第27回国試午後37問の類似問題

国試第33回午前:第40問

医療機器とその有害事象との組合せで適切でないのはどれか。

1: マイクロ波加温装置       キャビテーション

2: 熱希釈式心拍出量計       不整脈

3: 経皮的酸素分圧モニタ      水 疱

4: 電気メス            熱 傷

5: レーザメス           眼傷害

ME2第30回午前:第51問

超音波吸引装置について誤っているのはどれか。

1: 磁歪形素子にはニッケルが用いられる。

2: プローブ本体は蒸留水で冷卻する。

3: メス先振動の振幅は100~300μmである。

4: メス先の振動数は200~300kHzである。

5: 乳化・細分化された組織を吸引除去する。

ME2第36回午前:第47問

超音波吸引装置について正しいのはどれか。

1: 使用周波数は500kHz程度である。

2: 超音波発生にCdSe素子を用いる。

3: 術野洗浄用に蒸留水を用いる。

4: 超音波エネルギーの回収に対極板を使用する。

5: 実質性組織の破砕に適している。

国試第23回午後:第36問

超音波吸引手術装置について正しいのはどれか。

a: 50MHzの超音波振動を利用する。

b: 超音波エネルギーを集束させて切開する。

c: 先端は100~300μmの振幅で振動する。

d: 滅菌した生理食塩液を使用する。

e: 皮膚切開に多用する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第16回午前:第72問

電気メスについて正しいのはどれか。

1: 約100Hzの交流電流が生体に流れる。

2: バースト波は切開に用いる。

3: 凝固時の最大出力は約10kWである。

4: グロー放電を利用している。

5: ジュール熱を利用している。

ME2第37回午前:第51問

超音波凝固切開装置について誤っているのはどれか。

1: 発生するミストは感染性を持つことがある。

2: 電気メスに比べ周辺組織への熱損傷が少ない。

3: アクティブブレードのみのプローブ先端がある。

4: 長時間の使用でブレードが熱くなることがある。

5: 凝固組織の周辺が炭化する。

ME2第34回午後:第17問

バイポーラ型電気メスについて正しいのはどれか。

1: 対極板が必要である。

2: マイクロサージェリーに適している。

3: 出力の周波数はモノポーラ型の1/10程度である。

4: 腹腔鏡下手術には使えない。

5: 凝固には連続的な高周波電流を用いる。

国試第12回午前:第77問

エネルギーの人体作用について正しいのはどれか。

a: 1.5Tの超電導MRI検査で頭部に熱傷を起こす。

b: 43°Cの温熱の長時間曝露で低温熱傷が生じる。

c: 15W/cm2の超音波で細胞が破壊される。

d: 2.45GHz、0.5W/cm2の電磁波の照射部位で温度上昇が生じる。

e: 波長193nmの光照射によって深部組織に熱傷が生じる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第5回午後:第59問

適切でない組合せはどれか。

a: 人工ペースメーカ・・・・・・・高周波電流

b: 電気メス・・・・・・・・・・・・・・・低周波電流

c: レーザメス・・・・・・・・・・・・・光

d: 冷凍手術器・・・・・・・・・・・・熱

e: ネブライザ・・・・・・・・・・・・・超音波

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午前:第72問

マイクロ波治療器と関係があるのはどれか。

a: 誘導損失による組織発熱

b: 皮膚癌の治療

c: 肝臓手術中の熱凝固止血

d: 使用周波数40.68MHz

e: コイル型アプリケータ

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午後:第59問

除細動器について正しいのはどれか。

a: 最大出力エネルギーは約40J(ジュール)である。

b: コンデンサに蓄えたエネルギーを短時間に放出する。

c: 通電時間は数ミリ秒(ms)である。

d: 体外通電では術者はゴム手袋をはめてはならない。

e: 体外通電では電極部に熱傷は起きない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午後:第69問

超音波吸引器(CUSAなど)について正しいのはどれか。

1: ニッケル製トランスデューサが磁界の中で伸縮する性質を用いている。

2: プローブ自体は振動しない。

3: 除去したい組織を凝固して吸引する。

4: 発生する超音波は0.2kHz程度である。

5: 5. 微小血管でも凝固できない。

国試第11回午前:第68問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: 10cm2の対極板を使用すれば500Wの出力まで許容できる。

b: 一人の患者に同時に2台使用することもできる。

c: 高周波電流の周波数は0.3~5.0MHzである。

d: バースト波とは連続した正弦波である。

e: バイポーラ方式はモノポーラ方式より切開に適している。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第35回午前:第49問

電気メスについて誤っているのはどれか。

1: フローティング型でも分流熱傷は発生しうる。

2: バイポーラ電極を用いるとモニタ障害が避けられる。

3: 一人の患者に複数台の電気メスを使用できる。

4: ジュール熱を利用している。

5: 心臓ペースメーカのデマンド機能誤作動を誘発する可能性がある。

国試第29回午後:第33問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: 凝固出力は連続波である。

b: 点検用負荷抵抗には無誘導抵抗器が使用される。

c: 対極板面積の安全範囲は出力に依存する。

d: 静電結合型対極板の表面は絶縁されている。

e: スプレー凝固では雑音障害は発生しない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第27回午後:第36問

超音波吸引手術装置で誤っているのはどれか。

1: 20~kHz の超音波機械振動を利用する。

2: ハンドピース先端の振幅は100~350μmである。

3: 生理食塩液とともに細分化された組織片を吸引する。

4: 磁歪型振動子は冷却のために蒸留水を用いる。

5: 実質性組織を鋭利に切除できる。

国試第22回午前:第36問

超音波凝固切開装置で誤っているのはどれか。

1: 超音波振動を直接組織に与える。

2: 摩擦熱を利用する。

3: 組織温度は800°C前後になる。

4: 切開と凝固を同時に行える。

5: 内視鏡手術に使用できる。

国試第32回午前:第35問

電気メスについて正しいのはどれか。

1: 500MHzの高周波が用いられる。

2: 出力電力と必要な対極板面積は反比例する。

3: 純切開にはバースト波が用いられる。

4: 出力回路にはコンデンサが直列に挿入される。

5: 高周波接地は対極板側回路を抵抗により接地する。

国試第20回午前:第72問

超音波凝固切開装置について正しいのはどれか。(医用治療機器学)

a: 20~200kHzの超音波が使用される。

b: 摩擦による発熱で凝固切開する。

c: カテーテル操作で血管内に挿入する。

d: 組織の剥離には適さない。

e: 血管の凝固切離はできない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午前:第78問

エネルギーの生体作用について正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

1: 皮膚に対する熱作用効果は高周波電磁波の方が超音波より低い。

2: 生殖細胞に対する超音波の安全限界は10mW/cm2である。

3: 熱傷を起こす温度は患者短時間接触のとき、43°Cである。

4: 眼障害に対する高周波電磁波の安全限界は100mW /cm2である。

5: ミクロショックで心室細動を起こす低周波電流は10μAである。