接地が防止対策にならないのはどれか。
1: ミクロショック
2: マクロショック
3: 電気メスによる熱傷
4: 心電図への交流雑音(ハム)
5: 静電気による電子部品の破壊
ME機器と起こり得る事故・問題点との組合せで適切でないのはどれか。
1: マイクロ波加温装置 キャビテーション
2: 熱希釈式心拍出量計 不整脈
3: 経皮的酸素分圧モニタ 水疱
4: 電気メス 熱傷
5: レーザーメス 眼障害
事故とその原因との組合せで考えにくいのはどれか。
a: 火災 -------------- 電源導線の絶縁被覆の劣化
b: 感染 -------------- 手術室内の空調の故障
c: 感電 --------------- 医用電気機器内への薬液の浸入
d: 停電 -------------- 医用3Pプラグの保護接地刃の折損
e: 被曝-------------- MRI装置の超電導磁石の故障
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
事故とその原因との組合せとして考えられるのはどれか。
a: 感電 ---------- ME機器の電源ヒューズの断線
b: 被曝 ---------- X線CT装置への電源供給停止
c: 感染 ---------- ディスポーザプル製品の再使用
d: 発火 ---------- 高圧酸素ボンベの急激なバルプ開放
e: 熱傷 ---------- アルコール消毒直後の電気メスの使用
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
医用機器使用上の安全問題について誤っているのはどれか。
a: 電気的安全についてだけを考慮すればよい。
b: 電気による事故として電撃以外に過大エネルギーによる熱傷なども生じる。
c: 生命維持管理装置の使用に当たっては非常電源設備とその稼動体制が必要である。
d: 機器の信頼性低下などによる間接的な事故要因にも注意する。
e: 機器を多数使用する場合でも個々の機器の安全性や信頼性に注意すれば全体としての安全を保つことができる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
誤っているのはどれか。
a: 人体がビリビリと感じ始める電流値を最少感知電流という。
b: 人体への電撃の作用機序は、電流によって発生する熱による組織破壊である。
c: 商用交流電流が危険なのは、人体組織がこの周波数付近の電流を最も流しやすいからである。
d: 電気メスでミクロショックが起こらないのは、この周波数の電流での発熱が小さいためである。
e: His束心電計では、ミクロショックを考慮した安全規格が要求される。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
ME機器と、起こり得る問題との組合せで考えられないのはどれか。
1: 心内圧モニタ装置 ----------- ミクロショックによる心室細動
2: IABP ---------------------- 駆動ガスの漏れによる塞栓症
3: 人工心肺装置 -------------- 回路のはずれによる大量出血
4: 超音波診断装置 ------------ キヤビテーションによる血管損傷
5: 電気メス ------------------- 高周波分流による熱傷
ME機器による事故の原因と症状との組み合わせで誤っているのはどれか。
1: 人工呼吸器の呼気弁の異常----------気胸
2: 人工心肺装置の貯血槽血液レベルの低下---- 空気栓塞
3: 透析用水処理装置の故障-----------硬水症候群
4: 電気メスでの高周波分流の発生-------- ミクロショック
5: 血液加温器のサーモスタットの故障-------溶血