第17回国試午後42問の類似問題

国試第19回午後:第43問

人工呼吸中に呼気終末二酸化炭素濃度が急激に低下した。原因として考えにくいのはどれか。(人工呼吸療法)

1: 呼気弁の開放不全

2: 呼吸回路の脱落

3: 心停止

4: 肺塞栓症

5: 気管チューブの閉塞

国試第3回午後:第28問

人工呼吸器を使用するときの注意点で正しいのはどれか。

a: 低圧警報は最高気道内圧よりやや低く設定する。

b: 吸気力の弱い患者に補助呼吸を行う場合はトリガー圧を低く設定する。

c: 加温加湿器に用いる水は滅菌水がよい。

d: 換気量は吸気量で測定する。

e: 高圧警報を低く設定し過ぎると肺損傷の原因となる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第34回午前:第66問

気管吸引について正しいのはどれか。

a: 人工呼吸器装着中は時間を決めて行う。

b: 人工呼吸器装着中は換気量や気道内圧が効果の指標となる。

c: 1 回の吸引操作で 10 秒以上の陰圧はかけない。

d: 重篤な低酸素血症は絶対的禁忌である。

e: 滅菌手袋を使用しなければならない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第24回午後:第70問

人工心肺中の操作で誤っているのはどれか。(生体機能代行装置学)

1: PaCO2は吹送ガス流量の増減で調整できる。

2: ACTを400秒以上に維持する。

3: 復温は送脱血温の温度較差を10°C以内にする。

4: 大動脈遮断解除時は一時的に送血量を増加させる。

5: 離脱開始時は最初に脱血量を減少させる。

ME2第35回午後:第16問

人工呼吸器について誤っているのはどれか。

1: 呼気相の回路内圧は陽圧である。

2: NPPV(非侵襲的陽圧換気療法)では気管挿管は不要である。

3: CPAPは自発呼吸のある患者では使用できない。

4: 気管挿管時は加温加湿が必要である。

5: コンプレッサ内蔵の機種でも酸素の供給が必要である。

国試第2回午後:第29問

人工呼吸器が適切に使用されていることを示すのはどれか。

1: 血圧上昇、発汗が見られる。

2: ファイティングを起こしている。

3: 爪の色がピンクである。

4: 動脈血酸素分圧110mmHg、同炭酸ガス分圧20mmHgである。

5: 不安、不穏がみられる。

国試第8回午後:第56問

人工呼吸器の呼吸回路の交換後最高気道内圧が交換前より異常に上昇した。考えられる原因はどれか。

a: 気管チューブのカフ漏れ

b: 加温加湿器の蓋の亀裂

c: 気管チューブの移動による片肺挿管

d: ファイティング

e: 呼吸回路の閉塞

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第32回午前:第67問

人工呼吸器のアシスト/コントロール(A/C)モードの説明で正しいのほどれか。

1: PEEPを併用できる。

2: 自発呼吸が停止すると無呼吸になる。

3: フローの基本波形は圧規定換気である。

4: 異なる二つのフローパターンが見られる。

5: 量規定換気と圧規定換気の長所を組合せている。

ME2第39回午後:第16問

人工呼吸器について正しいのはどれか。

1: 呼気弁は呼気時に閉じる。

2: 体外式陰圧換気法が主流である。

3: 人工呼吸器を吸引配管に接続する。

4: ホースヒータは回路内の結露を防止する。

5: コンプレッサ内蔵機種では酸素ガスは使用しない。

ME2第30回午後:第9問

人工呼吸器および加温加湿器に装備されていない警報はどれか。

1: 吸気酸素濃度

2: 吸気ガス温度

3: 胸腔内圧

4: 分時換気量

5: 換気回数

国試第27回午前:第64問

図は人工呼吸中の気道内圧波形である。正しいのはどれか。

27AM64-0

1: 圧規定換気である。

2: 吸気終末休止をおいている。

3: ファイティングを認める。

4: PEEPがかかっている。

5: 吸気呼気相比は2:1である。

国試第31回午後:第63問

ICUで用いられる人工呼吸器の構成要素はどれか。

a: 呼気弁

b: 気道内圧モニタ

c: 酸素濃度調節装置

d: 二酸化炭素吸収装置

e: ピンインデックスシステム

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第3回午後:第30問

人工呼吸器装着時、目標とする動脈血酸素分圧(PaO2)はどれか。

1: 50 ~ 80mmHg

2: 80 ~ 150mmHg

3: 150~ 190mmHg

4: 190 ~ 250mmHg

5: 250~ 350mmHg

国試第26回午後:第66問

人工呼吸中の気管吸引で正しいのはどれか。

1: 1時間おきに施行する。

2: 吸引カテーテルは気管支まで進めないようにする。

3: 30秒以上かけて吸引する。

4: 吸引圧は300mmHg (39.9kPa)以上とする。

5: 吸引時にピストン運動を行う。

国試第2回午前:第43問

呼吸不全について正しいのはどれか。

a: 呼吸筋疲労による換気量減少は呼吸不全の原因になる。

b: すべての呼吸不全は人工呼吸器装着の適応になる。

c: 動脈血炭酸ガス分圧40mmHgはCO2ナルコーシスとされる。

d: 動脈血酸素分圧50mmHgは呼吸不全とされる。

e: 酸素療法が換気を抑制することがある。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午後:第57問

人工呼吸中血液の酸素化が適切かどうかを判断する指標はどれか。

a: 動脈血酸素分圧

b: 動脈血酸素飽和度

c: 呼気終末二酸化炭素分圧

d: 動脈血二酸化炭素分圧

e: 一回換気量

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午後:第36問

人工呼吸について誤っているのはどれか。

1: PEEPの陽圧は通常5~10cmH2Oである。

2: CPAPは自発呼吸患者に一定の気道内圧をかける様式である。

3: SIMVは自発呼吸のある患者に用いられる。

4: PEEPの副作用として心拍出量低下がある。

5: プレッシャーサポートとは自発呼気に合わせて陰圧を加えることである。

国試第23回午後:第67問

人工呼吸管理の目的について誤っているのはどれか。

1: 肺胞換気量の維持

2: 呼吸仕事量の軽減

3: ガス交換能の改善

4: 閉塞肺胞の開通

5: 機能的残気量の減少

国試第19回午後:第40問

人工呼吸管理の目的について誤っているのはどれか。(人工呼吸療法)

1: 肺胞換気量の維持

2: 呼吸仕事量の軽減

3: ガス交換能の改善

4: 閉塞肺胞の開通

5: 機能的残気量の減少

国試第5回午後:第28問

正しいのはどれか。

1: 人工呼吸器では血中二酸化炭素(CO2)の排出はできない。

2: 人工呼吸器として現在鉄の肺が最もよく用いられる。

3: 非再呼吸方式は人工呼吸器の一般的方式である。

4: 人工呼吸器には加湿器は必須ではない。

5: 人工呼吸器で現在よく使用されるのは従圧式である。