交流回路で正しいのはどれか。
1: インダクタンスLは電圧に対して電流の位相を90°進ませる作用がある。
2: 容量Cのリアクタンスの大きさは周波数に比例する。
3: 電流の流れにくさはインピーダンスによって表現される。
4: 電流の流れやすさはリアクタンスによって表現される。
5: 平均電力は電圧実効値と電流実効値とをかけたものに常に等しい。
信号源の電圧Vbを図の増幅回路(増幅度K)で計測する。出力 VO ≒ KVbとなる条件はどれか。ただし、増幅回路の入力抵抗をRin、信号源の内部抵抗をRb、リード線の抵抗をReとする。
1: Rin ≪ (Rb + Re)
2: Rin = (Rb + Re)
3: Rin ≫ (Rb + Re)
4: Rb ≫ (Rin + Re)
5: Re ≫ (Rin + Rb)
正しいのはどれか。
1: ベース接地は高入力インピーダンスが必要な場合に使われる。
2: 電界効果トランジスタ(FET)は低入力インピーダンス回路の入力段に用いられる。
3: トランジスタのコレクタ電流はベース電流とほぼ等しい。
4: n型半導体の多数キャリアは電子である。
5: p型半導体の多数キャリアは陽子である。
図の回路が共振状態にあるとき正しいのはどれか。
1: Rの抵抗値を2倍にすると、回路の全インピーダンスは4倍になる
2: Cの静電容量を2倍にすると、回路の全インピーダンスは1/2倍になる
3: Lのインダクタンスを2倍にすると、回路のアドミタンスは1/4倍になる
4: Cの静電容量を4倍にすると、共振周波数は1/2倍になる
5: Rの抵抗値を4倍にすると共振周波数は2倍になる
図の回路において、V1.0Vのとき、抵抗Rに流れる電流は10μAであった。この回路の利得[dB]はどれか。ただし、Aは理想演算増幅器とし、10g102=0.3とする。
1: 0
2: 6
3: 12
4: 26
5: 40
トランジスタについて正しいのはどれか。
a: インピーダンス変換回路はエミッタホロワで作ることができる。
b: FETはバイポーラトランジスタより高入力インピーダンスの回路を実現できる。
c: バイポーラトランジスタは2端子素子である。
d: FETは入力電流で出力電流を制御する素子である。
e: MOSFETのゲートはpn接合で作られる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
電源回路について誤っているのはどれか。
1: リップル率は全波整流回路の方が半波整流回路より小さい。
2: 回路構成は定電圧回路を平滑回路の前に置く。
3: 平滑回路はコンデンサの充放電を利用して交流成分を取り除く。
4: 定電圧回路にはツェナーダイオードが用いられる。
5: 出力電圧の変動は入力電圧と出力電流との変動により起こる。
生体電気信号増幅器に求められる条件はどれか。
a: 入力インピーダンスが小さい。
b: 入力換算雑音が大きい。
c: 入力オフセット電圧が小さい。
d: 信号対雑音比が大きい。
e: 同相除去比が小さい。
あるシステムにステップ入力を加えたとき、図のような出力を生じた。このシステムについて正しいのはどれか。
a: 一次系で近似できる。
b: 線形系で近似できる。
c: 受動的な電気系ならば抵抗が含まれている。
d: むだ時間が含まれている。
e: 不安定である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
図の変圧器の一次側電源Eに流れる電流Iと同じ大きさの電流が流れる回路はどれか。ただし、巻数比は1:2とする。(医用電気電子工学)
バイポーラトランジスタについて正しいのはどれか。
a: n形とp形の半導体によって構成される。
b: 電界効果トランジスタより入力インピーダンスが高い。
c: エミッタ接地電流増幅率は1より小さい。
d: 正負2種類の電荷が動作に寄与している。
e: アナログ増幅にもスイッチングにも用いられる。
図の回路について正しいのはどれか。
図の回路の出力電圧 V [V]はどれか。ただし、ダイオードは理想ダイオードとする。
1: 1
2: 2
3: 3
4: 5
5: 6
演算増幅器を用いた微分回路として正しいのはどれか。
図のような CR 直列回路に連続した方形波を入力させたときについて正しいのはどれか。
1: 抵抗の両端電圧 vR は積分波形を示す。
2: 回路の時定数は 0.47 ns である。
3: パルス幅に対して時定数は十分小さい。
4: vi~= R・i と表すことができる。
5: キャパシタの両端電圧 vC の波形はほぼ三角波となる。
図に示す直列共振回路について正しいのはどれか。
a: 電圧vの周波数が共振周波数に等しいとき電圧vと電流iの位相は等しい。
b: 電圧vの周波数が共振周波数より極めて低いと電流iは0に近い。
c: 共振周波数におけるインピーダンスはRになる。
d: インピーダンスは共振周波数において最も大きくなる。
e: 電圧vの周波数が共振周波数より極めて高いとコンデンサにかかる電圧は高い。
図1の電圧Viを入力したとき、図2の電圧VOを出力する回路はどれか。ただし、ダイオードは理想ダイオードとする。
図の回路は、披変調波が入力されると信号波を出力する復調回路として働く。この回路を利用する変調方式はどれか。ただし、ダイオードは理想ダイオードとする。
1: 振幅変調(AM)
2: 周波数変調(FM)
3: 位相変調(PM)
4: パルス符号変調(PCM)
5: パルス位置変調(PPM)
図1の電圧波形を図2の回路に加えた。十分に時間が経過した後の出力電圧波形はどれか。ただし、Dは理想ダイオードとする。
図1の電圧波形をオペアンプを用いた図2の回路に加えた。出力波形で正しいのはどれか。
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