第26回国試午後74問の類似問題

国試第4回午後:第51問

血液透析の標準的な回路について誤っているのはどれか。

a: 抗凝固剤は血液ポンプを通過する前に注入される。

b: 動脈側ドリップチャンバを通過後の血液は透析器へ運ばれる。

c: 静脈側ドリップチャンバ内の圧は常にモニタされている。

d: 多人数用透析液供給装置でつくられた透析液はベッドサイドモニタに導かれる。

e: 透析器の中で血液と透析液は並流で流される。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第27回午後:第76問

血液透析液について正しいのはどれか。

1: ジギタリス服用患者ではカリウム濃度調整が必要である。

2: ナトリウム濃度が高いと低血圧を起こしやすい。

3: 糖尿病患者には無糖透析液を用いる。

4: 酢酸透析液は血管収縮を起こす。

5: 透析液はアルカリ化剤を含まない。

国試第2回午前:第25問

急性腎不全に対して透析を開始しなければならないのはどれか。

a: BUN 100mg/dL

b: 血清HCO3- 12mEq/L

c: 血清K+ 5mEq/L

d: 動脈血pH 7.35

e: 血清クレアチニン 8mg/dL

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第25回午前:第75問

ダイアライザで正しいのはどれか。

1: 限外濾過率は透水性を表す指標である。

2: クリアランスは血流量の影響を受けない。

3: ふるい係数が大きい溶質は膜透過しにくい。

4: 透析液は中空糸束の中心部ほど流れやすい。

5: 膜面積が大きいと不均衡症候群は起きにくい。

国試第19回午前:第28問

急性腎不全に対して透析を開始しなければならないのはどれか(腎臓・泌尿器学)

a: BUN 100mg/dl

b: 血清HCO3- 12mEq/l

c: 血清クレアチニン 8 mg/dl

d: 動脈血pH 7.35

e: 血清K+ 5mEq/l

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第3回午後:第44問

正しいのはどれか。

a: 限外濾過量は溶質のクリアランスと関係ない。

b: 溶質のクリアランスは血流量を超えない。

c: 同一ダイアライザを用いる場合、血流量の増加はクリアランスを増加させる。

d: 透析液圧は限外濾過圧に関係しない。

e: 除水量は血液量に比例して減少する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午後:第60問

市販血液透析液の組成と濃度との組合せで正しいのはどれか。(血液浄化装置)

a: ナトリウム 140mmol/L(mEq/L)

b: カリウム 2.0mmol/L(mEq/L)

c: ブドウ糖 150mg/dl

d: リ ン 4.0mg/dl

e: マグネシウム 1.5mmol/L(3.0mEq/L)

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午後:第67問

ブラッド(バスキュラー)アクセスについて正しいのはどれか。(人工腎臓装置)

a: 急性透析には皮下動静脈瘻が第1選択である。

b: 慢性透析には人工血管シャントが第1選択である。

c: 大腿静脈カテーテルは使用後ヘパリンを充填する。

d: 血液透析用としては流量が200ml/min程度必要である。

e: カフ付き静脈カテーテルを用いれば感染のリスクを回避できる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午前:第26問

健常人の腎臓について誤っているのはどれか。

a: 腎血流量は心拍出量の約1/4である。

b: 糸球体濾液量は尿量の約100倍である。

c: Na再吸収率は集合管で最も高値になる。

d: クレアチニン再吸収は近位尿細管で行われる。

e: 最終尿の尿素濃度は血漿中の濃度よりも高くなる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第36回午前:第78問

糖尿病を原疾患とする患者が血液透析を受けている。ドライウェイトは60kgであり、4時間で4Lの除水を行っている。開始時140/90mmHgであった血圧が、透析3時間後に80/50mmHgとなった。このときの対応として正しいのはどれか。 

1: 頭部挙上 

2: 除水速度増加 

3: 降圧薬の内服 

4: 透析液加温 

5: 生理食塩液の投与 

国試第2回午後:第49問

血症と酢酸透析液間の各成分濃度比較で誤っているのはどれか。

a: 血漿の総Ca濃度は透析液のそれとほぼ等しい。

b: 血漿のK+濃度は透析液のそれより高い。

c: 血漿のNa+濃度は透析液のそれとほぼ等しい。

d: 血漿のHCO3濃度は透析液のそれよりも高い。

e: 血漿のCH3COO濃度は透析液のそれとほぼ等しい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午前:第17問

正しいのはどれか。

a: 保存的療法が無効な急性腎不全には、なるべく早期に血液透析を施工する。

b: 外シャントの平均的な開存期間は約3ヶ月である。

c: 内シャントでは数ヶ月におよぶ長期透析は不可能である。

d: 緊急時のブラッドアクセツとして動、静脈の直接穿刺も行われる。

e: 血清クレアチニン値は慢性透析開始時の指標として大切である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第32回午後:第46問

血液透析施行中、常時監視すべき項目はどれか。

1: 抗凝固剤の濃度

2: 静脈側の回路内圧

3: 透析液のエンドトキシン濃度

4: 透析液の粘度

5: 消毒剤の残量

国試第21回午後:第65問

透析のモニタリングについて正しいのはどれか。

a: 透析液濃度は電導度で測定する。

b: スケルーベッドを除水速度の計測に用いる。

c: 透析器の漏血の検出には紫外線の減衰率を用いる。

d: 透析液の温度測定は1か所で行う。

e: コンソールには自動血圧計を組み込まなければならない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第36回午後:第78問

慢性維持血液透析の治療指標で無次元数はどれか。 

1: 除去量 

2: クリアスペース 

3: Kt/V 

4: タンパク異化率 

5: 腎相当クリアランス 

国試第24回午前:第78問

透析液の質を確保するために測定する項目はどれか。(生体機能代行装置学)

a: エンドトキシン濃度

b: 透析液ナトリウム濃度

c: 二酸化炭素分圧

d: IL-6濃度

e: 生菌数

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午前:第19問

ある物質について腎のクリアランスを知るのに必要なのはどれか。

a: その物質の血漿中濃度

b: その物質の尿中濃度

c: 尿量

d: 腎血漿流量

e: 糸球体濾過量

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第47問

血液透析液組成として正しい組合せはどれか。

1: カリウム―――――2.5mEq/l

2: リン―――――――5.0mg/dl

3: マグネシウム―――4.0mEq/l

4: 酢酸―――――――0.5mEq/l

5: ブドウ糖―――――400mg/dl

ME2第32回午後:第18問

維持透析で、尿素などの小分子溶質のクリアランスに最も強く影響を及ぼすのはどれか。

1: 血流量

2: 透析液流量

3: 除水速度

4: 膜面積

5: 透析時間

国試第3回午後:第45問

正しいのはどれか。

a: 血液濾過では急激な除水により不均衡症状が起こりやすい。

b: ある溶質のふるい計数が1である血液濾過器では、その溶質はまったく除去できない。

c: 血液濾過では後希釈法が現在広く用いられている。

d: ふるい計数0.5の溶質の血液濾過によるクリアランスは同一時間内の濾液量を超えない。

e: ECUMは血液濾過透析法の別名である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e