第19回国試午後48問の類似問題

国試第28回午前:第72問

遠心ポンプの操作で正しいのはどれか。

a: 離脱前の低流量時には回転数による流量制御が困難である。

b: 誤って空気を体内に送り込むことはない。

c: 人工心肺運転中の送血回路の遮断は禁忌である。

d: 冷却時に流量を維持するには回転数をあげる必要がある。

e: 人工心肺停止時には送血回路を釦子で遮断し血液逆流を防ぐ。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第18回午後:第50問

人工心肺のカニューレについて誤っているのはどれか。(体外循環装置)

1: 血流に対する抵抗を小さくするためには小さな口径が望ましい。

2: 充填血液量を少なくするためには小さな口径が有利である。

3: 拍動流ポンプでは大きな口径のカニューレが必要である。

4: 送血カニューレが細すぎると先端部でキャビテーションを生じる可能性がある。

5: 送血カニューレが太すぎると動脈壁を損傷する。

ME2第34回午後:第34問

人工心肺に用いる遠心ポンプについて正しいのはどれか。

1: 流量計は不要である。

2: 血圧が上昇すると流量が増加する。

3: ポンプを停止させると逆流が生じる。

4: ポンプの回転子は8000rpm程度で回転している。

5: 心筋保護液ポンプとして使用されている。

ME2第38回午後:第20問

人工心肺用ローラポンプについて正しいのはどれか。

1: 後負荷の変動で流量が変化する。

2: 血液の希釈により流量が変化する。

3: 吸引ポンプとしては使えない。

4: チューブの復元力は流量に影響しない。

5: 回転数と流量は比例する。

ME2第37回午後:第26問

人工心肺に用いる遠心ポンプについて正しいのはどれか。

1: 流量計は不要である。

2: 気泡を除くためにポンプを丹念にたたく。

3: ポンプを回してから送血側の鉗子を開く。

4: 気泡を誤送しない。

5: 吸引ポンプとして利用できる。

国試第34回午前:第69問

正しいのはどれか。

a: ローラポンプは回転数と流量が比例する。

b: ローラポンプは溶血の原因とならない。

c: 遠心ポンプは流量計を必要としない。

d: 遠心ポンプは容積型ポンプである。

e: 遠心ポンプは回路破裂の危険がない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第15回午後:第47問

遠心ポンプの特徴として正しいのはどれか。

a: 送血量は末梢血管抵抗の影響を受けて変化する。

b: 送血量は血液の粘性の影響を受けて変化する。

c: 空気を体内に送り込む危険性が少ない。

d: 回転数から正確に流量を算出できる。

e: 回転が停止しても逆流は生じない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第57問

体外循環用ローラポンプについて誤っているのほどれか。

a: 圧閉度を完全圧閉にして用いる。

b: 圧閉度試験では2mの水位に対する漏れ流量を計測する。

c: 不完全圧閉は逆流の原因となる。

d: 心臓手術のためには2台以上のポンプが必要である。

e: 拍動流ポンプとして使用することも可能である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午後:第40問

ローラ型ポンプについて誤っているのはどれか。

1: 弁が不可欠である。

2: IABPと組み合わせて拍動流が得られる。

3: 回転と休止とを繰り返して拍動流が得られる。

4: 血液成分の損傷が軽度である。

5: オクルージョン調整が必要である。

ME2第39回午後:第35問

人工心肺で用いるローラポンプについて正しいのはどれか。

1: チューブ内径とポンプ回転数の積で流量が計算できる。

2: 超音波式流量計が必要である。

3: オクルージョン調整では逆流が生じないようにかたく締める。

4: オクルージョンが弱いと溶血が生じる。

5: 流量は後負荷の影響を受けやすい。

国試第21回午後:第47問

遠心ポンプについて正しいのはどれか。

a: 空気を体内に送り込む危険性が少ない。

b: 吸引ポンプとして使用できる。

c: 流量を回転数とチューブ内径から算出できる。

d: チューブ圧閉度の調整が必要である。

e: 後負荷の変動によって流量が変化する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第28回午後:第11問

人工心肺のローラポンプについて誤っているのはどれか。

1: 構造が単純である。

2: 流量計がいらない。

3: 血圧の変動で流量が変化する。

4: オクルージョンの調整が必要である。

5: 弁機構がいらない。

ME2第37回午後:第10問

人工心肺に用いるローラポンプについて誤っているのはどれか。

1: 流量はポンプ出口側圧力の影響を受けない。

2: 回転数と流量は比例関係である。

3: 回路の閉塞によって異常な回路内圧が発生する。

4: ヘマトクリット値が異なっても流量は変化しない。

5: 常用回転数は毎分2000回転前後である。

ME2第37回午後:第30問

人工心肺について誤っているのはどれか。

1: ローラポンプは圧閉度を調整する。

2: 体外循環開始前にプロタミンを投与する。

3: 送血カニューレは大動脈に挿入する。

4: 体外循環開始時に酸素の吹送を開始する。

5: 大動脈を遮断してから心筋保護液を注入する。

国試第34回午後:第72問

人工心肺を用いた体外循環で正しいのはどれか。

1: 開始時には、まず脱血カニューレ、続いて送血カニューレを挿入する。

2: 大動脈遮断時には、一時的に送血流量を増加させる。

3: 大動脈遮断解除時には、一時的に送血流量を増加させる。

4: 遠心ポンプを用いる場合、復温時には、同一回転数でも流量が増加する。

5: 人工心肺停止時には、脱血側回路をクランプしてから回転を止める。

ME2第32回午後:第19問

補助人工心臓に使用されない血液ポンプはどれか。

1: 軸流ポンプ

2: 遠心ポンプ

3: ローラポンプ

4: 空気駆動式拍動ポンプ

5: 機械駆動式拍動ポンプ

国試第32回午前:第69問

血液ポンプのうち拍動流型はどれか。

a: サック型

b: ダイアフラム型

c: ローラポンプ型

d: 直線流路型

e: コーン型

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第35回午後:第68問

拍動型ポンプはどれか。 

a: 大動脈バルーンポンプ 

b: 軸流ポンプ 

c: ローラポンプ 

d: 遠心ポンプ 

e: 空気圧駆動式補助人工心臓 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第24回午後:第35問

輸液ポンプで正しいのはどれか。(医用治療機器淳)

1: フィンガポンプはローラポンプに比べて高流量が得られる。

2: 輸液コントローラはペリスタルティック方式の一つである。

3: 輸液ポンプの精度は設定値に対して誤差が±2%以内と規定されている。

4: 気泡検出には赤外線を用いる。

5: 滴下センサの光が滴下口やe液面で遮られないようにする。

ME2第37回午後:第31問

PCPSについて誤っているのはどれか。

1: 流量は遠心ポンプの回転数で調整する。

2: 抗血栓処理された材料を使用する。

3: PaCO2が高い場合には酸素混合ガスの流量を上げる。

4: 遠心ポンプの位置が低いほうが血流量は上がる。

5: 空気の流入を防ぐため脱血回路からの採血を避ける。