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第32回国試午前73問の類似問題

国試第12回午後:第52問

人工心肺による体外循環中に溶血の原因とならないのはどれか。

1:過度の吸引
2:送血カニューレにおけるジェットの形成
3:熱交換器における加熱のしすぎ
4:使用血液の血液型不適合
5:リンゲル液による過剰の血液希釈

国試第36回午前:第72問

人工心肺を用いた体外循環について誤っているのはどれか。

1:体重あたりの適正灌流量は小児では成人に比べて多い。 
2:血液希釈により末梢血管抵抗は低下する。 
3:低体温により血中酸素溶解度は低下する。 
4:低体温によりヘモグロビンの酸素結合力が高くなる。 
5:低体温により血液粘稠度は上昇する。 

国試第21回午後:第48問

人工心肺装置の貯血槽について誤っているのはどれか。

a:成人用は250ml以下のものが用いられる。
b:気泡除去のためのフィルタを有する。
c:ハードシェルタイプとソフトバッグタイプがある。
d:薬液注入ポートを有する。
e:不透明材料を用い血液面レベルを隠すようにする。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第29回午前:第73問

人工心肺による体外循環において送血流量を上げるべきなのはどれか。

1:脱血不良時
2:大動脈遮断時
3:大動脈遮断解除時
4:復温時
5:大動脈解離発生時

国試第22回午前:第74問

送血回路からの気泡の送り込み原因でないのはどれか。

1:貯血槽の貯血レベル低下
2:膜型人工肺ガス側圧力の上昇
3:動脈フィルタ内の気泡抜き不良
4:膜型人工肺へのガス供給停止
5:送血ポンプ流入部の採血ポート開放

国試第28回午後:第73問

人工心肺による体外循環中の操作で正しいのはどれか。

1:PaCO2 を下げるには人工肺に送入するガスの酸素濃度を高める。
2:速やかな加温のためには送血温を 4まで上昇させる。
3:脱血不良時には まで落差を大きくする。
4:チアノーゼ性心疾患の手術時には脱血量よりも送血量を少なくする。
5:人工心肺離脱開始時には最初に送血量を減少させる。

国試第25回午前:第71問

人工心肺の操作で誤っているのはどれか。

1:PaO2は吹送ガス濃度の増減で調整する。
2:至適灌流量で体外循環を開始する。
3:大動脈遮断時には一時的に送血流量を下げる。
4:心腔内圧の減圧はベント吸引によって行う。
5:離脱開始時には最初に脱血量を減少させる。

国試第26回午前:第74問

人工心肺中の溶血と関連するのはどれか。

a:細い送血カニューレ
b:細い脱血カニューレ
c:低体温
d:ベント用ポンプの回転不足
e:無血充填
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第16回午前:第26問

完全体外循環中、患者の循環系に空気が入る原因となり得るのはどれか。

a:左房ベントに陰圧がかかりすぎたとき
b:貯血槽に十分な血液がないとき
c:送血ポンプに逆流が生じたとき
d:術野の吸引が十分でないとき
e:脱血回路側に過度の陰圧がかかったとき
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第27回午前:第74問

人工心肺について正しいのはどれか。

1:落差脱血では少なくとも1m以上の落差を確保する。
2:吸引からの戻りが多い場合は脱血量よりも送血流量を増やす。
3:脱血不良時には脱血カニューレの挿入をできるだけ深くする。
4:脱血不良時には利尿剤を投与して尿量を増やす。
5:大動脈解離を認めたら送血流量を上げる。

国試第37回午前:第71問

人工心肺を用いた体外循環中の血液希釈法について正しいのはどれか。

a:末梢血管抵抗を低下させる。
b:代謝性アルカローシスを軽減する。
c:ヘマトクリット値30%を希釈下限の目安とする。
d:組織浮腫の原因となる。
e:溶血を軽減する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第37回午後:第73問

人工心肺を用いた体外循環時に大動脈解離が発生した場合の対応で誤っているのはどれか。

1:送血温を下げる。
2:送血圧を上げる。
3:真腔に送血カニューレを入れ直す。
4:上行大動脈の色調を確認する。
5:経食道心臓超音波検査を行う。

国試第2回午後:第37問

人工心肺による体外循環中の血液凝固時間はACT(activated clotting time)で何秒位に維持するのが適切か。

1:100~150秒
2:200~300秒
3:400~600秒
4:800~1000秒
5:1000~1200秒

国試第36回午前:第73問

人工心肺を用いた体外循環について正しいのはどれか。

1:.ヘパリンは送血管および脱血管の挿入が完了した後に投与する。
2:.ACT(活性化凝固時間)は150~250秒に維持する。 
3:目標とする至適灌流量が得られた状態を完全体外循環という。 
4:血液希釈限界はヘモグロビン10g/dLである。 
5:復温灌流中には送脱血温の温度較差を10℃以内とする。 

国試第2回午後:第42問

人工心肺の操作中に誤って空気を動脈内に送った場合の処置として正しいのはどれか。

a:送血ポンプを逆回転する。
b:送血ポンプを停止する。
c:患者の頭部を低くする。
d:逆行性の上大静脈送血をする。
e:患者の体温を上げる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第25回午後:第72問

完全体外循環中の灌流条件で適切でないのはどれか。

1:ヘモグロビン値:5g/dL
2:平均大動脈圧:70mmHg
3:中心静脈圧:3cmH2O
4:混合静脈血酸素飽和度:80%
5:全血活性化凝固時間:450秒

国試第17回午後:第50問

人工心肺による体外循環中に溶血の原因とならないのはどれか。

1:過度の吸引
2:送血カニューレにおけるジェットの形成
3:熱交換器における加熱のしすぎ
4:使用血液の血液型不適合
5:等張電解質溶液による過剰の血液希釈

ME2第31回午後:第11問

人工心肺について誤っているのはどれか。

1:静脈から脱血し、酸素加した血液を動脈に送る。
2:現在の人工肺の主流は気泡型人工肺である。
3:血液ポンプにはローラポンプと遠心ポンプがある。
4:出血を回収する吸引回路がある。
5:代謝を下げるために低体温にすることがある。

国試第2回午後:第39問

人工心肺による体外循環中に溶血の原因とならないのはどれか。

1:過度の吸引
2:送血カニューレにおけるjetの形成
3:熱交換器における加熱のし過ぎ
4:使用血液の血液型不適合
5:リンゲル液による過剰の血液希釈

国試第29回午後:第73問

貯血槽の血液レベルが急激に低下した。対応として正しいのはどれか。

a:脱血回路の確認
b:貯血槽に乳酸加リンゲル液を急速補液
c:一時的な送血流量低減
d:左房ベント挿入
e:血管収縮剤投与
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e