第26回国試午前41問の類似問題

国試第20回午前:第84問

電気的安全性点検方法について正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

a: 接地漏れ電流は電源プラグを正極性として最大値を測定値とする。

b: 絶縁外装の機器は外装漏れ電流を測定する必要がない。

c: B形装着部の患者漏れ電流IIIは測定する必要がない。

d: 患者測定電流は測定端子を装着部の2本のリード線につないで測定する。

e: 医用機器の定格電力は通常出力状態における平均消費電力である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午前:第81問

正しいのはどれか。

1: 外装漏れ電流は機器外装から機器の接地端子までの電流を測定する。

2: 患者漏れ電流Iは装着部から壁面接地端子までの電流を測定する。

3: 患者測定電流は内部電源機器の場合、測定する必要がない。

4: 内部電源機器の接地漏れ電流はクラスI機器と同じ方法で測定する。

5: 患者漏れ電流IIはF型装着部に電源電圧を加えて測定する。

国試第5回午後:第84問

クラスⅠ機器について正しいのはどれか。

1: 接地漏れ電流は電源極性を切り換えて測定し、小さい方を漏れ電流とする。

2: 外装漏れ電流は機器の外装と壁面接地端子間に測定器を挿入して測定する。

3: 患者漏れ電流-1は患者装着部と外装との間に測定器を挿入して測定する。

4: 患者漏れ電流-2はB形機器の信号入出力部に100Vをかけ、外装漏れ電流と同じように測定する。

5: 患者漏れ電流-3はBF形、CF形機器の患者装着部に100Vをかけ、外装漏れ電流と同じように測定する。

ME2第35回午後:第53問

各種医用電気機器の漏れ電流を測定した。JIS T 0601-1:1999の許容値を超えているのはどれか。

1: 単一故障状態での接地漏れ電流(一般機器):0.7mA

2: 正常状態での外装漏れ電流:0.4mA

3: 単一故障状態でのB形患者漏れ電流Ⅰ:0.3mA

4: 患者漏れ電流Ⅱ:0.8mA

5: BF形患者漏れ電流Ⅲ:1.0mA

ME2第29回午後:第49問

漏れ電流を測定した。誤っているのはどれか。

1: 電源プラグの極性を逆にして、患者漏れ電流Ⅲを測定した。

2: 電源導線の片側の断線を模擬して、接地漏れ電流を測定した。

3: 電極装着部と壁面アース間に測定器を入れて、患者漏れ電流Ⅰを測定した。

4: プラスチック外装機器の外装漏れ電流は金属箔を用いて測定した。

5: 保護接地線の断線を模擬して、接地漏れ電流を測定した。

国試第7回午後:第83問

漏れ電流の計測方法について誤っているのはどれか。

1: 患者漏れ電流-Iは患者装着部と壁面接地端子間で計測する。

2: 接地漏れ電流は保護接地線に測定回路を挿入して計測する。

3: 外装漏れ電流は外装の接地端子と大地との間に測定回路を挿入して計測する。

4: 患者漏れ電流-IIは信号入出力部に電源電圧を印加して計測する。

5: 患者漏れ電流-IIIは患者装着部に電源電圧を印加して計測する。

国試第15回午前:第84問

漏れ電流の計測方法について誤っているのはどれか。

1: 患者漏れ電流Iは患者装着部と壁面接地端子間で計測する。

2: 接地漏れ電流は保護接地線に測定回路を挿入して計測する。

3: 外装漏れ電流は外装の接地端子と大地との間に測定回路を挿入して計測する。

4: 患者漏れ電流IIは信号入出力部に電源電圧を印加して計測する。

5: 患者漏れ電流IIIは患者装着部に電源電圧を印加して計測する。

国試第23回午後:第39問

医療機器の電気的安全性点検方法について正しいのはどれか。

a: 保護接地線の被覆の色は緑と黄のしま模様である。

b: 接地漏れ電流は電源極性を切り換えて測定し大きい値をとる。

c: 着脱可能な電源コード内の保護接地線の抵抗値は0.2Ω以内である。

d: 患者漏れ電流Iの測定では患者装着部に100Vの電圧をかける。

e: 保護接地線の日常点検はテスタによる導通テストで十分である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午後:第85問

電気的安全性点検について正しいのはどれか。

a: 保護接地線の被覆の色は緑と黄の縞模様と決められている。

b: 接地漏れ電流は電源極性を切り替えて測定し大きい方をとる。

c: 着脱可能な電源コード内の保護接地線の抵抗値は、0.2Ω以内である。

d: 患者漏れ電流-1の測定では患者装着部に100Vの電圧をかける。

e: 保護接地線の日常点検はテスタによる導通テスト十分である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第21回午前:第81問

医用電気機器の電気的安全性点検方法について正しいのはどれか。

a: 電源プラグの電源受刃と機器外装との間の絶縁抵抗が1kΩ以上であれば正常と判定する。

b: クランプ式電流系で消費電流を測定するには電源コードを検出部に直接挟む。

c: 3Pプラグ機器アースピンと機器金属ケースとの間の抵抗は0.2Ω以下でなければならない。

d: 漏れ電流計測では電源極性を変えて大きい方をその機器の漏れ電流とする。

e: 漏れ電流計測機器の人体の模擬抵抗は10kΩである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午後:第83問

 (JIS改訂により不適切化)誤っているのはどれか。

a: 患者漏れ電流-3はB型機器の信号入出力部にのった電源電圧による患者漏れ電流である。

b: 接地漏れ電流の許容値は、機器の型別を問わず同じ値である。

c: 患者漏れ電流-2の測定は、危険なので熟練者が行うべきである。

d: 患者漏れ電流-1の測定では、単一故障状態での測定も必要である。

e: CF形機器の外装漏れ電流の許容値は、正常状態、単一故障状態ともBF形の1/10である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第31回午後:第59問

JIS T 0601-1で規定された医用電気機器で単一故障状態における漏れ電流の許容値について正しいのはどれか。

1: 接地漏れ電流では正常状態の5倍である。

2: 外装漏れ電流は接地漏れ電流の単一故障状態の5倍である。

3: 患者漏れ電流Ⅰでは正常状態の5倍である。

4: 患者漏れ電流Ⅱは患者漏れ電流Ⅰの単一故障状態の5倍である。

5: 患者漏れ電流Ⅲは患者測定電流の単一故障状態の5倍である。

ME2第29回午後:第54問

JIS T 0601-1で規定されている単一故障として正しいのはどれか。

1: クラスⅠ機器の保護接地線断線時の接地漏れ電流

2: クラスⅡ機器の強化絶縁破壊時の外装漏れ電流

3: 保護接地線断線時のCF形装着部の患者漏れ電流Ⅱ

4: 永久設置形のクラスⅠ機器の保護接地線断線時の外装漏れ電流

5: F形装着部に電源電圧が乗ったときの患者漏れ電流Ⅲ

国試第18回午前:第80問

正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

a: 外装漏れ電流は機器の外装から保接接地線へ流れる電流である。

b: インピーダンス式呼吸モニタで患者に流す電流は患者測定電流である。

c: 外部から装着部への電流の流入に対する保護にはF形絶縁装着部が有効である。

d: 取り外すのに工具を必要とするカバーに覆われた金属部分は接触可能金属部分である。

e: 強化絶縁は基礎絶縁と補強絶縁の二重の絶縁からなる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第38回午後:第52問

JIS T 0601-1:2012のB形装着部において規定されていないのはどれか。

1: 接地漏れ電流

2: 接触電流

3: 患者漏れ電流(患者接続部から大地へ流れる電流)

4: 患者漏れ電流(信号入出力部へ外部電圧を印加した場合の電流)

5: 患者漏れ電流(F形装着部の患者接続部へ外部電圧を印加した場合の電流)

国試第25回午後:第41問

医療機器の電気的安全測定について正しいのはどれか。

1: アナログテスタを用いた導通試験で表示される値が接地線抵抗 値となる。

2: クランプメータによる消費電流の測定は電源導線を2本挟んで測 定する。

3: 漏れ電流測定に用いる電圧計の精度は10%以内である。

4: 等電位接地設備の接地端子と測定点との間の電圧はmV以下である。

5: CF形装着部の患者漏れ電流Iでは、各患者リードを1点に接続した状態で測定する。

国試第20回午前:第83問

医用電気機器の漏れ電流について正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

1: 患者漏れ電流Iは装着部から患者を介して大地に流れる。

2: 患者漏れ電流IIはF形絶縁装着部に現れた電源電圧によって流れ る。

3: 患者漏れ電流IIIは信号入出力部に現れた電源電圧によって流れる。

4: 外装漏れ電流は装着部から機器外装に流れる。

5: 接地漏れ電流は患者を介して保護接地線に流れる。

国試第16回午前:第84問

保護接地線の抵抗の点検で誤っているのはどれか。

1: 導通試験は市販のテスタによって行う。

2: 現場では約1Aの電流を流して簡易的に測定してもよい。

3: JISでは規定の電流値を少なくとも5~10秒間流して測定することになっている。

4: 3Pプラグの機器のアースピンと機器の外装金属との間は0.22Ω以下である。

5: 保護接地線の両端に商用交流100Vを加えて測定する。

国試第15回午前:第85問

電気的安全性の測定について正しいのはどれか。

a: 漏れ電流測定用電圧計の入力インピーダンスは100kΩ以上であればよい。

b: 漏れ電流測定用電圧計の精度は誤差が10%以下であればよい。

c: 測定用電源ボックスを用いて電源導線1本の断線を模擬できる。

d: 漏れ電流の測定のためディジタルテスタを用いてもよい。

e: EPRシステムでは接地センターと金属物体間の電位差は20mV以下であればよい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午前:第41問

医用電気機器の漏れ電流の許容値で正しいのはどれか。

1: 接地漏れ電流の単一故障状態は正常状態の10倍である。

2: 外装漏れ電流は装着部の種類によらず正常状態で0.1mAである。

3: CF形装着部の患者漏れ電流-Iの交流値は直流値の10倍である。

4: 患者漏れ電流-IIはBF形装着部の単一故障状態で定義されている。

5: CF型装着部の患者漏れ電流-IIIは正常状態で0.01mAである。