第21回国試午前65問の類似問題

ME2第36回午前:第53問

電気メスについて正しいのはどれか。

1: 切開時より凝固時のほうが組織温度は高い。

2: メス先を高温にすることで組織を切開する。

3: メス先に組織炭化物が付着する。

4: 出力の測定にはディジタルマルチメータを使用する。

5: ラジオ波手術装置とは異なる周波数領域を用いている。

国試第27回午後:第37問

ハイパーサーミア装置について正しいのはどれか。

1: RF容量結合型加温では電極直径を小さくして深部加温を行う。

2: マイクロ波加温は全身加温に使われる。

3: 超音波加温は肺に対して使われる。

4: 電極のエッジ効果軽減にボーラスが使われる。

5: 組織内加温法は非侵襲的加温である。

国試第27回午後:第38問

医療機器と注意すべき傷害との組合せで正しいのはどれか。

1: 非観血式血圧モニタ 不整脈

2: パルスオキシメータ キャビテーション

3: 経皮的酸素分圧測定装置 熱 傷

4: レーザ手術装置 ミクロショック

5: 超音波吸引手術装置 紅 斑

国試第25回午後:第38問

ハイパーサーミアについて正しいのはどれか。

a: RF容量結合型加温法では電極直下の脂肪層をボーラスで冷却 する。

b: RF容量結合型加温法は深在性腫瘍の治療には適さない。

c: マイクロ波加温法は抵抗成分に発生するジュール熱を用いる。

d: 超音波加温法は超音波を患部に収束させて加温する。

e: 全身加温法は血液を体外循環させて全身を加温する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午前:第65問

装置と問題点との組合せで誤っているのはどれか。(医用治療機器学)

1: 超音波凝固切開装置 キャビテーション

2: 電気メス 電磁障害

3: 人工呼吸器 圧損傷

4: 心臓ペースメーカ 熱 傷

5: 高気圧治療装置 減圧症

国試第2回午後:第55問

医用治療器に使用されるエネルギーのうち、電磁波でないのはどれか。

a: RF(ラジオ周波数)波

b: マイクロ波

c: 超音波

d: 機械力

e: 光

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午前:第65問

治療機器について正しいのはどれか。

1: 物理的エネルギーを利用するものは副作用が生じることはない。

2: 主作用(効果)Mと副作用Sとの比M/Sの大きな物理的エネルギーを用いる。

3: 皮膚を介して伝達される物理的エネルギー密度は10W/cm2まで許される。

4: 治療余裕度が高ければ治療効果比は低い。

5: 使用後の保守・点検や出力校正は不要である。

国試第10回午前:第75問

超音波手術器について正しいのはどれか。

1: 使用周波数は1~10MHzである。

2: 磁歪型振動子としてニッケルが用いられる。

3: 電歪型振動子は強制冷却を必要とする。

4: 血管と周囲組織を共に細分化して破壊する。

5: 破砕した組織は蒸留水と共に吸引除去する。

国試第10回午前:第85問

機器と点検項目との組合せで適切なのはどれか。

a: 電気メス ―――――――- 対極板安全回路

b: 除細動器 ――――――― 出力エネルギー

c: 人工呼吸器 ―――――― 高周波漏れ電流

d: 輪液ポンプ ――――――- デマンド感度

e: 心電図モニタ―――――-- 時定数

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午前:第72問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: 切開作用の原理はジュール・トムソン効果である。

b: 凝固には連続正弦波電流が適している。

c: 300kHz~5MHz程度の高周波電流が用いられる。

d: バイポーラ方式では対極板が不要である。

e: フローティング型は高周波分流に対して無効である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第36回午前:第38問

ハイパーサーミアについて正しいのはどれか。 

a: RF誘電型加温法は深部病変の治療に適している。 

b: 超音波加温法は肺深部の加温に適している。 

c: マイクロ波加温法は脂肪層の発熱が大きい。 

d: 熱耐性予防のため24時間毎に治療する。 

e: 体外循環は全身加温法で用いる。 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第31回午前:第38問

治療用レーザ装置と適用との組合せで正しいのはどれか。

a: ArFエキシマレーザ(193nm) 近視矯正

b: CO2レーザ(10.6μm) 尿管結石破砕

c: Nd:YAGレーザ(1.064μm) 疼痛治療

d: 半導体レーザ(630~680nm) 光線力学療法

e: Dyeレーザ(585~630nm) あざ治療

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第29回午前:第50問

次の組合せで誤っているのはどれか。

1: 電気メスの搬送周波数 -- 400kHz

2: マイクロ波メスの周波数 -- 300MHz

3: 低温常圧型冷凍手術装置の冷却最低温度 -- -196℃

4: 超音波吸引手術装置の先端チップ振動振幅 -- 150μm

5: CO2レーザメスの発振波長 -- 10.6μm

国試第6回午後:第76問

正しい組み合わせはどれか。

a: 電気メスの高周波分流 ----------------- 熱的安全性

b: 膜型人工肺の材用劣化 ---------------- 機械的安全性

c: 医用ガスの誤用 ---------------------- 化学的安全性

d: 透析回路への気泡の混入 ―――――--- 生物学的安全性

e: レーザ光の目的物以外への照射 ------- 工学的安全性

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第18回午前:第67問

電気メスについて正しいのはどれか。(医用治療機器学)

a: 300kHz~5MHzの高周波を使用する。

b: モノポーラ出力では対極板が必要である。

c: 小児の場合は対極板を半分に切って使用する。

d: バイポーラ電極を使用すればモニタ障害が起こらない。

e: 対極板接地形では高周波分流が起こりやすい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第28回午前:第38問

正しい組合せはどれか。

a: Ar レーザ ------------- 網膜凝固

b: NYAG レーザ ------- 光線力学療法

c: CO2 レーザ ----------- 疹痛治療

d: Dye レーザ ----------- 凝固止血

e: ArF エキシマレーザ ---- 角膜切除

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午後:第63問

電気メスについて正しいのはどれか。

1: 高周波電流を使用する。

2: 電流による放射(輻射)熱を利用する。

3: 切開にはバースト波を使用する。

4: 凝固には連続正弦波を使用する。

5: 対極板は能動電極ともいう。

国試第34回午前:第38問

ハイパーサーミアについて正しいのはどれか。

a: 腫瘍組織の血流量は温度に比例して増加する。

b: マイクロ波加温は深部加温に適する。

c: 超音波加温はガスの多い臓器に適する。

d: 誘電型加温は脂肪層の発熱が大きい。

e: 誘電型装置の電極パッドには冷却水を灌流する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午前:第72問

温熱療法について正しいのはどれか。(医用治療機器学)

1: 癌組織の最適加温温度は38~39°Cである。

2: RF容量結合型では筋肉組織は脂肪組織より加温されやすい。

3: マイクロ波加温法では数+MHzまでの電磁波を使用する。

4: 前立腺肥大症の治療に超音波加温法は用いない。

5: RF容量結合型はマイクロ波加温法より透過深度が大きい。

国試第15回午前:第74問

マイクロ波手術装置について正しいのはどれか。

a: 周波数は5GHzである。

b: 硬組織切開に用いる。

c: 対極板は不要である。

d: 組織中の水分に誘電熱を発生させる。

e: バイポーラ型針状電極を用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e