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第31回国試午前35問の類似問題

国試第5回午後:第18問

50Hz、実効値1Aの正弦波交流電流を流すときに正しいのはどれか。

1:100Ωの抵抗には実効値が約141Vの電圧が発生する。
2:1Fのコンデンサでは50Wの電力が消費される。
3:1Hのコイルには実効値が約314Vの電圧が発生する。
4:2Fのコンデンサに発生する電圧波形は100Hzの正弦波となる。
5:2Hのコイルに発生する電圧波形は25Hzの正弦波となる。

ME2第36回午後:第50問

電流刺激に対する人体の反応について正しいのはどれか。

1:体表面に電流が流れることによる電撃をミクロショックという。
2:心臓に直接0.1μAの商用交流電流が流れると心室細動が起こる。
3:流れる電流の電流密度が小さくなると熱傷の危険が生じる。
4:周波数500kHzにおける最小感知電流は約2μAである。
5:直流電流では電解質の電気分解により組織が損傷する危険がある。

国試第3回午後:第83問

 (JIS改訂により不適切化)誤っているのはどれか。

a:患者漏れ電流-3はB型機器の信号入出力部にのった電源電圧による患者漏れ電流である。
b:接地漏れ電流の許容値は、機器の型別を問わず同じ値である。
c:患者漏れ電流-2の測定は、危険なので熟練者が行うべきである。
d:患者漏れ電流-1の測定では、単一故障状態での測定も必要である。
e:CF形機器の外装漏れ電流の許容値は、正常状態、単一故障状態ともBF形の1/10である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第33回午前:第36問

除細動器について正しいのはどれか。

1:交流除細動方式が一般的である。
2:単相性波形が一般的である。
3:通電時間は 0.1?0.5 秒である。
4:4000 J 前後で体外通電する。
5:体内通電時の出力は体外通電時の 10?20 % 程度にする。

国試第10回午前:第84問

正常状態の漏れ電流について許容値を満たしているのはどれか。

a:B形機器の患者漏れ電流I:0.08mA
b:CF形機器の患者漏れ電流I:0.02mA
c:CF形機器の外装漏れ電流:0.15mA
d:BF形機器の接地漏れ電流:1.0mA
e:B形機器の直流患者測定電流:9.5μA
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午前:第73問

体外衝撃波結石破砕装置(ESWL)について正しいのはどれか。

a:微小爆発方式では音響レンズで衝撃波を収束させる。
b:圧電素子方式では圧電素子を球面状に配列してある。
c:電極放電方式では回転楕円体面反射で衝撃波を収束させる。
d:電極放電方式では真空中に置いた2本の電極の間で放電を行う。
e:電極放電方式では1ms程度の放電を行う。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午後:第89問

正しいのはどれか。

1:手に感じられない電流値でもミクロショックは起きる。
2:手に30mAの商用交流が流れても行動の自由は失われない。
3:人体は50~100Hzの交流に最も感じにくい。
4:心室細動を誘発するマクロショックとミクロショックの電流値の比は10,000:1である。
5:0.3mA程度の商用交流ではミクロショックを起こさない。

国試第15回午前:第85問

電気的安全性の測定について正しいのはどれか。

a:漏れ電流測定用電圧計の入力インピーダンスは100kΩ以上であればよい。
b:漏れ電流測定用電圧計の精度は誤差が10%以下であればよい。
c:測定用電源ボックスを用いて電源導線1本の断線を模擬できる。
d:漏れ電流の測定のためディジタルテスタを用いてもよい。
e:EPRシステムでは接地センターと金属物体間の電位差は20mV以下であればよい。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第29回午前:第48問

図の回路において、スイッチをa 側にして十分時間が経過した後、b 側に切換えた。正しいのはどれか。

29AM48-0
a:抵抗の最大電流値は100 mA である。
b:回路の時定数は0.1 s である。
c:コンデンサの両端電圧の最大値は5 V である。
d:コンデンサの両端電圧は指数関数的に増加する。
e:抵抗に流れる電流は指数関数的に減少する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第28回午後:第58問

漏れ電流の許容値について誤っているのはどれか。

1:CF形装着部の患者測定電流(交流)の正常状態の許容値は0.01mAである。
2:患者測定電流(直流)の正常状態の許容値はすべての形で0.01mAである。
3:B形装着部の患者漏れ電流Ⅰ(直流)の単一故障状態の許容値は0.05mAである。
4:CF形装着部の患者漏れ電流Ⅲは0.05mAである。
5:患者漏れ電流Ⅱの許容値は0.5mAである。

国試第15回午前:第74問

マイクロ波手術装置について正しいのはどれか。

a:周波数は5GHzである。
b:硬組織切開に用いる。
c:対極板は不要である。
d:組織中の水分に誘電熱を発生させる。
e:バイポーラ型針状電極を用いる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第31回午後:第44問

JIS T 0601-1で規定された漏れ電流測定用器具(MD)を用いて、スイッチを1側(RCフィルタが入った状態)にして、100kHzの漏れ電流が10mAある機器の漏れ電流を測ると、MDの電圧計はいくらを示すか。

1:1mV
2:10mV
3:100mV
4:1V
5:10V

国試第25回午後:第41問

医療機器の電気的安全測定について正しいのはどれか。

1:アナログテスタを用いた導通試験で表示される値が接地線抵抗 値となる。
2:クランプメータによる消費電流の測定は電源導線を2本挟んで測 定する。
3:漏れ電流測定に用いる電圧計の精度は10%以内である。
4:等電位接地設備の接地端子と測定点との間の電圧はmV以下である。
5:CF形装着部の患者漏れ電流Iでは、各患者リードを1点に接続した状態で測定する。

国試第31回午前:第39問

超音波凝固切開装置で誤っているのはどれか。

1:アクティブブレードは45~55kHzの周波数で振動する。
2:70~100°Cで組織中のタンパク質を凝固させる。
3:細い血管からの出血を止めることができる。
4:電気メスに比べて短時間で凝固切開が可能である。
5:内視鏡外科手術に用いられる。

国試第18回午前:第53問

心電計について正しいのはどれか。(生体計測装置学)

1:心電計の周波数帯域の上限は100kHzである。
2:分極電圧を大きくするためにAg-AgC1電極が用いられる。
3:差動増幅器はドリフトの影響を抑える効果がある。
4:校正電圧は標準感度で1mm/mVである。
5:標準の誘導方式として国際10/20法が用いられる。

国試第5回午後:第84問

クラスⅠ機器について正しいのはどれか。

1:接地漏れ電流は電源極性を切り換えて測定し、小さい方を漏れ電流とする。
2:外装漏れ電流は機器の外装と壁面接地端子間に測定器を挿入して測定する。
3:患者漏れ電流-1は患者装着部と外装との間に測定器を挿入して測定する。
4:患者漏れ電流-2はB形機器の信号入出力部に100Vをかけ、外装漏れ電流と同じように測定する。
5:患者漏れ電流-3はBF形、CF形機器の患者装着部に100Vをかけ、外装漏れ電流と同じように測定する。

ME2第37回午後:第20問

カテーテルアブレーションに用いないのはどれか。

1:高周波発生装置
2:電極カテーテル
3:対極板
4:カテーテル接続ケーブル
5:保護メガネ

ME2第40回午後:第43問

心電計の紙送り速さの確認で適切でないのはどれか。

1:商用交流雑音(ハム)を入力した。
2:1周期400msの矩形波を入力した。
3:120ppmに設定した体外式ペースメーカの信号を入力した。
4:点検者自身の心電図を入力した。
5:低周波発振器から10Hzの正弦波を入力した。

国試第20回午前:第80問

手術直後に電気メスが原因と思われる熱傷が発見された。とるべき処置として正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

a:ディスポーザブル対極板を回収しで保管した。
b:電気メス本体の高周波漏れ電流を測定した。
c:併用心電図モニタの患者漏れ電流Iを測定した。
d:原因究明が終るまで患者を手術室にとどめた。
e:患者の許可を得て熱傷部位の写真を撮った。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第29回午後:第52問

非接地配線方式について誤っているのはどれか。

1:絶縁変圧器の2次側電路は接地してはいけない。
2:2次側電路の定格電圧は単相2線式100Vでなければならない。
3:絶縁変圧器の2次巻線から1次巻線への漏れ電流の許容値は0.1mA以下である。
4:絶縁変圧器を用いることによってミクロショックを防止できる。
5:電源線の1線地絡事故に際しても他の医用電気機器に電力を供給することができる。