ME機器と、起こり得る問題との組合せで考えられないのはどれか。
1: 心内圧モニタ装置 ----------- ミクロショックによる心室細動
2: IABP ---------------------- 駆動ガスの漏れによる塞栓症
3: 人工心肺装置 -------------- 回路のはずれによる大量出血
4: 超音波診断装置 ------------ キヤビテーションによる血管損傷
5: 電気メス ------------------- 高周波分流による熱傷
臨床工学技上が医師の指示下に行えるのはどれか。
a: 気管内および気管挿管内の吸引
b: 人工心肺装置の操作に必要な装置からの採血
c: 血液浄化装置の先端部の外シャントヘの接続
d: 人工呼吸装置回路の先端部の気管チューブヘの接続
e: 血圧測定用に単独に留置された血管カテーテルからの採血
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
心臓ペースメーカについて正しいのはどれか。
a: 心臓の洞結節の部分の機能を人工的に代行する。
b: 体外式(携帯式)ペースメーカの電極リード線を取り扱う場合には、ゴム手袋を着用する。
c: ディマンド感度は常に10mV以上にしておく。
d: 体内植込み式ペースメーカには水銀電池しか使用できない。
e: 長期間使用するときには体内植込み式よりも体外式ペースメーカを用いた方が良い。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
臨床工学の主たる役割はどれか。
a: 医療機器の適正運用
b: 医療機器・設備の規格・基準の作成支援
c: 医療従事者に対する医療機器の取扱い教育
d: 新薬の臨床試験の実施
e: 高額医療機器使用患者の経済的支援
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
ME機器の安全使用について正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)
a: 体外式ペースメーカの刺激闘勧測定にCF形装着部を持つモニタを使用する。
b: BF形装着部を持つ機器をミクロショック対策として使用する。
c: B形装着部を持つ心電計の患者保護ヒューズを10mAのものと交換する。
d: 内部電源はフローティング電源として機能している。
e: クラスII機器を筐体部の保護接地をしないで使用する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e