抵抗とコンデンサの直列回路に急に直流電圧を加えたとき、コンデンサの端子電圧の時間的経過として正しいのはどれか。ただし、コンデンサの電荷は電圧を加える前は零である。
1: 最初から最後まで電圧は零である。
2: 最初に高い電圧が発生し徐々に減衰して最後は零になる。
3: 最初は電圧は零であり徐々に増加して一定となる。
4: 最初はあまり電圧は高くなく徐々に増加するが最後は零となる。
5: 最初から最後まで電圧は一定である。
コンデンサに交流電圧を印加した場合、コンデンサに流れる電流と電圧との位相について正しいのはどれか。(電気工学)
1: 電流は電圧よりπ/2位相が遅れている。
2: 電流は電圧よりπ/4位相が遅れている。
3: 電流は電圧と同位相である。
4: 電流は電圧よりπ/4位相が進んでいる。
5: 電流は電圧よりπ/2位相が進んでいる。
図の回路でコンデンサの電荷が0の状態でスイッチSを閉じた。正しいのはどれか。
a: 直後にコンデンサにかかる電圧はEである。
b: 直後に抵抗に流れる電流はE/Rである。
c: 時間が十分に経過するとコンデンサにかかる電圧はEに近づく。
d: 時間が十分に経過すると抵抗にかかる電圧はEに近づく。
e: 時定数は1/CRである。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
図のような抵抗とコンデンサの直列回路に、実効値100V、50Hzの交流電源を接続した。抵抗とコンデンサのインピーダンスがそれぞれ100Ωの場合、回路に流れる電流の実効値に最も近いのはどれか。
1: 0.5A
2: 0.7A
3: 1.0A
4: 1.4A
5: 2.0A
図の回路でスイッチを入れた直後に流れる電流はどれか。ただし、スイッチを入れる直前にコンデンサに電荷は蓄えられていないものとする。
1: 0A
2: 1μA
3: 1mA
4: 5mA
5: 10mA
抵抗R、インダクタLの直列回路において正しいのはどれか。(電気工学)
1: 周波数が高くなるほど回路電流は増加する。
2: 共振周波数が存在する。
3: Rの電流とLの電流の比は周波数に比例する。
4: 回路電流は電源電圧より位相がπ/2進んでいる。
5: Lの端子電圧はRの端子電圧より位相がπ/2進んでいる。
図の回路において、スイッチをa 側にして十分時間が経過した後、b 側に切換えた。正しいのはどれか。
a: 抵抗の最大電流値は100 mA である。
b: 回路の時定数は0.1 s である。
c: コンデンサの両端電圧の最大値は5 V である。
d: コンデンサの両端電圧は指数関数的に増加する。
e: 抵抗に流れる電流は指数関数的に減少する。
図の回路について正しいのはどれか。ただし、変圧器は理想的なもので一次対二次の巻数比は1:2である。
a: 一次側に流れる電流波形は正弦波である。
b: AB間の電圧波形は正弦波である。
c: CB問の電圧波形は半波整流波形である。
d: 電流iの最大値は約2.8Aである。
e: 抵抗100Ωの消費電力は400Wである。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
図の回路でコンデンサに初期電荷が存在している。スイッチを閉じてから1秒後の電流値を、スイッチを閉じた直後の電流値と比較した時の比で最も近いのはどれか。ただし、自然対数の底e = 2. 73とする。
1: 0. 76
2: 0.63
3: 0.5
4: 0.37
5: 0.24
コンデンサに流れ込む電流i、端子電圧v(右図参照)の時間波形の組み合わせとして正しいのはどれか。
図のような電流Iがコンデンサに流れた。蓄えられる電荷の量はどれか。
1: 4C
2: 5C
3: 6C
4: 7C
5: 8C
ダイオードについて正しいのはどれか。
a: カソードにアノードより高い電圧を加えると電流は順方向に流れる。
b: 逆方向抵抗は順方向抵抗より小さい。
c: 逆方向電流が急激に大きくなるときの電圧を降伏電圧という。
d: ダイオードには整流作用がある。
e: 理想的なダイオードでは順方向抵抗は無限大である。
図の回路で消費される正弦波交流電力を求めるため測定を行った。適切でないのはどれか。
a: 抵抗値と抵抗の端子間電圧
b: 抵抗値と回路を流れる電流
c: 容量値と回路の全電圧
d: 抗の端子間電圧と回路の全電圧
e: 電流と回路の全電圧および両者の位相差
コイルに交流電圧を印加した場合、コイルに流れる電流と電圧の位相について正しいのはどれか。(電気工学)
電源回路について誤っているのはどれか。
1: リップル率は全波整流回路の方が半波整流回路より小さい。
2: 回路構成は定電圧回路を平滑回路の前に置く。
3: 平滑回路はコンデンサの充放電を利用して交流成分を取り除く。
4: 定電圧回路にはツェナーダイオードが用いられる。
5: 出力電圧の変動は入力電圧と出力電流との変動により起こる。
50Hz、1Aの正弦波交流電流について正しいのはどれか。
a: 1Ωの抵抗に流すと1Vの電圧を発生する。
b: 1Fのコンデンサに流すと1Wの電力が消費される。
c: 1Hのコイルに流すと1Vの電圧が発生する。
d: 2Fのコンデンサに流すと電圧波形は25Hzの正弦波となる。
e: 2Hのコイルに流すと電圧波形は50Hzの正弦波となる。
図の回路において、t=0でスイッチを入れた。正しいのはどれか。
1: 時定数はLRである。
2: 直後に抵抗にかかる電圧はEとなる。
3: 直後に流れる電流はE/Rとなる。
4: 時開か十分に経過すると抵抗にかかる電圧はE/2となる。
5: 時間が十分に経過すると抵抗で消費される電力はE2/Rとなる。
起電力E[V]、内部抵抗r[X]の電池2個と可変抵抗R[X]を直列に接続した回路がある。可変抵抗で消費される電力が最大になるようにRの値を調整した。このとき、回路に流れる電流[A]Iを表す式として正しいのはどれか。
1: E/(2r)
2: 3E/(4r)
3: 9E/(10r)
4: E/r
5: 3E/(2r)
図の回路でキルヒホッフの法則を用いた解法について誤っているのはどれか。
1: 図の回路には三つの閉回路がある。
2: a 点の電位は起電力 E 2 と R 2 両端の電圧降下との差となる。
3: a 点に流れ込む電流と a 点から流れ出す電流の和は等しい。
4: 一つの閉回路に含まれる電圧降下の大きさと起電力の大きさは等しい。
5: 一つの閉回路内で設定する電流の向きによって起電力の正負は変わる。
図の回路の一次側巻線に流れる電流はどれか。ただし変圧器は理想的であり、巻数比は1:10とする。
1: 1A
2: 5A
3: 10A
4: 50A
5: 100A
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