第21回国試午前20問の類似問題

国試第35回午後:第13問

熱傷について誤っているのはどれか。 

1: I度熱傷は瘢痕を残さず治癒する。 

2: I度熱傷は水疱形成が特徴である。 

3: 熱傷性ショックは循環血液量減少性ショックである。 

4: III度の熱傷創は植皮による創閉鎖を行う。 

5: III度熱傷で生じた壊死創に対してはデブリードマンを行う。 

国試第6回午前:第12問

炎症に関して正しいのはどれか。

a: 急性炎症時の滲出は前毛細血管小動脈で起こる。

b: 特異性炎は変質性炎の特殊な型と定義される。

c: 増殖性炎では炎症巣の腐敗を伴うことが多い。

d: 劇症肝炎では炎症の他の病変が起こるより先に肝組織の壊死が見られる。

e: 3週間以上続いた炎症は通常、慢性炎症とされる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第34回午後:第10問

創傷治癒の過程について正しいのはどれか。

1: 炎症反応が始まると毛細血管の透過性は亢進する。

2: 出血に対しては好中球が凝集し止血する。

3: 上皮細胞は受傷直後に創部を覆いつくす。

4: 赤血球が肉芽を形成する。

5: 血管内皮細胞が壊死組織を貪食する。