第13回国試午前60問の類似問題

国試第33回午後:第30問

核磁気共鳴画像法について正しいのはどれか。

a: 放射線被曝はない。

b: 磁力線の透過性を画像化している。

c: 臓器の画像再構成は一断面に限られる。

d: 空間分解能は 5 mm 程度である。

e: 撮影手法として T2 強調がある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第35回午前:第45問

MRI検査について正しいのはどれか。

1: 撮像する断面の方向の制約がある。

2: 血管撮影には造影剤が必要である。

3: 臓器内に空気があると撮像できない。

4: 生体内の水分子の存在状態を画像化する。

5: 脊髄の描出能はX線CTより劣る。

国試第11回午前:第60問

正しいのはどれか。

a: 脳の機能を観察するにはエックス線CTがMRIより優れている。

b: MRIは組織の透磁率の差を画像化する。

c: エックス線CTはMRIより生体への侵襲度が大きい。

d: ヘリカルスキャンは連続して高速にCT像を得る走査方式である。

e: MRIでは地磁気の100倍程度の直流磁場が用いられる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午前:第84問

正しいのはどれか。

a: 患者に苦痛や障害を与えない生体計測法を無侵襲計測法という。

b: 無侵襲計測法では生体にエネルギーを加えてはならない。

c: 深部組織の化学的特性を無侵襲的に計測することはできない。

d: MRIは無侵襲計測法である。

e: 無侵襲計測は集団検診にも用いられる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第38回午前:第57問

X線CTについて正しいのはどれか。

1: MRIよりも軟部組織の描出に優れている。

2: 造影剤を用いずに血管像を描出できる。

3: 撮影時に放射線同位元素(RI)が必要である。

4: マルチスライスCTにより冠動脈の3D表示ができる。

5: 石灰化は描出できない。

国試第9回午前:第61問

核磁気共鳴映像法について正しいのはどれか。

a: 得られる画像は組織の炭素含有量に基づいている。

b: 化学シフトとは強カな直流磁場によって生じる化学組成の変化である。

c: 代謝活動の計測にも用いられる。

d: 超伝導コイルを利用すると一般に強い直流磁場が得られる。

e: 電子のスピンを利用した計測法である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第29回午前:第32問

MRI 検査について誤っているのはどれか。

1: 水素原子の空間分布を画像化する。

2: 軟部組織の画像化に適している。

3: 血流の測定が可能である。

4: 臓器の3 次元構造を画像化できる。

5: 動きのある臓器の撮影に適している。

国試第11回午前:第59問

MRIで得られる情報について誤っているのはどれか。

1: 信号強度は観測原子核の質量に比例する。

2: 緩和は励起されたスピンが元の状態に戻ることである。

3: 緩和時間差によって組織の区別が可能となる。

4: 血流についての情報が得られる。

5: 水素原子核以外の原子核からも情報が得られる。

国試第5回午前:第83問

画像診断法について誤っているのはどれか。

a: MRI(核磁気共鳴法)は主に生体内の炭素原子の分布の像をつくる。

b: SPECT(単光子断層法)は陽電子放出核種を用いたRI断層法である。

c: エックス線CTは組織のエックス線吸収係数の違いによって生体の断層像をつくる。

d: ディジタルラジオグラフィではダイナミックレンジの大きいイメージングプレートが用いられる。

e: ポジトロンCTでは陽電子の消滅放射線を利用する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第30回午前:第43問

X線CTと比較したMRIの特徴で誤っているのはどれか。

1: 石炭化の検出能が優れている。

2: 骨の障害陰影(アーチファクト)のない画像が得られる。

3: 血管の描出能が優れている。

4: 軟部組織のコントラスト分解能が優れている。

5: 神経路を描出できる。

ME2第34回午後:第14問

MRIに利用されるのはどれか。

1: X 線

2: γ 線

3: 超音波

4: 磁 界

5: 赤外線

国試第14回午前:第59問

MRI装置について正しいのはどれか。

a: MRIによる心臓の機能の評価には心電図同期が必要である。

b: MRIアンギオグラフィは非侵襲的に血管像を得る手法である。

c: MRアンギオグラフィには造影剤が不可欠である。

d: MRアンギオグラフィでは血流速度を計測できない。

e: 化学シフトによってリン酸化合物の代謝を評価できる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第33回午後:第28問

脳磁図計測について正しいのはどれか。

a: 脳磁場検出にはホール素子を用いる。

b: 計測には静電シールドルームが必要である。

c: センサの冷却には液体へリウムが必要である。

d: 脳磁図の空間分解能は脳波より高い。

e: 頭皮に垂直な電流双極子による磁場を検出している。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第29回午後:第8問

MRIに利用されるのはどれか。

1: X 線

2: 静電界

3: 超音波

4: 磁 界

5: 赤外線

ME2第28回午後:第23問

MRI診断装置について誤っているのはどれか。

1: X線CTよりも検査時間が長い。

2: 血管像を得るためには造影剤が必要である。

3: 骨や空気による画像への影響がない。

4: X線CTよりも体動に弱い。

5: 検査前に補聴器をはずす。

国試第1回午前:第87問

MRI(核磁気共鳴断層法)で画像化の対象となっている原子はどれか。

1: 酸 素

2: 窒 素

3: 炭 素

4: 水 素

5: ナトリウム