幼児より大きくなる。 
5:灌流圧は平均大動脈圧で100mmHgを下回らないことが重要である。 

国試第27回午後:第74問

CAPDについて誤っているのはどれか。

1:在宅治療で使われる。
2:溶質除去の原理は吸着である。
3:血液透析に比べ中分子量物質の除去に優れる。
4:被嚢性腹膜硬化症を起こすことがある。
5:除水は透析液中のブドウ糖濃度に影響される。

ME2第35回午後:第39問

PCPSについて適切なのはどれか。

1:PCPS回路に血液浄化回路を接続する。
2:カニューレの挿入はX線透視下で行う。
3:補液は脱血回路から行う。
4:溶血を防ぐため細いカニューレを使用する。
5:抗凝固療法は行わない。

国試第5回午前:第70問

高圧蒸気滅菌法を用いることができるのはどれか。

1:大動脈バルーンカテーテル
2:冠動脈拡張バルーンカテーテル
3:IVHカテ-テル
4:鋼製尿道カテーテル
5:血栓除去用バルーンカテーテル(フォガティ・カテーテル)

国試第30回午後:第72問

乳幼児の人工心肺を用いた体外循環で成人と比較して正しいのはどれか。

a:無輸血体外循環が容易である。
b:体重1 kg 当たりの適正灌流量が少ない。
c:目標灌流圧が低い。
d:体液バランスの不均衡が生じやすい。
e:急速な冷却が望ましい。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e