第27回国試午後37問の類似問題

国試第8回午前:第72問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: 切開作用の原理はジュール・トムソン効果である。

b: 凝固には連続正弦波電流が適している。

c: 300kHz~5MHz程度の高周波電流が用いられる。

d: バイポーラ方式では対極板が不要である。

e: フローティング型は高周波分流に対して無効である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第23回午前:第40問

医療機器と問題点との組合せで適切でないのはどれか。

1: マイクロ波加温装置 ---------------- キャビテーション

2: 熱希釈式心拍出量計 --------------- 不整脈

3: 経皮的酸素分圧モニタ -------------- 水 痕

4: 電気メス -------------------------- 熱 傷

5: レーザメス ------------------------ 眼傷害

国試第10回午前:第78問

エネルギーの人体への作用について正しいのはどれか。

1: 400nm以下の波長の光を長時間浴びても障害を生じない。

2: 常伝導磁石による静磁場に30分間爆露されると発熱による障害を生じる。

3: 加熱作用を生じる超音波の強さはキャビテーションを生じるそれよりも大きい。

4: 温熱療法(ハイパーサーミア)では42.5°C以上で細胞致死効果が急激に高まる。

5: 細胞分裂が盛んな組織ほど放射線感受性は低い。

国試第11回午前:第65問

治療用物理エネルギーの特性で誤っているのはどれか。

1: マイクロ波照射で生体組織の誘電加温ができる。

2: 高周波電流に対しては神経の感受性が低い。

3: レーザ光は収束性に優れている。

4: 衝撃波は凸面反射板で収束する。

5: 高周波電流の通電で生体組織にジュール熱が発生する。

国試第7回午後:第64問

電気メスについて正しいのはどれか。

7PM64-0

a: 高周波電流を使用する。

b: ジュール熱で凝固や切開を行う。

c: 電流は対極板を通じて本体に環流する。

d: 図Aは切閉に使用される電流波形である。

e: 図Bは凝固に使用される電流波形である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第29回午前:第48問

超音波凝固切開装置について正しいのはどれか。

1: 使用周波数は5MHz程度である。

2: 超音波発生にピエゾ素子(電歪素子)を用いる。

3: 腹腔鏡下では用いられない。

4: 対極板を使用する。

5: 組織の温度を100℃以上に加熱する。

国試第20回午前:第66問

電気メスについて正しいのはどれか。(医用治療機器学)

1: 切開作用には断続波を用いる。

2: 対極板はアクティブ電極である。

3: フローティング形でも分流熱傷は発生する。

4: 神経・筋刺激低減のために出力回路にコイルを挿入している。

5: キャリブレーションには5Ωの負荷抵抗を用いる。

国試第34回午前:第34問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: バイポーラ電極は対極板が必要である。

b: 凝固にはバースト波を用いる。

c: 身体の部分同士の接触が分流熱傷の原因となる。

d: ペースメーカ障害の原因となる。

e: 出力電力の増加に伴い対極板の必要面積は減少する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午後:第78問

正しいのはどれか。

1: 熱伝導は固体にのみ認められる。

2: 体外循環における熱交換は主に熱対流による。

3: 熱対流は流体以外にも認められる。

4: 熱放射は電磁波の形で熱が伝わる。

5: 高温の物体ほど波長の長い電磁波を出す。

国試第33回午後:第32問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: 切開には連続正弦波が用いられる。

b: 対極板接触面積の増加は熱傷の原因である。

c: 出力回路には抵抗が挿入されている。

d: スプリット型対極板は接触インピーダンスを測定する。

e: バイポーラ電極は挟まれた部位を凝固する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第21回午前:第65問

治療機器と主作用との組合せで正しいのはどれか。

a: 低周波治療器 ---------- 神経・筋刺激

b: 電気メス ----------―--- ジュール熱

c: 赤外線コアギュレータ ―-- キャビテーション

d: レーザメス ―----------- 電離作用

e: マイクロ波手術装置 ―--- 誘電熱

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午前:第57問

正しい組合せはどれか。

a: 電子体温計 ―― 温度-抵抗変化

b: 熱電対温度計 ―― 金属膨張変化

c: サーモグラフ ―― マイクロ波放射

d: 深部体温計 ―― ペルチエ効果

e: 鼓膜温計 ―― 赤外放射

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午前:第67問

電気メスについて正しいのはどれか。(医用治療機器学)

a: 300kHz~5MHzの高周波を使用する。

b: モノポーラ出力では対極板が必要である。

c: 小児の場合は対極板を半分に切って使用する。

d: バイポーラ電極を使用すればモニタ障害が起こらない。

e: 対極板接地形では高周波分流が起こりやすい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第30回午後:第30問

体温計測について正しいのはどれか。

1: 電子体温計ではサーモパイルが使われる。

2: 耳用赤外線体温計は鼓膜からの熱伝導を利用している。

3: 耳用赤外線体温計には量子型検出器が使われる。

4: 深部体温計は熱流補償法を利用している。

5: 深部体温計の温度プローブにはCdSが使われる。

国試第6回午後:第56問

治療機器について正しいのはどれか。

a: 電磁波、熱、音波、放射線、機械力などのエネルギーを利用する。

b: 物理的エネルギーを利用するため副作用はない。

c: 生体内に伝達される物理的エネルギーの密度が大きいほど効果が大きい。

d: 主作用Mと副作用Sの比M/Sの小さいものを選ぶ。

e: 常に使用状態において適正な出力が得られるようにしておく。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第35回午後:第39問

医療機器とその有害事象との組合せで適切でないのはどれか。 

1: マイクロ波加溫装置キャビテーション 

2: 熱希釈式心拍出量計不整脈 

3: 経皮的酸素分圧モニタ水疱 

4: 電気メス熱傷 

5: レーザメス眼傷害 

国試第10回午前:第75問

超音波手術器について正しいのはどれか。

1: 使用周波数は1~10MHzである。

2: 磁歪型振動子としてニッケルが用いられる。

3: 電歪型振動子は強制冷却を必要とする。

4: 血管と周囲組織を共に細分化して破壊する。

5: 破砕した組織は蒸留水と共に吸引除去する。

国試第1回午後:第66問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: 切開の原理はジュール・トンプソン効果である。

b: 切開には連続正弦波の高周波電流が用いられる。

c: 凝固にはバースト波が用いられる。

d: 患者にマクロショックを起こす危険性はない。

e: 植込みペースメーカ使用の患者にはミクロショックを起こす危険性はない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第36回午前:第46問

超音波凝固切開装置について正しいのはどれか。

1: 組織の炭化に伴い煙が発生する。

2: 機械的振動によって組織を断裂させ切開する。

3: 凝固では組織温が300℃前後に達する。

4: ジュール熱により血管壁を収縮させ止血する。

5: 鋭利な切開に適している。

国試第31回午前:第34問

治療機器とエネルギーとの組合せで正しいのはどれか。

a: ガンマナイフ 粒子線

b: 温熱治療器 紫外線

c: マイクロ波治療器 電磁波

d: サイクロトロン 電子線

e: 高気圧酸素治療装置 陽 圧

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e