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第32回国試午前73問の類似問題

国試第34回午後:第73問

人工心肺を用いた体外循環中の血液凝固系管理で正しいのはどれか。

1:ACT(活性化凝固時間)を 200 秒以下に維持する。
2:全回路ヘパリンコーティング人工心肺では充填時のヘパリン量を半減できる。
3:プロタミン投与によって血圧は上昇する。
4:プロタミンには軽度の抗凝血作用があるのでヘパリン中和時の過量投与は避 ける。
5:プロタミン投与後も術野出血が続く場合は吸引ポンプを回し回収を続ける。

国試第19回午後:第53問

体外循環中の人工心肺装置内モニタ項目でないのはどれか。(体外循環装置)

1:吹送ガス流量
2:貯血槽内の血液レベル
3:送血流量
4:血液回路内圧
5:漏血量

国試第34回午後:第71問

人工心肺を用いた体外循環中の溶血について正しいのはどれか。

1:膜型肺より気泡型肺の方が溶血は少ない。
2:遠心ポンプよりローラポンプの方が溶血は少ない。
3:高度溶血例ではヘパリンを追加する。
4:細い送血カニューレを用いると溶血は少なくなる。
5:血中カリウム濃度が上昇した場合、高度溶血を疑う。

国試第35回午前:第72問

人工心肺を用いた成人体外循環における完全体外循環中の至適灌流量、至適灌流圧について正しいのはどれか。 

1:正常生体血液循環量の3.0L/min/m2と同量を維持する必要がある。 
2:常温体外循環では灌流量を高めに設定する必要がある。 
3:腎機能低下例では灌流量を低めに設定する必要がある。 
4:体表面積当たりの至適灌流量は乳幼児より大きくなる。 
5:灌流圧は平均大動脈圧で100mmHgを下回らないことが重要である。 

国試第29回午後:第72問

成人の人工心肺操作条件で適切でないのはどれか。

1:ヘマトクリット値:25%
2:混合静脈血酸素飽和度:75%
3:送血流量:2.4 L/min/m2
4:平均動脈圧:70 mmHg
5:中心静脈圧:mmHg

国試第35回午後:第72問

人工心肺を用いた体外循環中の事象と対処法について誤っているのはどれか。 

1:溶血が顕著な場合にはポンプチューブの圧閉度を調整する。 
2:代謝性アルカローシス時には炭酸水素ナトリウムを投与する。 
3:ヘマトクリット値の低下時には水分バランスをチェックする。 
4:ACTが延長しないときにはヘパリンを追加する。 
5:脱血不良時には脱血カニューレの挿入部位をチェックする。 

国試第8回午後:第41問

体外循環について正しいのはどれか。

a:体外循環では末梢循環に非生理的灌流がある。
b:大静脈からの脱血には強い陰圧を用いる。
c:血液フィルタを人工肺の直前に挿入する。
d:無血体外循環では自己血回収装置を用いる。
e:至適灌流量は末梢血管抵抗などを基にして決める。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第32回午前:第72問

乳児の人工心肺について正しいのはどれか。

1:チアノーゼ性心疾患では非チアノーゼ性より灌流量を多く設定する。
2:体表面積当たりの灌流量は成人例より少なく設定する。
3:遠心ポンプの使用率は成人例より高い。
4:無輸血手術は成人例より容易である。
5:目標灌流圧は成人例より高く設定する。

国試第22回午前:第71問

成人の人工心肺の操作条件で適切でないのはどれか。

a:送血量:2.4l/(min・m2)
b:平均動脈圧:70mmHg
c:静脈血酸素飽和度:70%
d:ACT:250秒
e:ヘモグロビン: 6.0g/dl
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第63問

人工心肺を用いる体外循環について誤っているのはどれか。

a:需要に見合う酸素を供給できる灌流量を保つ。
b:静脈血酸素飽和度を60%以下に保つ。
c:血圧は50mmHg以下でよい。
d:灌流量を手術前の値の約80%とする。
e:末梢血管抵抗を手術前の値に保つ。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第33回午前:第5問

成人の安静呼吸時で標準的な値はどれか。

1:解剖学的死腔量は500mLである。
2:胸腔内圧は-5~-8cmH2Oである。
3:動脈血の酸素分圧は50mmHgである。
4:一回換気量は1000mLである。
5:混合静脈血の酸素飽和度は50%である。

国試第14回午後:第59問

膜型人工肺での体外循環中に血液の酸素加能が低下した場合、考えられる原因はどれか。

a:血漿漏出
b:血液凝固時間短縮
c:血圧上昇
d:胸腔内出血
e:ポンプ流量増加
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午後:第39問

人工心肺を用いた開心術において正しいのはどれか。

a:通常の開心術には軽度~中等度の低体温が用いられる。
b:血液希釈法の限界はへマトクリット値25%である。
c:心停止液にはCa2+を用いる。
d:心筋保護のために局所加温が行われる。
e:回路に血液を全く充填しない方法がよく使用される。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第38回午後:第73問

人工心肺による体外循環離脱時に大動脈解離が疑われた場合、行う処置はどれか。

a:灌流温を下げる。
b:送血量を上げる。
c:IABPを挿入する。
d:ヘパリンを追加する。
e:経食道エコーで確認する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第26回午前:第72問

成人の中等度低体温での人工心肺操作条件で適切でないのはどれか。

a:平均動脈圧 -------------------- 70mmHg
b:送血流量 ---------------------- 120mL/min/kg
c:中心静脈圧 -------------------- 20 mmHg
d:ヘモグロビン ------------------- 6.0g/dL
e:混合静脈血酸素飽和度 ---------- 75%
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午後:第52問

人工心肺の適正灌流量について誤っているのはどれか。(体外循環装置)

1:需要に見合う酸素を供給できる灌流量を保つ。
2:体表面積あたりの成人の灌流量は乳児に比べて多い。
3:常温体外循環では低体温体外循環と比べて灌流量を低く設定する。
4:平均大動脈圧を60~80mmHgに維持する。
5:混合静脈血酸素飽和度70%を目標に灌流量を調節する。

国試第12回午後:第51問

人工心肺を用いた開心術について正しいのはどれか。

a:軽度~中等度の低体温も併用される。
b:血液希釈法の限界はヘマトクリット値25%である。
c:心停止液にはCa2+を用いる。
d:心筋保護のために局所加温が行われる。
e:回路に血液を全く充填しない方法が行われる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第35回午後:第40問

人工心肺から体内へ送られる血液の温度をモニタする箇所として正しいのはどれか。

1:冷温水槽
2:静脈回路
3:人工肺の流出部
4:血液ポンプの流出部
5:貯血槽

国試第38回午前:第77問

図に示す中空糸膜が10000本、平行に束ねられてハウジングに詰められているダイアライザでは全中空糸内容量が約70 mLである。血流量が200 mL/minのとき、血液が中空糸の内側を通過するおよその平均時間[s]はどれか。ただし、膜を介した血液成分の移動は無視できるものとする。

I6gRpi5-Ua
1:10
2:20
3:30
4:40
5:60

国試第6回午後:第33問

人工心肺による体外循環中の血液凝固時間はACT(activated clotting time)で何秒位に維持するのが適切か。

1:100~150
2:200~300
3:400~600
4:800~1,000
5:1,000~1,500