医用材料の滅菌で正しいのはどれか。
1: 電子線滅菌の処理時間は数時間である。
2: 乾熱滅菌は高分子材料の滅菌に用いられる。
3: 高圧蒸気滅菌はタンパク質を変性させる。
4: EOG 滅菌の処理温度は 80℃程度である。
5: 濾過滅菌はウイルスの除去に用いられる。
操作者に対し毒性物質の危険がある消毒滅菌法はどれか。
1: 濾過滅菌
2: 乾熱滅菌
3: 高圧蒸気滅菌
4: ホルムアルデヒド消毒
5: 過酸化水素低温ガスプラズマ滅菌
埋め込みプラスチックスの滅菌方法として一般的でないのはどれか。
a: 電子線
b: 逆性石鹸液
c: 高圧蒸気
d: ガンマ線
e: エチレンオキサイド
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
滅菌、消毒について正しいのはどれか。
a: グルタールアルデヒドは20%の濃度で用いる。
b: アルコールは純エタノール(100%)で用いる。
c: 乾熟滅菌は130°C、作用時間15分で行う。
d: ガンマ線の滅菌効果は微生物構成成分の変性による。
e: 蒸気滅菌は120°C、作用時間30分で行う。
消毒滅菌について正しい組合せはどれか。
a: 消化器内視鏡 ――――― 次亜塩素酸ナトリウム
b: 粘 膜 ―――――――― エタノール
c: 皮膚創傷部位 ――――― クロルヘキシジングルコン酸塩
d: 膀胱鏡 ―――――――― グルタルアルデヒド
e: 手術器具 ――――――― 高圧蒸気滅菌
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
医用材料の滅菌について正しいのはどれか。(生体物性材料工学)
1: 再生セルロース膜には乾熱滅菌が用いられる。
2: ガラス器具には乾熱滅菌は不向きである。
3: ポリスルホン膜には高圧蒸気滅菌が用いられる。
4: ポリテトラフルオロエチレンにはガンマ線が用いられる。
5: EOG滅菌後の医療器具は直ちに使用しなければならない。
滅菌・消毒法について正しいのはどれか。
1: 煮沸消毒法では100°Cに水を加熱し、沸騰後10分以上消毒する。
2: 蒸気滅菌法では飽和水蒸気下、121°Cで20分以上なら十分である。
3: 乾熱滅菌法では160°Cで60分が必要である。
4: 殺菌灯の殺菌効果は被照射体との距離の4乗に反比例する。
5: 紫外線照射殺菌法に用いる光の波長は約400nmである。
滅菌後にエアレーション処理が必要なのはどれか。
1: 高圧蒸気滅菌
3: エチレンオキサイドガス滅菌
4: ガンマ線照射滅菌
5: 過酸化水素ガスプラズマ滅菌
手術用リネン類の滅菌に適しているのはどれか。(滅菌・消毒学)
1: 電子線滅菌
2: 放射線滅菌
4: エチレンオキサイド(EOG)滅菌
5: 過酸化水素低温プラズマ滅菌
滅菌後、副作用防止のため十分なエアレーションを必要とするのはどれか。
2: エチレンオキサイドガス滅菌
3: γ線照射滅菌
4: 電子線滅菌
5: プラズマ滅菌
滅菌法でないのはどれか。
1: 加熱法
2: 冷却法
3: 濾過法
4: 照射法
5: ガス法
a: EOG滅菌は室温で行われる。
b: 濾過滅菌は微生物を除去する。
c: 乾熱滅菌はエンドトキシンを無毒化する。
d: 電子線滅菌はα線滅菌より透過性が高い。
e: 高圧蒸気滅菌は血清に使用できる。
過酸化水素プラズマ滅菌の原理で正しいのはどれか。
1: 電離によるフリーラジカルの生成
2: ガスによるタンパク質アルキル化
3: 熱によるタンパク質凝固
4: 水分蒸発による細胞乾燥
5: 電子線によるDNA損傷
過酸化水素低温ガスプラズマ滅菌に適さないのはどれか。
1: 金属製手術器具
2: ガラス器具
3: リネン類
4: 光学機器
5: プラスチック器具
手術に関連した滅菌、消毒について正しい組合せはどれか。
a: 手 指 次亜塩素酸ナトリウム水溶液
b: 粘 膜 ベンザルコニウム塩化物液
c: 鋼製小物 高圧蒸気滅菌
d: 手術室の壁 ホルムアルデヒド
e: 腹腔鏡 乾熱滅菌
正しいのはどれか。
1: 滅菌とは、微生物による汚染の危険性を低減させることである。
2: 消毒とは、物質から有機物や汚染を物理的に除去することである。
3: 洗浄とは、芽胞を含むすべての微生物を除去することである。
4: 使用後の消化器内視鏡には、高水準消毒を行う。
5: 使用後の呼吸器回路には、低水準消毒を行う。
120℃以上に加熱して微生物を死滅させるのはどれか。
3: 電子線滅菌
4: EOG滅菌
5: 紫外線殺菌
消毒、滅菌について誤っているのはどれか。
1: 消毒用アルコールの濃度は100%である。
2: 次亜塩素酸ナトリウムはB型肝炎ウイルスに消毒効果がある。
3: 熱による滅菌効果は湿性状態のほうが乾性状態よりも高い。
4: 紫外線照射は水や空気の殺菌に有効である。
5: 滅菌とはすべての微生物を死滅させることである。
高圧蒸気滅菌について正しいのはどれか。
a: 蛋白質の熱変性が作用原理である。
b: 滅菌操作直後に滅菌物を使用できる。
c: リネン類に使用する。
d: 同一温度では乾熱滅菌より殺菌カは弱い。
e: 芽胞に対して無効である。
環境汚染への配慮がもっとも必要なのはどれか。
1: 煮沸消毒
2: 酸化エチレンガス滅菌
3: 過酸化水素低温ガスプラズマ滅菌
4: 高圧蒸気滅菌
5: 濾過滅菌
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