第8回国試午前83問の類似問題

ME2第34回午後:第52問

電撃電流の値と成人の生体反応の関係について正しいのはどれか。

1: 体表から心室細動を誘発する電流閾値は100kHzでは1mAである。

2: 心臓に10μAの直撃電流が流れると心室細動が誘発される。

3: 体表電極から商用交流電流が10mA以上流れると筋の持続的収縮が起こる。

4: 交流電流は直流電流に比べて生体組織に化学的な変化を起こしやすい。

5: 1kHzを超えると周波数に比例して感知電流の閾値が下がる。

ME2第29回午後:第42問

脳波計の性能点検をした。基準を満たしていないのはどれか。

1: 入力換算雑音は10μVppであった。

2: 入力インピーダンスは10MΩであった。

3: 同相弁別比は100dBであった。

4: 低域遮断周波数は0.5Hzであった。

5: 最大感度は5mm/10μVであった。

国試第25回午後:第39問

電撃に対する人体反応について誤っているのはどれか。

1: 同じ通電エネルギー量では商用交流が直流よりも電撃リスクは 大きい。

2: 最小感知電流値は周波数に反比例する。

3: 商用交流におけるミクロショック心室細動誘発電流値は0.1mA である。

4: 商用交流の離脱電流値は最小感知電流値の約 10倍である。

5: 小児のマクロショック電流値は成人男性の 1/2 である。

国試第24回午後:第27問

筋電計として適切でないのはどれか。(生体計測装置学)

1: 周波数帯減は5Hz~10kHzである。

2: 運動単位の測定には針電極を使う。

3: 同相除去比は100dB程度である。

4: 時定数は0.03秒である。

5: 入力インピーダンスは100kΩ程度である。

国試第22回午後:第27問

筋電計の性能について正しい組合せはどれか。

a: 入力インピーダンス --------- 1MΩ以上

b: 時定数 ------------------- 0.3秒以上

c: 標準感度 ----------------- 10mV/div

d: 総合周波数特性 ----------- 5~10000Hz(-3dB)

e: 同相除去比(CMRR) --------- 60dB以上

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午後:第89問

正しいのはどれか。

1: 手に感じられない電流値でもミクロショックは起きる。

2: 手に30mAの商用交流が流れても行動の自由は失われない。

3: 人体は50~100Hzの交流に最も感じにくい。

4: 心室細動を誘発するマクロショックとミクロショックの電流値の比は10,000:1である。

5: 0.3mA程度の商用交流ではミクロショックを起こさない。

国試第20回午前:第55問

脳波計測について誤っているのはどれか。(生体計測装置学)

1: 脳波計の入カインピーダンスは10kΩ程度である。

2: 標準感度は50μV/5mmである。

3: 商用交流からの静電誘導は雑音の原因となる。

4: 移動平均法は筋電図の除去に利用される。

5: 導出電極は円板状皿電極が用いられる。

国試第14回午前:第81問

正しいのはどれか。

1: 外装漏れ電流は機器外装から機器の接地端子までの電流を測定する。

2: 患者漏れ電流Iは装着部から壁面接地端子までの電流を測定する。

3: 患者測定電流は内部電源機器の場合、測定する必要がない。

4: 内部電源機器の接地漏れ電流はクラスI機器と同じ方法で測定する。

5: 患者漏れ電流IIはF型装着部に電源電圧を加えて測定する。

国試第2回午後:第81問

商用交流を1秒間通電したときの人体の電撃反応として正しいのはどれか。

a: 最少感知電流0.1mA

b: 離脱限界電流は10mA

c: マクロショック心室細動電流は100mA

d: ミクロショック心室細動電流は0.01mA

e: 心室細動が誘発される電流値はミクロショックではマクロショックの1/100

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第28回午後:第41問

電気メスの切開出力の測定をしたい。適切な負荷抵抗の値はどれか。

1: 10Ω

2: 50Ω

3: 150Ω

4: 500Ω

5: 5kΩ

国試第9回午前:第84問

100kHzで5mAの正弦波の漏れ電流は漏れ電流測定器でいくらと測定されるか。

1: 100μA

2: 50μA

3: 25μA

4: 5μA

5: 2.5μA

国試第26回午前:第41問

JIS T 0601-1 : 1999 による電気的安全性点検方法について正しいのはどれか。

a: 漏れ電流は電源プラグを正極性として測定する。

b: 絶縁外装の機器は外装漏れ電流を測定する必要がない。

c: B形装着部の患者漏れ電流 III は測定する必要がない。

d: 患者測定電流は測定器を装着部の2本のリード線間に挿入して測定する。

e: 接地漏れ電流の単一故障状態は保護接地線の断線を模擬して測定する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第13回午前:第77問

成人に影響を及ぼす電気エネルギーの値で誤っているのはどれか。

a: ミクロショックで心室細動を生じる商用交流 :10μA

b: マクロショックで心室細動を生じる商用交流 :200mA

c: 手で触れて感じる最小商用交流 :1mA

d: 電線を握った手を自分で離脱できる商用交流 :5mA

e: 電撃閾値が変化し始める周波数 :20kHz

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午後:第73問

人体への電撃について誤っているのはどれか。

a: 障害程度は電流の流出入部位によって異なる。

b: 低周波電流の生体作用は主に熱作用である。

c: His束心電計を使用する場合主にマクロショック対策が必要である。

d: 心内圧測定で、漏れ電流が0.1mA流れた場合は心室細動が誘発される危険がある。

e: 体表誘導心電計と体内機器を併用した場合ミクロショック対策が必要である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第24回午前:第28問

ディジタル脳波計として適切でないのはどれか。(生体計測装置学)

1: モンタージュ処理は電極接続器で行う。

2: 各チャネルの入力インピーダンスは5MΩ以上である。

3: 必要な周波数帯域は0.5~100Hzである。

4: 標準感度は50μV/5mmである。

5: 時定数は0.3秒である。

国試第22回午前:第34問

心臓ペースメーカで圧しいのはどれか。

1: パルス電流は0.1~l mAである。

2: 受攻期に刺激する。

3: VVIでは房室間の生理的協調は得られない。

4: 出力波形検査には10Ωの負荷抵抗を接続する。

5: 携帯電話から10cm離すよう推奨されている。

ME2第35回午後:第49問

除細動器の日常点検で行うのはどれか。

1: 通電電極の通電テスト

2: 出力エネルギーの測定

3: ピーク電圧の測定

4: 内蔵バッテリーの容量

5: パルス幅の測定

国試第29回午後:第41問

JIS T 0601-1:2012 で規定する保護接地線インピーダンス測定方法について誤っているのはどれか。

1: 無負荷時の試験用電圧は6V以下を用いる。

2: 試験用電源の周波数は50Hzまたは60Hzを用いる。

3: 試験用電流は15Aを用いる。

4: 保護接地線に最大電流を5?10秒間流す。

5: 電圧降下法によりインピーダンスを算出する。

国試第19回午前:第84問

図に示す漏れ電流測定器具の周波数特性の概略図はどれか。 ただし、グラフは両対数目盛りである。(医用機器安全管理学)

19AM84-0

国試第35回午後:第34問

電気メスについて正しいのはどれか。 

a: 対極板の接触面積は10cm前後である。 

b: ゲルパッド型は静電結合である。 

c: 導電結合型対極板は、静電結合型よりも接触インピーダンスが高い。 

d: 高周波漏れ電流の測定には200Ωの無誘導抵抗を使用する。 

e: アクティブ電極と生体接触部のインピーダンスは400Ω前後である。 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e