皮膚筋炎について正しいのはどれか。
1: 先行感染を伴う。
2: 悪性腫瘍を伴う。
3: 胸腺腫を合併する。
4: 嚥下障害はきたさない。
5: 遠位筋優位の筋力低下をきたす。
皮膚筋炎で誤っているのはどれか。
1: 女性に多い。
2: 四肢近位筋の筋力が低下する。
3: 赤沈が亢進する。
4: 血中CK値が低下する。
5: 悪性腫瘍を高率に合併する。
多発性筋炎で正しいのはどれか。
1: 男性に多い。
2: 心筋は障害されない。
3: 高い室温では筋力が低下する。
4: 四肢の遠位筋優位に障害される。
5: 間質性肺炎を合併すると予後が悪い。
悪性腫瘍の合併がない初発の皮膚筋炎で、死因となる頻度が最も高い合併症はどれか。
1: 肝不全
2: 腎不全
3: 心筋梗塞
4: 間質性肺炎
5: ステロイドミオパチー
重症筋無力症について正しいのはどれか。
1: 起床時に症状が強い。
2: 悪性腫瘍の合併が多い。
3: 自己免疫性疾患である。
4: 女性よりも男性に多い。
5: 40歳以前の発症は稀である。
重症筋無力症で誤っているのはどれか。
1: 神経筋接合部の異常で発症する。
2: 男性より女性に多く発症する。
3: 眼瞼下垂や複視が起こる。
4: 日内変動があり午後の方が動作しやすい。
5: 胸腺疾患を合併することが多い。
重症筋無力症で正しいのはどれか。
1: 女性より男性に多く発症する。
2: 四肢では遠位筋の筋力低下が起きやすい。
3: 夕方にかけて症状は軽快する。
4: 末梢神経の連続刺激で振幅の増大がみられる。
5: コリンエステラーゼ阻害薬が用いられる。
重症筋無力症を合併することが多いのはどれか。
1: 肺癌
2: 乳癌
3: 中皮腫
4: 胸腺腫
5: 食道癌
重症筋無力症で正しいのはどれか。
1: 胸腺の異常を伴うことが多い。
2: Parkinson病より患者数が多い。
3: テンシロン試験で症状が悪化する。
4: 血清クレアチンキナーゼが上昇する。
5: 誘発筋電図の反復刺激試験で振幅の漸増を認める。
重症筋無力症で正しいのはどれか。
1: 脱髄性疾患である。
2: 午前中に症状が悪化する。
3: 複視を生じることは稀である。
4: 感染はクリーゼの誘発因子である。
5: 四肢遠位筋の筋力低下を生じやすい。
胸郭出口症候群で誤っているのはどれか。
1: 神経血管束の圧迫により発症する。
2: 頸肋により発症する。
3: 発症には斜角筋が関与する。
4: 若い男性に多く発症する。
5: アドソンテストは陽性である。
筋萎縮性側索硬化症について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 褥瘡が生じやすい。
2: 嚥下障害が起こる。
3: 筋萎縮は近位に強い。
4: 四肢遠位の感覚障害が強い。
5: 眼球運動は末期まで維持される。
40歳の女性。筋萎縮性側索硬化症。上肢近位筋の筋力4、遠位筋の筋力3、下肢の筋力4。最近、肺炎を2回起こしている。この患者の調理動作として適切でないのはどれか。
1: 皮むき器で大根の皮をむく。
2: 電子レンジで食品を温める。
3: ざるを用いてめん類をゆでる。
4: 台ふきんで調理台をふく。
5: 調理用ハサミで野菜を切る。
骨肉腫で正しいのはどれか。
1: 肺転移が多い。
2: 運動時痛は少ない。
3: 壮年期に好発する。
4: 大腿骨近位に発生が多い。
5: 血中アルカリフォスファターゼが低下する。
筋萎縮性側索硬化症について正しいのはどれか。
1: 感覚障害が出現する。
2: 筋の線維束攣縮はない。
3: 針筋電図で多相波は出ない。
4: 脊髄前角細胞の障害はない。
5: 上位運動ニューロンは障害される。
上腕骨外側上顆炎について正しいのはどれか。
1: 男性に多い。
2: 高齢者に多い。
3: 自発痛はない。
4: 手関節伸筋腱の付着部の炎症である。
5: 物を持ち上げる際は前腕回内位で行うようにする。
顔面肩甲上腕型筋ジストロフィーについて正しいのはどれか。
1: 女性に多い。
2: 発症は10~20歳代が多い。
3: 経過は急性に進行する。
4: 仮性肥大がみられる。
5: 嚥下障害をきたす。
男性に比べて女性に多い疾患はどれか。
1: Perthes病
2: 多発性筋炎
3: 高尿酸血症
4: 強直性脊椎炎
5: Duchenne型筋ジストロフィー
男性に多い疾患はどれか。
1: 全身性エリテマトーデス
2: Sjögren症候群
3: 強直性脊椎炎
4: 線維筋痛症
5: 強皮症
筋疾患と症状との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 皮膚筋炎 — 叩打ミオトニア
2: 筋強直性ジストロフィー — 有痛性強直性けいれん
3: 肢帯型筋ジストロフィー — 動揺性歩行
4: Becker型筋ジストロフィー — floppy infant
5: Duchenne型筋ジストロフィー — 翼状肩甲