第6回国試午前12問の類似問題

国試第9回午前:第12問

炎症に関して正しいのはどれか。

a: 紫外線は原因の一つである。

b: じん麻疹はアレルギー性の炎症である。

c: 組織の循環障害と滲出とを伴う。

d: 組織では細胞の萎縮が認められる。

e: 膿瘍は炎症後肉芽組織が増殖して生じる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第31回午後:第4問

急性炎症が慢性期に移行したことを示唆する所見はどれか。

1: 好中球の遊走

2: 血管透過性の亢進

3: 液性成分の滲出

4: 組織圧の上昇

5: 線維芽細胞の増殖

国試第29回午前:第5問

炎症の早期過程でみられないのはどれか。

1: 血管透過性の亢進

2: 白血球の遊出

3: 炎症性メディエータの放出

4: 血栓形成

5: 肉芽組織の構築

国試第34回午後:第10問

創傷治癒の過程について正しいのはどれか。

1: 炎症反応が始まると毛細血管の透過性は亢進する。

2: 出血に対しては好中球が凝集し止血する。

3: 上皮細胞は受傷直後に創部を覆いつくす。

4: 赤血球が肉芽を形成する。

5: 血管内皮細胞が壊死組織を貪食する。

国試第10回午前:第33問

正しいのはどれか。

a: A型肝炎は慢性肝炎の原因となる。

b: B型肝炎は血液を介して感染する。

c: C型肝炎は慢性化しやすい。

d: 我が国の肝細胞癌の大多数はC型もしくはB型肝炎を合併している。

e: 成人の急性B型肝炎の過半数は慢性化する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第5回午前:第37問

正しいのはどれか。

a: 慢性肝炎は肝硬変に移行することはない。

b: 劇症肝炎では血漿交換は無効である。

c: A型肝炎ウイルスはRNA型ウイルスである。

d: B型肝炎には保ウイルス者(carrier)が存在する。

e: C型肝炎は非経口的に感染する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第27問

正しいのはどれか。

a: 慢性肝炎は肝硬変に移行することはない。

b: 劇症肝炎では血漿交換は無効である。

c: A型肝炎ウイルスはRAN型ウイルスである。

d: B型肝炎には保ウイルス者(carrier)が存在する。

e: C型肝炎は非経口的に感染する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第13回午前:第11問

炎症の局所現象で誤っているのはどれか。

1: 血流量の増加

2: 知覚神経刺激の増加

3: 熱産生の増加

4: 血管透過性の低下

5: 遊走細胞の集結

国試第6回午前:第26問

浮腫について正しいのはどれか。

a: 細胞内液が異常に増加した状態をいう。

b: 血液の膠質浸透圧上昇で起こる。

c: 血管内水分の血管外漏出や滲出で起こる。

d: 急性糸球体腎炎で認められる。

e: ネフローゼ症候群で認められる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第35回午前:第21問

急性膵炎について誤っているのはどれか。 

1: 膵組織が自己消化される病態である。 

2: 発症原因として胆石がある。 

3: 血清アミラーゼ値が上昇する。 

4: 画像検査で膵臓の萎縮を認める。 

5: 重症例には持続的血液濾過透析を行う。 

国試第13回午前:第37問

正しいのはどれか。

a: 胆嚢炎の多くは胆石を合併する。

b: 急性肝炎はエックス線CTで診断する。

c: 我が国の肝癌の多くはB型肝炎ウイルスの持続感染が原因である。

d: 膵癌の多くは黄疸をきたす。

e: がんによる死亡者の半数以上は消化器系である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第26回午後:第10問

創傷治癒の過程で正しい順番はどれか。

1: 炎症期 → 止血期 → 成熟改変期 → 増殖期

2: 止血期 → 炎症期 → 増殖期 → 成熟改変期

3: 炎症期 → 止血期 → 増殖期 → 成熟改変期

4: 止血期 → 増殖期 → 炎症期 → 成熟改変期

5: 炎症期 → 成熟改変期 → 止血期 → 増殖期

国試第2回午前:第37問

正しいものはどれか。

a: 急性ウイルス肝炎は、A型、B型及び非A非B(NANB)型の3型に区別されている。

b: 胆嚢癌に胆石を伴うことはきわめてまれである。

c: 急性膵炎の診断にCT検査は有用でない。

d: 腸閉塞は外科的手術療法のみにより治療される。

e: 肝細胞癌は門脈圧亢進の原因の一つである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午前:第36問

正しいのはどれか。(消化器学)

a: A型肝炎は経口感染が多い。

b: C型肝炎は血液感染が多い

c: A型肝炎は慢性化しやすい。

d: C型肝炎は通常慢性化しない。

e: HBS抗体陽性者ではB型肝炎の再感染はない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午前:第7問

がんについて誤っているのはどれか。

1: C型肝炎患者では肝臓癌の発生する頻度が高い。

2: 子宮癌の早期発見には細胞診が有効である。

3: 過度の紫外線照射は皮膚癌の原因となる。

4: 乳癌の5年生存率は15%以下である。

5: 白血病は血液細胞の悪性腫瘍である。

国試第21回午前:第20問

熱傷について正しいのはどれか。

a: 第I度熱傷は水疱形成が特徴である。

b: 第II度熱傷は皮膚全層の壊死と伴う。

c: 熱傷性ショックでは血管透過性が低下する。

d: 合併症として出血性胃十二指腸潰瘍がある。

e: 熱傷面積(%)が同じでも小児の方が成人よりも重症である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第30回午前:第15問

病原微生物に関して正しいのはどれか。

1: 髄膜炎菌はグラム陽性球菌である。

2: 発疹チフスはウイルス感染によって発症する。

3: 成人T細胞性白血病は東日本に多い。

4: マイコプラズマは細胞壁をもたない。

5: 腸炎ビブリオの潜伏期間は約120時間である。

国試第16回午前:第36問

正しいのはどれか。

a: サイトメガロウイルスに急性肝炎を起こす。

b: B型肝炎はワクチンで予防が可能である。

c: C型肝炎は肝硬変に移行しやすい。

d: 肝硬変は女性に多い。

e: 胆石を合併する胆嚢炎はまれである。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第2回午前:第16問

病変とその分類との組合せで誤っているのはどれか。

1: 心筋梗塞・・・・・・・・・・・・・循環障害

2: アルツハイマー病・・・・・・受身の病変

3: バセドウ病・・・・・・・・・・・・進行性病変

4: 白血病・・・・・・・・・・・・・・・炎症

5: 悪性リンパ腫・・・・・・・・・・腫瘍

国試第29回午前:第16問

肝炎ウイルスについて正しいのはどれか。

a: A 型肝炎は魚介類などを介して経口感染する。

b: B 型肝炎は急性化することはない。

c: C 型肝炎対策でワクチン接種が実施されている。

d: C 型肝炎は血液、精液などを介して感染する。

e: C 型肝炎ウイルスは肝臓癌の発生原因となる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e