IABPで正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)
a: バル―ンに空気を出入りさせて拡張・収縮を行う。
b: バルーンを弓部大動脈内に留置する。
c: 正常心機能の50~60%の補助効果が得られる。
d: 高度の大動脈弁閉鎖不全症では禁忌である。
e: 拡張期圧を上昇させて冠血流量を増加させる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
IABP による合併症で誤っているのはどれか。
1: 腸管虚血
2: 大動脈解離
3: 血小板数の減少
4: 細菌感染
5: 急性心筋梗塞
補助人工心臓の適応として正しいのはどれか。
a: 人工心肺からの離脱困難
b: 開心術後の重症低心拍出状態
c: 心臓移植までの一時的循環維持
d: 重症呼吸不全
e: 急性肝不全
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
IABPについて正しいのはどれか。
a: バルーンは空気で膨らます。
b: 心臓の収縮期に収縮させる。
c: 心臓の拡張期に冠動脈血流量を増加させる。
d: 他の補助循環と併用されることはない。
e: 流量補助を目的とする補助循環である。
大動脈瘤について正しいのはどれか。(循環器学)
1: 手術は人工血管を用いたバイパス術が基本である。
2: 胸腹部大動脈瘤手術合併症の対麻痺は脳梗塞が原因である。
3: 解離性大動脈瘤は血管外膜の亀裂によって生じる。
4: 急性大動脈解離ではIABPが禁忌である。
5: 腎動脈下腹部大動脈瘤の手術には人工心肺装置が必要である。
人工心肺装置を用いるのはどれか。(体外循環装置)
a: 左心バイパス術
b: 大動脈内バルーンパンピング法(IABP)
c: 開心術
d: A-Cバイパス術
e: 胸部大動脈手術
大動脈バルーンパンピング(IABP)の効果について誤っているのはどれか。
1: 左室仕事量の軽減
2: 肺動脈楔入圧の上昇
3: 冠血流量の増加
4: 心筋酸素消費量の減少
5: 心臓の後負荷の軽減
誤っているのはどれか。
a: IABPは大動脈収縮期血圧を上昇するように駆動する。
b: 補助人工心臓は不全心のポンプ機能を代行する。
c: ECMOは膜型肺を用いた体外循環である。
d: PCPSは経皮的静動脈バイパスである。
e: HFVは呼吸補助を目的とした体外循環である。
1: 駆動ガスは炭酸ガスを用いる。
2: 観血式血圧モニタは不要である。
3: 不整脈のある患者には使用できない。
4: 電気メスの使用中は血圧同期に切り替える。
5: 患者搬送中は使用できない。
補助循環について正しいのはどれか。
1: IABPではバルーンを弓部大動脈に留置する。
2: PCPSは全身麻酔を必要とする。
3: PCPSは左心系の後負荷を軽減する。
4: 補助人工心臓は右心補助に用いられることが多い。
5: 補助人工心臓は左房脱血よりも左室脱血タイプが多い。
大動脈内バルーンパンピング法(IABP)により心拍出量が増大する機序について正しいのはどれか。
a: 心臓の後負荷の減少
b: 冠動脈血流量の増加
c: 左房圧の上昇
d: 動脈の収縮期圧の上昇
e: 中心静脈圧の上昇
大動脈バルーンパンピング(IABP)について正しいのはどれか。
a: 心臓の拡張期にバルーンを縮小させる。
b: 動脈圧波形をトリガーにしてバルーン作動はできない。
c: 心筋に対する後負荷が軽減される。
d: 心筋への酸素供袷が増加する。
e: 拡張期動脈圧の上昇がみられる。
IABPの離脱開始基準で正しいのはどれか。
a: 心係数2.35/min/m2以上
b: 収縮期動脈圧100mmHg以上
c: 肺動脈楔入圧18mmHg以下
d: 混合静脈血酸素飽和度50%以上
e: 心電図ST変化2mm以上
a: 心仕事量の減少
b: 心筋酸素消費量の軽減
c: 後負荷の増加
d: 大動脈基部拡張期圧の減少
e: 冠動脈血流量の増加
適切でない組合せはどれか。
a: 心室細動・・・・・・・・・ハイパーサーミア
b: 呼吸停止・・・・・・・・・除細動器
c: 心筋梗塞・・・・・・・・・大動脈内バルーンパンピング(IABP)
d: 房室ブロック・・・・・・心臓ペースメーカ
e: 空気塞栓・・・・・・・・・高(気)圧酸素療法
a: IABPではバルーンに圧縮空気を出入りさせて拡張・収縮を行う。
b: IABPでは正常心機能の50~60%の補助効果が得られる。
c: PCPSはPTCAの補助手段として用いられる。
d: 補助人工心臓では連続流型は拍動流型よりも小型のものが多 い。
e: 補助人工心臓では左室脱血よりも左房脱血の方が高流量を得 やすい。
大動脈内バルーンパンピング法(IABP)の適応はどれか。
1: 上行大動脈瘤破裂
2: 開心術後低心拍出量症候群
3: 出血性ショック
4: 心室細動
5: 大動脈弁閉鎖不全
a: バルーンを下行大動脈内に留置する。
b: 冠状動脈血流量を増加させる。
c: 心臓の拡張期にバルーンを収縮させる。
d: 成人には容積300mlのバルーンを用いる。
e: バルーンの収縮・拡張は心電図のR波に同期させて行う。
1: PCPSとの併用は禁忌である。
2: ベッドサイドで施行できない。
3: ACTは400秒以上で管理する。
4: 大動脈弁閉鎖不全症では禁忌である。
5: 心電図トリガではP波を使用する。
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