アルコール依存症に合併しやすい症状とそれに対する治療との組合せで正しいのはどれか。
1: アルコール幻覚症――抗不安薬の投与
2: Wernicke脳症――――ビタミンDの投与
3: 再飲酒―――――――断酒会
4: 振戦せん妄―――――抗酒薬の投与
5: 人格変化――――――修正型電気けいれん療法
アルコールによる精神障害について正しいのはどれか。
1: 振戦せん妄は酩酊中に生じる。
2: Wernicke脳症はビタミンB12の欠乏による。
3: 急性中毒は長期のアルコール摂取により生じる。
4: アルコール依存症の治療には集団療法が有効である。
5: アルコール摂取を続けると、少量の酒でも酔いやすくなる。
アルコール依存症の治療について正しいのはどれか。
1: 本人や家族に対する心理教育が有効である。
2: 離脱への導入の時期から作業療法を実施する。
3: Wernicke脳症の予防にビタミンCを投与する。
4: 離脱症状の予防にベンゾジアゼピン系薬物は無効である。
5: 患者に拒否的な家族には自助グループヘの参加は勧めない。
疾患と症状の組合せで正しいのはどれか。
1: Alzheimer型認知症 ── パーキンソニズム
2: 血管性認知症 ── 情動失禁
3: 進行性核上性麻痺 ── 他人の手徴候
4: 大脳皮質基底核変性症 ── 幻 視
5: Lewy小体型認知症 ── アテトーゼ
精神科薬物療法で誤っているのはどれか。
1: 精神分裂病(統合失調症)-ハロペリドール
2: 神経症-ジアゼパム
3: うつ病-アミトリプチリン
4: 躁病-クロルプロマジン
5: てんかん-炭酸リチウム
正しい組合せはどれか。
1: 統合失調症-もうろう状態
2: うつ病-感情鈍麻
3: パニック障害-思考散乱
4: ナルコレプシー-睡眠麻痺
5: アルコール精神病-自生思考
神経疾患と振戦の組合せで正しいのはどれか。
1: パーキンソン病-姿勢時振戦
2: ウィルソン病-安静時振戦
3: 無酸素性脳症-羽ばたき振戦
4: 脊髄小脳変性症-企図振戦
5: ハンチントン病-運動時振戦
器質性精神障害について正しいのはどれか。
1: 妄想はみられない。
2: 安定した人格を認める。
3: 記憶障害はみられない。
4: 抗精神病薬は投与しない。
5: 心理的要因の影響を受ける。
神経系の感染症と病原体の組合せで正しいのはどれか。
1: HIV脳症―スピロヘータ
2: 急性灰白髄炎―ウイルス
3: Creutzfeldt-Jakob病―細菌
4: 進行麻痺―ウイルス
5: 日本脳炎―細菌
疾患と病因・病理学的変化の組合せで正しいのはどれか。
1: Creutzfeldt Jakob病―――感染性疾患
2: Parkinson病―――――――脱髄疾患
3: 肝性脳症―――――――――神経変性疾患
4: 正常圧水頭症―――――――血行障害
5: 多発性硬化症―――――――腫瘍性疾患
薬剤とその典型的副作用との組合せで正しいのはどれか。
1: 抗うつ薬-不安発作
2: 抗不安薬-脱力
3: 抗精神病薬-幻覚
4: 抗てんかん薬-錐体外路症状
5: Parkinson病治療薬-無月経
正しい組合せはどれか。
1: 統合失調症-情動失禁
2: パニック障害-思考散乱
3: 解離性障害-作為体験
4: 摂食障害-被毒妄想
5: 躁病-行為心迫
免疫不全によって生じやすい疾患はどれか。
1: 肝性脳症
2: ペラグラ脳症
3: Wernicke脳症
4: トキソプラズマ症
5: Creutzfeldt-Jakob病
ビタミンB1(チアミン)欠乏によるのはどれか。2つ選べ。
1: 脚気
2: 痛風
3: ペラグラ脳症
4: Mallory-Weiss(マロリー・ワイス)症候群
5: Wernicke-Korsakoff(ウェルニッケ・コルサコフ)症候群
疾患と治療の組合せで正しいのはどれか。
1: 身体化障害――――――――――系統的脱感作法
2: 強迫性障害――――――――――曝露反応妨害法
3: PTSD〈外傷後ストレス障害〉―フラッディング
4: 心気障害―――――――――――持続エクスポージャー法
5: 解離性健忘――――――――――バイオフィードバック法
疾患と治療法との組合せで適切なのはどれか。
1: 認知症 - 催眠療法
2: 人格障害 - 森田療法
3: 統合失調症 - 回想法
4: 気分障害 - 認知行動療法
5: 発達障害 - 自律訓練法
症状と生活指導との組合せで正しいのはどれか。
1: 視覚失認-認知に視覚以外の感覚を使わせる。
2: バリント症候群-食事は一皿にまとめて出す。
3: 観念運動失行-指示書で動作を促す。
4: 運動性失語-聞き役に専念させる。
5: 運動保続-保続動作を利用する。
病名と症状の組合せで正しいのはどれか。
1: 前頭側頭型認知症 ― 脱抑制
2: 進行性核上性麻痺 ― 取り繕い
3: 皮質基底核変性症 ― 認知の変動
4: Lewy小体型認知症 ― 肢節運動失行
5: Alzheimer型認知症 ― 垂直性眼球運動障害
失語症の型と症状の組合せで正しいのはどれか。
1: Wernicke失語 ── 聴覚理解が保たれる。
2: 超皮質性失語 ── 復唱が障害される。
3: Broca失語 ── 自発言語が障害される。
4: 伝導失語 ── 復唱が保たれる。
5: 健忘失語 ── 聴覚理解が障害される。
疾患と治療の組合せで正しいのはどれか。
1: PTSD ── 電気けいれん療法
2: 心気障害 ── 持続エクスポージャー法
3: 解離性健忘 ── 自律訓練法
4: 強迫性障害 ── 暴露反応妨害法
5: 身体化障害 ── 系統的脱感作法