第21回国試午後65問の類似問題

国試第4回午後:第44問

誤っているのはどれか。

a: 血液透析の原理は拡散と限外濾過である。

b: 透析器の溶質透過性は濾過係数で表される。

c: 透析器の透水性はクリアランスで表される。

d: 限外濾過率(ml/時/mmHg)は濾過係数(ml/時/m2/mmHg)×有効膜面積(m2)で計算される。

e: 体外循環血液量が増加すれば溶質除去率も増加する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第15回午後:第64問

腹膜透析について正しいのはどれか。

a: 生体膜による血液浄化法である。

b: 溶質除去は拡散による。

c: 除水は浸透圧差による。

d: 尿素クリアランスは一定である。

e: 腹腔内透析液量は一定である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第34回午前:第49問

パルスオキシメータについて正しいのはどれか。

1: 溶存酸素量を測定する。

2: 静脈血による吸収の変化を測定する。

3: 酸素化ヘモグロビンは赤外光より赤色光の吸収が大きい。

4: 光の検出にはLEDが用いられる。

5: 測定値に影響する要因として外光侵入がある。

ME2第38回午後:第13問

血液ガス測定について正しいのはどれか。

1: pHメータはガラス電極を使用する。

2: PO2電極はシリコンO2透過膜を使用する。

3: PCO2電極は酸化・還元反応を使用する。

4: 経皮的PO2電極は冷却して使用する。

5: PCO2電極はクラーク電極と呼ばれる。

国試第7回午後:第71問

パルスオキシメータについて正しいのはどれか。

1: 観血的静脈血酸素飽和度測定器

2: 非観血的動脈血酸素分圧測定器

3: 非観血的動脈血酸素飽和度測定器

4: 観血的動脈血酸素飽和度測定器

5: 観血的動脈血酸素分圧測定器

国試第34回午前:第79問

血液透析中に常時監視すべき項目はどれか。

a: 気泡混入

b: 血漿浸透圧

c: 透析液エンドトキシン濃度

d: 透析液圧

e: 漏 血

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第34回午後:第44問

血液透析装置の定期点検項目でないのはどれか。

1: 漏血検知器感度の確認

2: 気泡検知器の動作確認

3: ダイアライザの交換

4: エンドトキシンカットフィルタの交換

5: 血液ポンプのオクルージョン調整

国試第28回午後:第78問

血液透析中に血圧低下をしばしば認める患者への対応で誤っているのはどれか。

1: 体外限外濾過法(ECUM)を追加する。

2: 透析液ナトリウム濃度を増加させる。

3: 時間除水量を増加させる。

4: 透析液温度を低下させる。

5: 食事からのナトリウム摂取量を減少させる。

国試第17回午前:第58問

超音波ドプラ血液計について正しいのはどれか。

a: 連続波ドプラ法は距離分解能を有する。

b: パルスドプラ法は測定可能な速度に上限がある。

c: パルスドプラ法はサンプルボリューム内の速度成分を測定できる。

d: カラードプラ法は血流速度の2次元分布を測定できる。

e: カラードプラ法はエイリアシングが発生しない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午前:第56問

電磁血流計について正しいのはどれか。

a: 血流によって発生する電流を計測する。

b: 1心拍ごとの脈動血流量を測定できる。

c: 磁界が血流の方向と直角になるようにプローブを装着する。

d: カフ型プローブの内径は血管外径より約10%小さいものを使う。

e: カフ型プローブの電極は血液と接触させる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第13回午後:第38問

パルスオキシメータについて正しいのはどれか。

a: 紫外光を用いる。

b: 2波長で測定する。

c: 酸化ヘモグロビンと還元ヘモグロビンの吸光度の差を利用する。

d: プローブを手指に装着する。

e: 血流量を測定できる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第30回午前:第77問

透析監視項目の異常とその原因との組合せで誤っているのはどれか。

1: 漏血 ------------------------ 透析装置ヒータの故障

2: 空気誤入 -------------------- 補液ラインの閉鎖忘れ

3: 血液側回路内圧上昇 ---------- 血液凝固

4: 血液側回路内圧低下 ---------- 脱血不良

5: 透析液濃度異常 -------------- 電気伝導度計の故障

国試第11回午後:第59問

血液透析施行中、常時監視すべき項目はどれか。

a: 血液側への空気混入

b: 血清カリウム濃度

c: 回路内ヘマトクリット値

d: 静脈側回路内圧

e: 透析液側への漏血

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第29回午後:第1問

観血式血圧計について誤っているのはどれか。

1: トランスデューサにはストレインゲージが使用される。

2: 血圧アンプには高域通過フィルタが使用される。

3: 血圧アンプには血圧波形の歪みを補正する機能はない。

4: 連続した血圧モニタリングが可能である。

5: ゼロ調整は大気圧を血圧ゼロとするものである。

国試第8回午前:第60問

希釈法による血流量計測法について正しいのはどれか。

a: Fickの方法では肺から摂取される酸素を利用する。

b: 熱希釈法では加熱した生理食塩液が用いられる。

c: 血流量が変動しても平均血流量を正確に計測できる。

d: 指示薬が計測部位に到る途中で、一部消失しても計測精度に大きく影響しない。

e: 血流量を正確に計測するには指示薬が完全に撹絆される必要がある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第31回午後:第3問

観血式血圧計について誤っているのはどれか。

1: トランスデューサにストレインゲージが使用される。

2: 血圧アンプには低域遮断フィルタが使用される。

3: ダンピングデバイスは血圧波形の歪みを抑える装置である。

4: 連続した血圧モニタリングが可能である。

5: 血圧値のゼロを大気圧に合わせることをゼロバランス調整という。

ME2第30回午後:第25問

連続性ドプラ法について誤っているのはどれか。

1: 送信と受信を別々の素子で行う。

2: 反射体の位置を測定できない。

3: 速い血流の測定が可能である。

4: 流速計測から狭窄前後の圧較差を算出できる。

5: Bモードと重ねてリアルタイム表示が可能である。

国試第6回午後:第54問

正しいのはどれか。

a: 限外濾過量は溶質のクリアランスと関係がない。

b: 溶質のクリアランスは血流量を超えない。

c: 同一血液透析器を用いる場合、血流量の増加はクリアランスを増加させる。

d: 透析器圧は限外濾過圧に関係しない。

e: 除水量は血流量に比例して減少する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第23回午後:第28問

誤っているのはどれか。

1: 電磁血流計は電磁誘導を利用している。

2: 超音波ドブラ血流計は体表から計測できる。

3: 色素希釈法は心拍出量計測に利用される。

4: 熱希釈法による血流計測は体温変化を利用している。

5: レーザドプラ血流計は赤血球からの散乱光を利用している。

国試第25回午後:第5問

薬物血中濃度モニタリングの必要性が低いのはどれか。

1: 薬物の有効血中濃度の範囲が狭い。

2: 薬物の体内動態における個人差が大きい。

3: 薬物血中濃度の治療域と中毒域が大きく離れている。

4: 薬効と副作用が薬物の血中濃度とよく相関する。

5: 腎障害のある患者に薬物を投与する。