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第28回国試午前82問の類似問題

国試第1回午前:第55問

円筒管内の流れについて誤っているのはどれか。

1:流れが遅いときは層流となる。
2:管の内径が大きいほど乱流となりやすい。
3:ある速度以上で乱流となるとき、その境界のレイノズル数を臨界レイノルズ数という。
4:臨界レイノルズ数はおよそ100である。
5:レイノルズ数は1000を超えることもある。

国試第9回午後:第74問

粘性率$1×10^{-3}Pa・s$の粘性流体が内径1cmのまっすぐな円筒管内を流速10cm/sで流れている。これと相似な流れはどれか。ただし、流体の密度はすべて等しいとする。

1:粘性率$1×10^{-3}Pa・s$,管内径2cm,流速20cm/s
2:粘性率$1×10^{-3}Pa・s$,管内径0.5cm,流速5cm/s
3:粘性率$2×10^{-3}Pa・s$,管内径0.5cm,流速10cm/s
4:粘性率$2×10^{-3}Pa・s$,管内径1cm,流速20cm/s
5:粘性率$2×10^{-3}Pa・s$,管内径2cm,流速20cm/s

ME2第29回午前:第25問

レイノルズ数について誤っているのはどれか。

1:単位はPa・sである。
2:レイノルズ数が等しい流れは相似的である。
3:臨界レイノルズ数を超えると流れが乱流になる。
4:流速が同じ場合、粘性の大きな流体では値が小さくなる。
5:流速が同じ場合、管の径が大きいほど値が大きくなる。

国試第4回午前:第53問

流体の運動について正しいのはどれか。

a:円管内の定常流では平均流速と円管断面積との積は場所によらず一定である。
b:粘性率がずり速度によって変化する流体をニュートン流体という。
c:臨界レイノルズ数を超えると粘性率はゼロとなる。
d:ベルヌーイの定理によれば動圧と静圧との和が流速に比例する。
e:粘性率が零の完全流体では流体が流れても力学的エネルギーは消費されない。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第33回午前:第26問

流体力学について誤っているのはどれか。

1:流体の粘性率の単位は〔Pa/s〕である。
2:乱流とは流れの流線が入り乱れている状態である。
3:レイノルズ数とは流れの状態を表わす無次元数である。
4:血液は非ニュートン流体である。
5:ベルヌーイの定理は粘性率が0の流体で成立する。

国試第21回午後:第76問

血液の流れについて正しいのはどれか。

a:細動脈では赤血球が中央に集まる。
b:非ニュートン性は血球成分によって引き起こされる。
c:ずり速度が遅くなると粘性率は減少する。
d:血管が細くて流速が小さいときはニュートン流体になる。
e:ヘマトクリット値が下がると粘性率は上昇する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第32回午後:第82問

流速l m/s の血流に生じる動圧[mmHg]のおよその値はどれか。

1:0.4
2:1
3:4
4:10
5:40

ME2第34回午前:第39問

レイノルズ数について誤っているのはどれか。

1:流体の粘性力に対する慣性力の比を表す。
2:細い流路の流れほど値は大きい。
3:無次元数である。
4:乱流では大きな値を示す。
5:流速が大きいほど値は大きい。

ME2第36回午前:第57問

生体組織の力学的性質について誤っているのはどれか。

1:血漿は非圧縮性流体である。
2:軟部組織は硬組織に比べヤング率が小さい。
3:軟部組織のポアソン比はおよそ0.5である。
4:大静脈でのレイノルズ数は上腕動脈でのレイノルズ数より小さい。
5:ヤング率が同じであれば、太い血管ほど脈波伝播速度は小さい。

国試第24回午後:第85問

正しいのはどれか。(生体物性材料工学)

a:血液は非ニュートン流体である。
b:毛細血管の流れは乱流である。
c:脈波伝搬速度は血管壁が軟らかいほど早い。
d:ポアズイユの式では流量は半径の2乗に比例する。
e:細い血管で赤血球が中央部に集中する現象をシグマ効果という。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第32回午前:第42問

安静時の血流についてレイノルズ数が最も小さくなる血管はどれか。

1:大動脈
2:肺動脈
3:小動脈
4:小静脈
5:大静脈

国試第33回午後:第82問

半径 R、長さ L の円管内を粘性率 n の液体が流量 Q で流れている。流れが定常な層流のとき、管の上流と下流の圧力差はどれか。

33-PM-82

国試第9回午後:第73問

ニュートン流体について正しいのはどれか。

a:粘性率μはずり速度に依存しない。
b:乱流や非定常流にはならない。
c:流れの状熊はレイノルズ数に依存しない。
d:流れても力学的エネルギーは消費されない。
e:流れる際に流体内部にずり応力を生じる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第28回午前:第56問

レイノルズ数が最も大きいのはどれか。

1:毛細血管の血流
2:下大静脈の血流
3:門脈の血流
4:上腕動脈の血流
5:上行大動脈の血流

ME2第37回午前:第56問

血液のレイノルズ数が最も大きいのはどれか。

1:大腿動脈
2:上行大動脈
3:腹部大動脈
4:細静脈
5:下大静脈

ME2第40回午前:第39問

流体の粘性について正しいのはどれか。

1:温度に依存しない。
2:ヘマトクリット値が高くなると血液の粘性率は増加する。
3:毛細血管を流れる血液はニュートン物体と見なせる。
4:水は完全流体(理想流体)である。
5:粘性率の単位はPa/sである。

国試第32回午後:第85問

正しいのはどれか。

1:粘性流体のずり速度のSI単位はm/sである。
2:生体軟組織のポアソン比はおよそ1.0である。
3:縦弾性率を表すヤング率の単位はPaである。
4:腱より筋のヤング率は大きい。
5:動脈血管の円周方向の最大変形は20%程度である。

国試第21回午後:第73問

円管内の流れについて正しいのはどれか。

1:流線が交差する流れを層流という。
2:ハーゲン・ポワゼイユの式は乱流で成立する。
3:乱流では流速分布が放物線状になる。
4:流体の粘性率が高くなるとレイノルズ数は大きくなる。
5:レイノルズ数は無次元数である。

国試第20回午後:第50問

一定の灌流圧で送血したときの流量について正しいのはどれか。(体外循環装置)

1:血液を希釈すると増加する。
2:低体温にすると増加する。
3:末梢血管抵抗が減少すると減少する。
4:小さな口径のカニューレを使うと増加する。
5:血液粘度が上昇すると増加する。

国試第27回午後:第87問

血管の物性および循環動態を表す指標で、その値が大きくなると脈波の伝搬速度が低下するのはどれか。

1:ヤング率
2:血管の厚さ
3:血管の内径
4:平均動脈圧
5:心拍数