第29回国試午後69問の類似問題

ME2第37回午後:第9問

人工心肺に用いる遠心ポンプについて正しいのはどれか。

1: コーン型は内部に羽根(車)をもつ。

2: 血液はポンプの外側から流入し、中心から吐出する。

3: ポンプ停止時には逆流を生じる。

4: ポンプの回転数と流量は比例関係である。

5: 後負荷に依存しない流量特性をもつ。

国試第2回午後:第35問

拍動型ポンプについて正しいのはどれか。

a: 装置を小型にすることができる。

b: 臓器・組織の血液循環がよい。

c: 無拍動に比べて太いカニューレを必要とする。

d: 長時間の体外循環に適している。

e: 流れが層流なので溶血が少ない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午前:第70問

人工心肺装置に用いる血液ポンプで誤っているのはどれか。(生体機能代行装置学)

a: ローラポンプは吸引回路に用いられる。

b: ローラポンプで駆出される血液量は回転数に正比例する。

c: ローラポンプは遠心ポンプよりも血液損傷が軽度である。

d: 遠心ポンプはチューブ圧閉度の調節が必要である。

e: 遠心ポンプは同じ回転数でも流量が後負荷によって変化する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第34回午後:第34問

人工心肺に用いる遠心ポンプについて正しいのはどれか。

1: 流量計は不要である。

2: 血圧が上昇すると流量が増加する。

3: ポンプを停止させると逆流が生じる。

4: ポンプの回転子は8000rpm程度で回転している。

5: 心筋保護液ポンプとして使用されている。

ME2第37回午後:第26問

人工心肺に用いる遠心ポンプについて正しいのはどれか。

1: 流量計は不要である。

2: 気泡を除くためにポンプを丹念にたたく。

3: ポンプを回してから送血側の鉗子を開く。

4: 気泡を誤送しない。

5: 吸引ポンプとして利用できる。

ME2第39回午後:第35問

人工心肺で用いるローラポンプについて正しいのはどれか。

1: チューブ内径とポンプ回転数の積で流量が計算できる。

2: 超音波式流量計が必要である。

3: オクルージョン調整では逆流が生じないようにかたく締める。

4: オクルージョンが弱いと溶血が生じる。

5: 流量は後負荷の影響を受けやすい。

ME2第37回午後:第10問

人工心肺に用いるローラポンプについて誤っているのはどれか。

1: 流量はポンプ出口側圧力の影響を受けない。

2: 回転数と流量は比例関係である。

3: 回路の閉塞によって異常な回路内圧が発生する。

4: ヘマトクリット値が異なっても流量は変化しない。

5: 常用回転数は毎分2000回転前後である。

ME2第34回午後:第5問

ローラポンプの特性について誤っているのはどれか。

1: 流量とポンプの回転数は比例関係である。

2: チューブの内径が大きくなると流量は増加する。

3: 後負荷が変化しても流量は変わらない。

4: 吸引ポンプとして使用することができる。

5: ポンプヘッドは磁気カップリングにより回転させる。

国試第8回午後:第40問

体外循環に用いられる血液ポンプについて誤っているのはどれか。

a: 遠心ポンプでは末梢血管抵抗により流量が変化する。

b: 遠心ポンプは拍動流型ポンプである。

c: ローラポンプには逆止弁が必要である。

d: ローラポンプではローラ回転速度により送血量を調節できる。

e: 大動脈バルーンパンピング(IABP)併用により定常流型ポンプで拍動流が得られる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第28回午前:第36問

輸液ポンプについて正しいのはどれか。

1: シリンジポンプには閉塞アラームがない。

2: シリンジポンプには気泡アラームがある。

3: 滴数制御方式は薬液の表面張力の影響を受ける。

4: 低流量の場合にはフィンガ式が良い。

5: 滴下センサには紫外線を用いる。

国試第36回午前:第36問

流量制御型(容積制御方式)の輸液ポンプについて正しいのはどれか。 

a: 輸液の成分による誤差は生じない。 

b: 汎用の輸液セットが使用できる。 

c: 滴下センサが必要である。 

d: 滴数制御型(滴下制御方式)に比べて流量のばらつきが大きい。 

e: 圧閉される部分のチューブ内径の変化で誤差が生じる。 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午後:第35問

輸液ポンプについて正しいのはどれか。

1: 低流量の場合にはシリンジ方式がよい。

2: シリンジ方式には気泡アラームがある。

3: 滴数制御方式は薬液の表面張力の影響を受けない。

4: 気泡を除去する際はドアを開けてからクレンメを閉じる。

5: サイフォニング現象はペリスタルティック方式で発生する。

ME2第40回午後:第5問

人工心肺に用いる遠心ポンプについて誤っているのはどれか。

1: 内部の回転体は磁気結合によってモーター駆動部と結合されている。

2: 多量の空気がポンプ内に流入すると血液の吐出が停止する。

3: ポンプが停止すると逆流を生じる。

4: 患者の血圧によらず一定の流量が得られる。

5: 血液の粘性が高くなると吐出量は低下する。

国試第31回午後:第34問

正しいのはどれか。

a: シリンジポンプは大量急速注入に適する。

b: シリンジポンプには気泡アラームがついている。

c: 輸液ポンプの滴下センサは赤外線を用いている。

d: 流量制御型輸液ポンプでは専用の輸液セットを用いる。

e: 携帯型ポンプには与圧注入方式がある。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午後:第50問

人工心肺ポンプのローラ圧迫調整について正しいのはどれか。

a: 弱すぎると回転数に対応した流量が出ない。

b: 弱すぎると気泡が発生する。

c: 弱すぎるとローラの偏芯が生じる。

d: 強すぎると流量が増加する。

e: 強すぎると回転ムラが起こる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第37回午後:第31問

PCPSについて誤っているのはどれか。

1: 流量は遠心ポンプの回転数で調整する。

2: 抗血栓処理された材料を使用する。

3: PaCO2が高い場合には酸素混合ガスの流量を上げる。

4: 遠心ポンプの位置が低いほうが血流量は上がる。

5: 空気の流入を防ぐため脱血回路からの採血を避ける。

国試第4回午後:第70問

輸液ポンプについて正しいのはどれか。

a: 輸液量の正確なコントロールのために必要である。

b: 警報機構は不必要である。

c: 感電防止にための動力源として炭酸ガスを使用する。

d: 乳児や新生児の輸液に適する。

e: 手術室用としては大量輸液もできるものが望ましい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第36回午後:第9問

図はある遠心ポンプを一定の回転数で駆動したときの流量-揚程(圧力差)特性を示したものである。このポンプが出口圧240mmHgに対して流量4L/minを駆出しているとき、ポンプ入口圧[mmHg]はいくらか。

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国試第5回午後:第70問

輸液ポンプについて誤っているのはどれか。

a: 正確な輸液量コントロールができる。

b: 警報機構は不必要である。

c: 感電防止のため動力源には酸素を使用する。

d: 成人患者の輸液だけに使用する。

e: 大量輸液も可能な機種が便利である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第40回午後:第34問

人工心肺に使用するローラポンプについて正しいのはどれか。

1: 単ローラ式が使用されている。

2: チューブの復元力が弱いと表示流量よりも実流量が増加する。

3: 血液の粘性により流量が変化する。

4: 吸引に使用する場合はチューブを完全圧閉にする。

5: チューブの圧閉度が弱いと流量が低下する。