第22回国試午後70問の類似問題

国試第23回午前:第71問

人工心肺使用中の生体側に起こる変化はどれか。

a: 血漿遊離ヘモグロビン濃度の低下

b: 血小板数の増加

c: リンパ球数の増加

d: 補体の活性化

e: 血糖値の増加

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第31回午前:第23問

集中治療における臓器機能代替療法で用いられるのはどれか。

a: 人工呼吸器

b: 血液浄化装置

c: スワンガンツカテーテル

d: 人工知能

e: 体外式膜型人工肺

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午後:第70問

人工心肺中の操作で誤っているのはどれか。(生体機能代行装置学)

1: PaCO2は吹送ガス流量の増減で調整できる。

2: ACTを400秒以上に維持する。

3: 復温は送脱血温の温度較差を10°C以内にする。

4: 大動脈遮断解除時は一時的に送血量を増加させる。

5: 離脱開始時は最初に脱血量を減少させる。

国試第33回午前:第71問

人工心肺による体外循環時に血中カリウム値の上昇を来すのはどれか。

a: 溶 血

b: 代謝性アルカローシス

c: インスリン投与

d: 低体温

e: 心筋保護液注入

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第24回午前:第71問

人工心肺による体外循環で正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)

a: 体温が低下するほど至適灌流量は増加する。

b: 血中インスリン濃度は上昇する。

c: 血液希釈によって酸素解離曲線は右方に偏位する。

d: 血中遊離ヘモグロビンが増加する。

e: 体温の低下によって血液粘ちょう度は上昇する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第23回午後:第67問

人工呼吸管理の目的について誤っているのはどれか。

1: 肺胞換気量の維持

2: 呼吸仕事量の軽減

3: ガス交換能の改善

4: 閉塞肺胞の開通

5: 機能的残気量の減少

国試第24回午後:第69問

人工心肺による体外循環で使用される薬剤について誤っている組合せはどれか。(生体機能代行装置学)

1: 乳酸加リンゲル 血液希釈

2: マニトール 浸透圧の調整

3: 重炭酸ナトリウム アルカローシスの補正

4: アルブミン 膠質浸透圧の保持

5: ヘパリン 血液凝固能の低下

国試第35回午前:第73問

人工心肺を用いた体外循環中の血液凝固系管理について正しいのはどれか。 

1: ワルファリン内服患者ではカニュレーション開始前のヘパリン投与は不要である。 

2: 完全体外循環中にACTが600秒以上になった場合には少量のプロタミンを投与する。 

3: 人工心肺離脱後のプロタミン投与時には心機能は良好であっても血圧低下に注意する。 

4: 人工心肺離脱後の送血カニューレの抜去はプロタミン投与後に行う。 

5: 人工心肺離脱後はプロタミン投与後も吸引ポンプで出血を回収し使用血液量の節減に努める。 

国試第27回午前:第70問

人工心肺による体外循環時に使用される薬剤について誤っている組合せはどれか。

a: マンニトール 浸透圧の調節

b: 乳酸加リンゲル 膠質浸透圧の保持

c: 炭酸水素ナトリウム アルカローシスの補正

d: ハプトグロビン製剤 高度溶血への対応

e: 塩化カルシウム 心収縮力の増強

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第13回午後:第54問

人工心肺について正しいのはどれか。

a: 希釈体外循環は腎不全防止に効果がある。

b: 希釈体外循環の希釈率は10~20%が妥当である。

c: 加温時には脱血温と熱交換器内血液温との差を20~25°Cに保つ。

d: 体外循環中はアシドーシスに傾く。

e: $ \mathrm{S}{\overline{v}}_{O_2} $(混合静脈血酸素飽和度)70%を目標に灌流量を設定する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第35回午前:第70問

人工心肺を用いた体外循環で正しいのはどれか。 

1: 左心補助の装置である。 

2: 回路を構成する装置はECMOと同じである。 

3: 開放回路型が主流である。 

4: 拍動流ポンプを必要とする。 

5: 使用限界は3時間である。 

ME2第39回午後:第34問

人工心肺による完全体外循環中の混合静脈血酸素飽和度に影響を与えないのはどれか。

1: 送血流量

2: 吹送ガスの酸素濃度

3: 体 温

4: ヘモグロビン濃度

5: 麻酔器の換気量

国試第31回午前:第40問

臨床工学技士の業務に含まれないのはどれか。

1: 動脈留置カテーテルからの採血

2: 人工呼吸器の運転条件の設定

3: 人工呼吸中の気管吸引による喀痰除去

4: 血液浄化装置の先端部の内シャントヘの穿刺

5: ペースメーカ植込み時のジェネレータと電極リードの接続

国試第32回午前:第72問

乳児の人工心肺について正しいのはどれか。

1: チアノーゼ性心疾患では非チアノーゼ性より灌流量を多く設定する。

2: 体表面積当たりの灌流量は成人例より少なく設定する。

3: 遠心ポンプの使用率は成人例より高い。

4: 無輸血手術は成人例より容易である。

5: 目標灌流圧は成人例より高く設定する。

国試第7回午後:第39問

人工心肺を用いた開心術において正しいのはどれか。

a: 通常の開心術には軽度~中等度の低体温が用いられる。

b: 血液希釈法の限界はへマトクリット値25%である。

c: 心停止液にはCa2+を用いる。

d: 心筋保護のために局所加温が行われる。

e: 回路に血液を全く充填しない方法がよく使用される。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第39回午後:第35問

人工心肺で用いるローラポンプについて正しいのはどれか。

1: チューブ内径とポンプ回転数の積で流量が計算できる。

2: 超音波式流量計が必要である。

3: オクルージョン調整では逆流が生じないようにかたく締める。

4: オクルージョンが弱いと溶血が生じる。

5: 流量は後負荷の影響を受けやすい。

ME2第40回午後:第5問

人工心肺に用いる遠心ポンプについて誤っているのはどれか。

1: 内部の回転体は磁気結合によってモーター駆動部と結合されている。

2: 多量の空気がポンプ内に流入すると血液の吐出が停止する。

3: ポンプが停止すると逆流を生じる。

4: 患者の血圧によらず一定の流量が得られる。

5: 血液の粘性が高くなると吐出量は低下する。

ME2第29回午後:第17問

経皮的心肺補助装置(PCPS)に必要ないのはどれか。

1: 遠心ポンプ

2: 模型人工肺

3: 血漿分離器

4: 酸素ブレンダ

5: 血流計

国試第6回午後:第30問

人工心肺の血液に及ぼす影響について正しいのはどれか。

a: 赤血球の損傷

b: 血漿遊離ヘモグロビン濃度の上昇

c: 血漿たんぱくの変性

d: ヘマトクリット値の上昇

e: 血液粘度の低下

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午前:第71問

成人の人工心肺の操作条件で適切でないのはどれか。

a: 送血量:2.4l/(min・m2)

b: 平均動脈圧:70mmHg

c: 静脈血酸素飽和度:70%

d: ACT:250秒

e: ヘモグロビン: 6.0g/dl

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e