頭部CTを示す。所見として考えられるのはどれか。
1: 脳梗塞
2: 被殻出血
3: 尾状核出血
4: くも膜下出血
5: 頭頂葉皮質下出血
CTが最も的確にその病変を描出するのはどれか。
1: アルツハイマー病の初期像
2: 脳出血の血腫
3: 破裂出血していない動脈瘤
4: 多発性硬化症の脱髄巣
5: パーキンソン病の黒質病変
頭部CTを示す。所見として考えられるのはどれか。
1: くも膜下出血
2: 硬膜外血腫
3: 硬膜下血腫
4: 脳動静脈奇形
5: 皮質下出血
頭部CTを別に示す。所見として考えられるのはどれか。
1: 硬膜外血腫
2: 硬膜下血腫
3: 皮質下出血
4: くも膜下出血
5: 脳動静脈奇形
脳出血後の頭部CTを示す。最も生じやすい症状はどれか。
1: 系列的な動作が順番通りにできない。
2: 脳出血発症前のことが思い出せない。
3: 左からの刺激に反応しない。
4: 左手の感覚が脱失する。
5: 人の顔が区別できない。
疾患と病理変化の組合せで誤っているのはどれか。
1: Parkinson病 - 大脳白質の変性
2: 多発性硬化症 - 中枢神経の脱髄
3: Huntington病 - 線条体の変性
4: Alzheimer型認知症 - 大脳皮質の変性
5: 筋萎縮性側索硬化症 - 脊髄前角細胞の脱落
50歳の男性。右利き。脳梗塞発症後2週経過。頭部CTを示す。この患者にみられる状態として考えにくいのはどれか。
1: Gerstmann症候群
2: 左下肢運動麻痺
3: 左上肢感覚低下
4: 左空間無視
5: 身体失認
56歳の男性。発症時に明らかな運動麻痺はないが、歩くとすぐによろけて物につかまっていないと立っていられなくなり、頭部CT検査で脳出血と診断された。頭部CT画像を示す。この患者の頭部CT画像として最も可能性が高いのはどれか。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
5: ⑤
発症後2時間の脳梗塞病巣を確認するために最も適切なのはどれか。
1: CT像
2: MRI水強調像
3: MRI拡散強調像
4: MRI脂肪抑制像
5: MRI3DT1強調像
歩行障害がある患者の頭部MRIのT1強調冠状断像を示す。腰椎穿刺を行い髄液を排出させたところ、歩行障害が改善した。最も考えられるのはどれか。
1: Parkinson病
2: 正常圧水頭症
3: 脳梗塞
4: 脳出血
5: 慢性硬膜下血腫
脳出血時の頭部CTを示す。誤っているのはどれか。
1: くも膜下出血
2: 尾状核出血
3: 小脳出血
4: 脳幹出血
5: 被殻出血
突然の左不全片麻痺を呈して搬送された患者の発症後3時間の頭部MRIの拡散強調像を示す。最も考えられるのはどれか。
1: 脳出血
2: 脳梗塞
3: 脳腫瘍
4: 脳動静脈瘻
5: くも膜下出血
疾患と病理学的変化の組合せで正しいのはどれか。
1: Parkinson病――大脳白質の変性
2: 多発性硬化症――中枢神経の脱髄
3: Lewy小体型認知症――大脳白質の虚血
4: 筋萎縮性側索硬化症――脊髄後索の変性
5: Guillain-Barré症候群――脊髄前角の変性
70歳の女性。右利き。高血圧性脳出血。急性期の頭部CTを示す。この患者で最も出現しにくいのはどれか。
1: 片麻痺
2: 失語症
3: 感覚障害
4: 運動維持困難
5: 中枢性顔面神経麻痺
脳出血時の頭部CT(別冊No. 1)を別に示す。誤っているのはどれか。
1: くも膜下出血
2: 尾状核出血
3: 小脳出血
4: 脳幹出血
5: 被殻出血
多発性硬化症患者の頭部MRIを別に示す。矢印で示す病変部位と症状との組合せで正しいのはどれか。
1: ① — 左運動失調
2: ② — Lhermitte徴候
3: ③ — 右聴覚障害
4: ④ — 視野障害
5: ⑤ — 運動性失語
突然の右不全片麻痺を呈して搬送された患者の発症後6時間の頭部CTを示す。最も考えられるのはどれか。
1: 視床出血
2: 被殻出血
3: 皮質下梗塞
4: くも膜下出血
5: 慢性硬膜下血腫
75歳の女性。突然の意識障害で搬入された。発症当日の頭部CTを示す。考えられるのはどれか。
1: 脳塞栓
2: 髄膜腫
3: 脳内出血
4: 硬膜下血腫
5: くも膜下出血
前頭葉と側頭葉に限局性の大脳皮質の萎縮を認める疾患はどれか。
1: Alzheimer型認知症
2: 正常圧水頭症
3: 脳血管性認知症
4: Pick病
5: Lewy小体型認知症
70歳の女性。右利き。脳梗塞を発症し搬送された。発症後2か月の頭部MRI示す。現時点で最も出現しやすい症状はどれか。
1: 運動麻痺
2: 嚥下障害
3: 視覚障害
4: 聴覚障害
5: 失語症