第21回国試午後58問の類似問題

ME2第37回午後:第29問

血液を体外に取り出さない血液浄化法はどれか。

1: 二重膜濾過血漿交換

2: 血液透析

3: 血液透析濾過

4: 腹膜透析

5: 免疫吸着

国試第15回午後:第58問

透析療法における物理化学的原理で誤っているのはどれか。

1: 拡散は溶質の濃度差を推進力とする。

2: 濾過は膜間圧力差を推進力とする。

3: 吸着は溶質と膜材質との相互作用による。

4: 半透膜はその孔径によって溶質分子をふるい分ける。

5: 溶質分子量が大きいほど拡散速度は大きい。

国試第27回午前:第75問

血液浄化について正しい組合せはどれか。

a: 血漿吸着 全血から分離した血球成分を吸着器に潅流する。

b: 血液濾過 全血から逆浸透膜を用いて濾液を除去する。

c: 細胞分離 血液中の細胞成分を除去する。

d: 直接血液吸着 全血を直接吸着器に潅流する。

e: 血液透析 膠質浸透圧差を利用して除去する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午後:第47問

血液透析の原理について正しいのはどれか。

a: 半透膜では一部の溶質成分は膜を透過できない。

b: 拡散の推進力は2液間の粘度差である。

c: 拡散速度は溶質の大きさに依存しない。

d: 限外濾過の推進力は膜間にかかる圧力差である。

e: 限外濾過によって一部の溶質も膜を通過する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第30回午前:第88問

生体内における物質の移動に関わる現象で誤っている組合せはどれか。

1: 腎糸球体での物質移動 ----------------- 拡散

2: 腎における水分の再吸収 --------------- 浸透

3: 毛細血管壁から血管外への水分移動 ----- 濾過

4: 興奮性膜の脱分極 --------------------- イオン流

5: 細胞内から細胞外への Na+ の移動 ------- 能動輸送

国試第5回午後:第49問

誤っているものはどれか。

1: 血液透析に用いられている物理的原理は拡散と限界濾過である。

2: 拡散移動の推進力は半透膜を介する溶液の濃度差である。

3: 拡散現象では溶媒だけが移動する。

4: 濾過の推進力は膜間にかかる圧力差である。

5: 半透膜による濾過を限界濾過と呼んでいる。

国試第9回午後:第66問

透析液を用いない血液浄化法はどれか。

a: 連続的血液濾過

b: 血液透析濾過

c: 間欠的腹膜透析

d: 血漿交換

e: 直接血液灌流

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第36回午前:第88問

生体内における物質の移動に関わる現象で正しい組合せはどれか。 

a: 腎臓における水分の再吸収拡散 

b: 腎糸球体での物質移動濾過 

c: 肺胞から血液への酸素の移動拡散 

d: 毛細血管壁から血管外への水分移動対流 

e: 細胞内から細胞外へのNa+の移動浸透 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午後:第51問

透析用希釈水の水処理法で適切でないのはどれか。

1: 限外濾過法

2: 逆浸透法

3: イオン交換法

4: 吸着法

5: 抽出法

国試第16回午後:第61問

透析液希釈水を作るときの水処理法はどれか。

a: 逆浸透

b: 吸着

c: 透析

d: 気泡分離

e: イオン交換

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第18回午後:第58問

血液濾過で濾過を駆動するのはどれか。(血液浄化装置)

1: 密度差

2: 濃度差

3: 浸透圧差

4: 速度差

5: 圧力差

国試第22回午後:第76問

血液浄化器の選択で正しいのはどれか。

1: 体外限外濾過法には透水性の低いものがよい。

2: 中・高分子量物質除去には高透水性膜がよい。

3: 再生セルロース膜は合成高分子膜より生体適合性が優れている。

4: 小児にはプライミング量が多い方がよい。

5: 導入初期では高効率血液浄化器がよい。

ME2第36回午前:第52問

血液浄化法について誤っているのはどれか。

1: 腹膜透析は中分子量物質の除去能力に優れている。

2: 血液透析は小分子量物質の除去能力に優れている。

3: 血液濾過は中・大分子量物質の除去能力に優れている。

4: 血液透析ではタンパク質の喪失が少ない。

5: 血液濾過は血漿浸透圧変化が生じやすい。

国試第7回午後:第48問

慢性腎不全の維持血液浄化法として用いられるのはどれか。

1: 血漿交換

2: LDL吸着

3: 直接血液灌流

4: 免疫吸着

5: 血液濾過

国試第35回午前:第88問

体表面からの熱放散でないのはどれか。 

1: 放射 

2: 散乱 

3: 伝導 

4: 対流 

5: 蒸散 

国試第8回午後:第59問

血液浄化療法について誤っているのはどれか。

1: 連続的腹膜透析は低分子量物質の除去能に優れている。

2: 血液濾過法は血液透析に比べて不均衡症侯群の発症は少ない。

3: 血液吸着療法は薬物の除去に有効である。

4: 血漿交換には中空糸型濾過器が最も多く用いられている。

5: 血漿交換療法は自己免疫疾患の治療に適用される。