誤っているのはどれか。
a: 自律神経の中枢は脳・脊髄にある。
b: 自律神経の作用は反射的、無意識的である。
c: 交感神経と副交感神経とは協調して自律神経の働きを増幅する。
d: 骨格筋の運動は自律神経により支配されている。
e: 心筋の運動は自律神経により支配されている。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
1: 脳神経には12対の神経がある。
2: 内臓は自律神経により支配される。
3: 運動神経を構成する神経線維は遠心性である。
4: 感覚神経は外界や体内の情報を中枢神経系に伝える。
5: 副交感神経は交感神経の作用を増強する。
神経、筋について正しいのはどれか。
1: 胸髄から発する自律神経は副交感神経である。
2: 小脳の障害では運動失調は起こらない。
3: 進行性筋ジストロフィー症では呼吸筋には障害が及ばない。
4: 頭蓋内圧亢進が進行すると、脳ヘルニアの危険性を生じる。
5: 3-3-9度方式では、3の方が300よりも意識障害の程度は重い。
神経系について正しいのはどれか。
1: 視床下部は内臓の機能調節に関与しない。
2: 脳神経は13対ある。
3: 運動神経は脊髄後根より出る。
4: 自律神経には求心性神経はない。
5: 脳幹には橋が含まれる。
自律神経の作用について正しい組合せはどれか。
1: 瞳孔の収縮 -- 交感神経
2: 心拍数の増加 -- 副交感神経
3: 気管支の拡張 -- 交感神経
4: 腸管ぜん動の低下 -- 副交感神経
5: 皮膚立毛筋の興奮低下 -- 交感神経
迷走神経について正しいのはどれか。
a: 中枢は延髄にある。
b: 迷走神経枝の大部分は交感神経である。
c: 神経終末ではノルアドレナリンが分泌される。
d: 消化管の分泌機能を調節する。
e: 内臓の平滑筋運動を調節する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
中枢神経系の部位とその働きとの組合せで誤っているのはどれか。
1: 大 脳・・・・・・・・言語中枢
2: 中 脳・・・・・・・・瞳孔反射
3: 延 髄・・・・・・・・呼吸中枢
4: 小 脳・・・・・・・・感覚中枢
5: 脊 髄・・・・・・・・膝蓋腱反射
脳神経とその働きとの組合せで正しいのはどれか。
1: 視神経 ―――――― 眼球の運動
2: 顔面神経 ――――― 顔の皮膚の知覚
3: 内耳神経 ――――― 平衡感覚
4: 迷走神経 ――――― 胸腹部内臓の交感性支配
5: 舌下神経 ――――― 舌の知覚
神経について正しいのはどれか。
a: ニューロンとは神経細胞体の総称である。
b: 軸索突起と細胞体の接合部をシナプスという。
c: シナプスにおける情報伝送を伝達という。
d: インパルスの振幅は1V程度である。
e: 自律神経は中枢神経系の一部である。
神経系の構造と機能について誤っているのはどれか。
1: 神経系の基本単位はニューロンである。
2: 神経と神経の接合はシナプスと呼ばれ、伝達物質の放出により情報が伝達される。
3: 大脳皮質では、運動、感覚、聴覚、視覚などの機能別に局在がある。
4: 小脳は身体の平衡や筋肉の緊張を保持する中枢である。
5: 脊髄神経は31対、脳神経は8対である。
脳について誤っているのはどれか。
1: 一次運動野は側頭葉に位置する。
2: 一次体性感覚野は頭頂葉に位置する。
3: 前頭葉と頭頂葉は中心溝によって分けられる。
4: 大脳基底核は運動の調節に関わっている。
5: 脳梁は左右の大脳半球をつなぐ連絡線維である。
中枢神経の構造と機能について誤っているのはどれか。
1: 脳脊髄液は脳室の脈絡叢で産生される。
2: 大脳灰白質は白質の外側に存在する。
3: 脳幹は呼吸の調節に関係する。
4: 中心後回は後頭葉に存在する。
5: 失語は優位半球の障害によって起こる。
中枢神経系について正しいのはどれか。
a: 神経細胞の集まっている部位を灰白質という。
b: 軸索突起をニューロンという。
c: 中脳は視床と視床下部に分かれる。
d: 瞳孔反射中枢は小脳にある。
e: 呼吸中枢は延髄にある。
生体の制御機構について誤っているのはどれか。
1: 神経系はパルス周波数変調の形で信号を伝える。
2: 自律神経系は内臓器官の機能の調節に関与している。
3: 内分泌系は速やかな活動変化の調節に関与している。
4: フィードバックは生体制御において重要な役割を演じている。
5: 生体における定常状態の維持をホメオスタシスという。
脳の正中断を図に示す。①~③の条件を同時に満たす部位はどれか。①脳神経が出ている。②自律神経の中枢がある。③循環、消化、呼吸など生命活動に重要な中枢がある。
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
1: 神経細胞の活動電位発生にはナトリウムの細胞内流入が関与する。
2: 四肢の運動神経は脊髄の前角から出る。
3: インパルスの伝導速度は有髄線維のほうが無髄線維よりも速い。
4: 正常成人では腱反射が認められない。
5: 興奮性のシナプス小胞からはアセチルコリンが遊離される。
脳の正中断を図に示す。①~③の条件を同時に満たす部位はどれか。①脳神経が出ている。②自律神経の中枢がある。③循環、消化および呼吸など生命活動に重要な中枢がある。
末梢神経について誤っているのはどれか。
1: 太い神経ほど伝導速度は速い。
2: 電気刺激した部位から両方向に伝導する。
3: シナプスにおける興奮伝達は一方向性である。
4: 運動神経は有髄神経である。
5: 無髄神経では跳躍伝導が起こる。
神経組織について誤っているのはどれか。
1: 末梢神経の軸索はシュワン細胞に取り囲まれている。
2: 髄鞘の切れ目をランビエの絞輪という。
3: 細胞内液のNa+濃度は細胞外液よりも高い。
4: 脱分極は静止膜電位が負からゼロに向かうことをいう。
5: 強い刺激を加えても活動電位の発生が起こらない期間を絶対不応期という。
自律神経の支配を受けないのはどれか。
1: 血管壁
2: 心 筋
3: 咀嚼筋
4: 汗 腺
5: 唾液腺
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