第30回国試午前15問の類似問題

国試第36回午後:第19問

ニューモシスチス肺炎について正しいのはどれか。 

a: 日和見感染症である。 

b: 病原体は寄生虫である。 

c: 胸部X線では無気肺を認める。 

d: マクロライド系抗菌薬が有効である。 

e: 血中b-D-グルカン値は診断に有用である。 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第34回午前:第16問

感染症とその原因との組合せで正しいのはどれか。

1: 足白癬          カンジダ

2: 風 疹          ヒト単純ヘルペスウイルス

3: 水 痘          EB ウイルス

4: はしか          麻疹ウイルス

5: 流行性耳下腺炎      ヒト乳頭腫ウイルス

国試第29回午後:第17問

尿路感染症について正しいのはどれか。

a: 単純性尿路感染症は男性に多い。

b: 単純性尿路感染症の原因菌としては大腸菌が多い。

c: 複雑性尿路感染症は高齢者に多い。

d: 膀胱炎のみでは発熱を伴わない。

e: 腎盂腎炎では原因菌が血液から移行する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午前:第21問

肺炎について正しいのはどれか。

a: カリニ肺炎はしばしば後天性免疫不全症候群(AIDS)に合併する。

b: マイコプラズマ肺炎は高齢者に多い。

c: ウイルスと細菌の混合感染性肺炎では抗生剤療法は行わない。

d: 嚥下性肺炎の主な起炎菌は嫌気性菌である

e: ウイルス性肺炎の診断は発病時の抗体価と2~3週後のそれとを比較する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午前:第13問

免疫について誤っているのはどれか。(臨床免疫学)

a: T細胞は末梢血リンパ球の約90%を占める。

b: ナチュラルキラー細胞は再感染した細菌を特異的に攻撃する。

c: 授乳によって母乳から抗体を受ける現象は自然免疫である。

d: 抗原に最初にさらされたときに生産される抗体はIgMである。

e: ワクチンは人為的な抗原の授与による能動免疫である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第17回午前:第49問

ペースメーカ感染症を生じる菌で最も頻度の高いのはどれか。

1: 表皮ブドウ球菌

2: メシチリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)

3: 結核菌

4: 緑膿菌

5: 肺炎球菌

国試第9回午前:第24問

ウイルスが病原になるのはどれか。

a: B型肝炎

b: 発疹チフス

c: オウム病

d: AIDS(後天性免疫不全症侯群)

e: 帯状疱疹

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第1回午前:第13問

正しいのはどれか。

a: コレラは三類感染症である。

b: インフルエンザは届出伝染病である。

c: 病院内で緑膿菌感染が発見されたら、保険所に届け出なければならない。

d: 病院内で血液に接触する可能性のある従事者にはB型肝炎ワクチン接種が法律により義務づけられている。

e: いわゆるAIDSウイルスは、性的接触がなければ感染しない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第26回午前:第16問

病原体と疾患との組合せで誤っているのはどれか。

1: ニューモシスチス・ジロベチ --------- 肺 炎

2: マイコプラズマ -------------------- 肺 炎

3: ロタウイルス ---------------------- 下痢症

4: クロストリジウム・ディフィシル -------- 偽膜性腸炎

5: ヒトパピローマウイルス ------------- 卵巣癌

国試第25回午前:第11問

マイコプラズマ肺炎について正しいのはどれか。

a: 飛沫によって感染する。

b: マクロライド系抗菌薬が第一選択である。

c: 肝機能障害を合併することがある。

d: 市中肺炎の起炎菌として最も頻度が高い。

e: 日和見感染症として発症する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第37回午前:第60問

誤っているのはどれか。

1: 滅菌とは微生物をすべて死滅させることである。

2: 消毒とは病原性を有する微生物の感染力を失わせることである。

3: グラム陽性菌にはグルタラールが有効である。

4: HIVにはポビドンヨードは無効である。

5: 消毒薬の中で生存できる微生物も存在する。

国試第12回午前:第3問

正しいのはどれか。

a: 我が国でのマラリアは外国で感染して持ち込まれる例が多い。

b: レジオネラ菌は空調用循環水槽で増殖しやすい。

c: ポリオワクチンの乳児への接種は避ける方がよい。

d: MRSAは在宅での感染が多い。

e: ヒト免疫不全ウイルス(HIV)は性的接触がなければ感染しない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第33回午前:第17問

真菌感染症はどれか。

a: マイコプラズマ肺炎

b: トラコーマ

c: 口腔カンジダ症

d: クリプトコッカス脳脊髄炎

e: 肺アスペルギルス症

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第28回午後:第16問

細菌感染症はどれか。

a: 破傷風

b: 流行性耳下腺炎

c: 麻疹

d: カンジダ症

e: ジフテリア

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第35回午後:第17問

グラム陰性菌はどれか。 

a: 綠膿菌 

b: 肺炎桿菌 

c: 破傷風菌 

d: ジフテリア菌 

e: 黄色ブドウ球菌 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午前:第22問

結核について正しいのはどれか。

a: ツベルクリン反応検査の判定は注射後12時間で行う。

b: ほとんど飛沫感染である。

c: 後天性免疫不全症候群(AIDS)患者は発症しやすい。

d: ガフキー号数は菌培養の結果によって決める。

e: 治療薬はペニシリンが第一選択である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午前:第16問

MRSAで正しいのはどれか。

a: グラム陰性球菌である。

b: 医療従事者は感染源となる。

c: 手洗いの励行は感染予防になる。

d: 肺炎の原因菌となる。

e: 健常者には常在しない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第34回午前:第19問

抗生物質投与後に細菌の異常繁殖が原因で起こるのはどれか。

1: 偽膜性腸炎

2: 過敏性腸炎

3: 潰瘍性大腸炎

4: 虚血性腸炎

5: クローン病

国試第25回午前:第23問

誤っているのはどれか。

1: 使用済み注射針はリキャップをして廃棄する。

2: 表皮ブドウ球菌は皮膚常在菌である。

3: 結核は空気感染する。

4: B型肝炎の抗体のない医療従事者はワクチン接種が望ましい。

5: ノロウイルスは食中毒の原因となる。

国試第23回午前:第15問

ブドウ球菌感染症で正しいのはどれか。

a: 院内感染で問題となる。

b: 食中毒の原因となる。

c: エンドトキシンショックの原因となる。

d: 健常者では検出されない。

e: バンコマイシンには耐性がない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e