第12回国試午後42問の類似問題

国試第19回午後:第42問

気道の給湿療法について正しいのはどれか。(人工呼吸療法)

a: 人工鼻は患者呼気中の水分を利用して加湿を行う。

b: 回路内に結露がみられるときの相対湿度は100%である。

c: 口元で吸入気温度22°Cを目標とする。

d: ホースヒータ付回路で結露がみられるときの貯水槽温は回路温より低い。

e: 貯水槽の細菌汚染に留意する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第25回午後:第67問

呼吸回路の加温加湿で正しいのはどれか。

1: ホースヒーターは呼気回路に組み入れる。

2: 回路内に結露を生じていれば相対湿度はほぼ100%である。

3: 加温加湿器の貯水槽には水道水を用いる。

4: 人工鼻は加湿加湿器との組合せが効果的である。

5: 人工鼻は分時換気量の増加によって加湿効率が増加する。

国試第8回午前:第45問

人工呼吸器について正しいのはどれか。

a: トリガ感度の点検にはテスト肺が有用である。

b: 人工鼻で吸気湿度を80%程度に保つことができる。

c: 従圧式人工呼吸器では設定圧を高くすると一回換気量は増加する。

d: 従圧式人工呼吸器で肺コンプライアンスが上昇すると換気量は減少する。

e: 小児には定常流(constant flow)方式を用いない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第36回午前:第65問

加温加湿器について誤っているのはどれか。 

1: 加温加湿器は患者吸気の湿度によって制御される。 

2: 加湿器内の蒸留水は雑菌などの汚染に十分注意する。 

3: ヒータワイヤは吸気回路内の結露を防ぐ。 

4: ヒータワイヤのない回路は途中のウォータトラップが必要である。 

5: 不十分な加湿は肺合併症の原因となる。 

国試第9回午後:第37問

気道の給湿療法について正しいのはどれか。

a: 加温型加湿器では気道熱傷に注意する。

b: ネブライザでは過剰加湿に注意する。

c: 口元で吸入気温度22°Cになっていればよい。

d: 加温型加湿器では細菌汚染が起こりにくい。

e: 人工鼻では呼吸回路内結露がない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第32回午後:第13問

人工呼吸器について誤っているのはどれか。

1: 気道内陽圧換気法が主流である。

2: 呼気弁は吸気時に閉じる。

3: 呼気は胸郭の弾性収縮力で行われる。

4: 加温加湿器は吸気ガスを加温加湿する。

5: 胸腔内圧のモニタが装備されている。

国試第4回午後:第35問

人工呼吸器装着中に気道内湿度を保つ方法として適切でないのはどれか。

1: ジェットネブライザ

2: ディフュージョンヘッド型加湿器

3: カスケード型加湿器

4: 人工鼻

5: 灯芯型加湿器

ME2第39回午後:第16問

人工呼吸器について正しいのはどれか。

1: 呼気弁は呼気時に閉じる。

2: 体外式陰圧換気法が主流である。

3: 人工呼吸器を吸引配管に接続する。

4: ホースヒータは回路内の結露を防止する。

5: コンプレッサ内蔵機種では酸素ガスは使用しない。

ME2第39回午前:第39問

37℃、1気圧の飽和水蒸気1m3中に含まれる水分量[g]はどれか。 ただし、飽和水蒸気圧(37℃)を47mmHg、気体1molの体積(37℃)を25.4L、水1molの質量を18gとする。

1: 12

2: 24

3: 44

4: 62

5: 80

国試第15回午後:第46問

人工呼吸器使用時の注意点として正しいのはどれか。

a: 低圧警報は最高気道内圧よりやや高く設定する。

b: 高圧警報をあまり高く設定すると肺損傷の原因となる。

c: 吸気カの弱い患者では補助呼吸に際しトリガ圧は低く設定する。

d: 加湿器の水は滅菌したものを用いる。

e: 換気量は吸気量で測定する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第33回午前:第64問

ハイフロー療法について正しいのはどれか。

a: 吸入気の加温加湿に人工鼻を使用できる。

b: 最大 20 L/分の流量を供給できる。

c: 吸入気酸素濃度は 21?100 % の任意の値を設定できる。

d: 解剖学的死腔のガスを洗い流す効果がある。

e: PEEP 効果が期待できる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第33回午後:第13問

人工呼吸器について誤っているのはどれか。

1: 気道内陽圧換気の装置が主流である。

2: 加温加湿されたガスが本体に供給される。

3: 呼気弁は吸気時に閉じる。

4: 患者の吸気努力を検知するしくみがある。

5: 呼気ガスは肺胸郭の弾性収縮力により呼出される。

国試第9回午前:第29問

正しいのはどれか。

1: 1気圧下で乾いた空気のPO2は149mmHgである。

2: 1気圧下で37°C、湿度100%の空気のPO2は159mmHgである。

3: 肺胞気酸素分圧(PAO2)はPaCO2を変える操作を加えても変化しない。

4: 肺内シャントは肺胞気動脈血酸素分圧較差(A-aDo2)を小さくする。

5: 肺胞気二酸化炭素分圧(PACO2)は肺胞換気量に逆比例する。

ME2第28回午後:第8問

人工呼吸器について誤っているのはどれか。

1: 呼気弁は吸気時に閉じる。

2: ジェットネブライザへの送気は吸気に同期している。

3: ヒータ入り呼吸回路にはウォータトラップは不要である。

4: 酸素センサは吸気側呼吸回路に装備されている。

5: 換気量の測定には電磁流量計が用いられる。

国試第3回午後:第28問

人工呼吸器を使用するときの注意点で正しいのはどれか。

a: 低圧警報は最高気道内圧よりやや低く設定する。

b: 吸気力の弱い患者に補助呼吸を行う場合はトリガー圧を低く設定する。

c: 加温加湿器に用いる水は滅菌水がよい。

d: 換気量は吸気量で測定する。

e: 高圧警報を低く設定し過ぎると肺損傷の原因となる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第35回午後:第65問

加温加湿器と人工鼻に関して正しいのはどれか。 

a: 人工鼻では死腔が減少する。 

b: 加温加湿器と人工鼻の併用により十分な加湿が可能となる。 

c: 人工鼻の方が気道粘膜熱傷のリスクが少ない。 

d: 気道分泌の多い患者では加温加湿器を選択する。 

e: ヒータワイヤを持たない加温加湿器では回路内に結露を生じやすい。 

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第1回午後:第35問

人工呼吸中、呼気量が送気量よりも少ない場合、点検すべき箇所として正しいのはどれか。

a: 回路蛇管

b: 加湿器

c: 高圧ガス管との接続部

d: 酸素濃度計

e: 回路内圧計

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第1回午後:第31問

人工呼吸器使用時の注意点として誤っているのはどれか。

a: 低圧警報は最高気道内圧よりやや高く設定する。

b: 高圧警報をあまり高く設定すると肺損傷の原因となる。

c: 吸気力の弱い患者では補助呼吸に際しトリガー圧は低く設定する。

d: 加湿器の水は滅菌したものを用いる。

e: 換気量は吸気量で測定する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第34回午前:第7問

大気圧が 480 mmHg の高地における吸入気酸素分圧(PIO2)[mmHg]はお よそいくらか。 ただし、体温は 37℃、大気の酸素濃度は 21%、飽和水蒸気圧は 47 mmHg であ る。

1: 91

2: 100

3: 150

4: 160

5: 433

国試第22回午前:第67問

吸気のトリガで正しいのはどれか。

1: 圧トリガではフロートリガより吸気困難感が少ない。

2: 圧トリガの初期設定は-5cmH2Oとする。

3: フロートリガの初期設定は-2l/sとする。

4: 感度を上げると吸気困難感が増強する。

5: 回路の水たまりは誤作動の原因になる。