脊髄小脳変性症の症状と対処との組合せで誤っているのはどれか。
1: 嚥下障害-とろみ調整食品
2: 起立性低血圧-弾性包帯
3: 脊髄後索障害-視覚代償
4: 四肢失調症-PNF
5: 睡眠時無呼吸症候群-口すぼめ呼吸
骨折後に発生する合併症で誤っているのはどれか。
1: 静脈血栓症
2: 阻血性拘縮(フォルクマン拘縮)
3: 骨化性筋炎
4: 無腐性骨壊死
5: デュプイトラン拘縮
正しい組合せはどれか。2つ選べ。 ア.脳出血-アテローム硬化イ.脳血栓-血小板減少ウ.脳塞栓-心房細動エ.くも膜下出血-動脈瘤破裂オ.慢性硬膜下血腫-動静脈奇形破裂
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
吸引操作の合併症として誤っているのはどれか。
1: 不整脈
2: 肺胞虚脱
3: 肺うっ血
4: 低酸素血症
5: 気管支攣縮
脳血管障害による右大脳半球損傷の症状で頻度の少ないのはどれか。
1: 間違った袖に手を通す。
2: 食事をお膳の片側半分残す。
3: 麻痺のあることが分からない。
4: 急須でお茶を入れる手順を混乱する。
5: 閉眼したままにという指示に開眼してしまう。
頸髄損傷急性期合併症で下肢の関節可動域訓練が禁忌となるのはどれか。
1: 無気肺
2: 頻脈
3: 起立性低血圧
4: 尿路感染症
5: 深部静脈血栓症
誤っている組合せはどれか。
1: 静脈瘤-静脈壁限局性拡張
2: 動脈硬化症-アテローム変性
3: 虚血性心疾患-冠動脈血栓
4: 糖尿病性網膜症-眼底部小動脈瘤
5: レイノー病-閉塞性血栓性血管炎
脳卒中後の肩手症候群について正しいのはどれか。
1: 体温上昇を伴う。
2: 脳卒中発症直後から生じる。
3: 重度の片麻痺で多くみられる。
4: 患側手背に限局した疼痛を認める。
5: 早期には上肢全体に高度な浮腫を認める。
47歳の右利きの女性。脳出血発症後2か月経過。ブルンストローム法ステージは上肢IV、手指IV、下肢V。麻痺側の感覚障害を認めた。図に発症時の出血部位(出血部位:網かけ)を示す。脳の他の部位には萎縮や低吸収域を認めなかった。この患者の出血部位はどれか。2つ選べ。ア.脳梁イ.前障ウ.被殻エ.内包オ.視床
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
外傷性骨折の早期から発症する合併症はどれか。
1: 阻血性骨壊死
2: 骨化性筋炎
3: フォルクマン拘縮
4: 偽関節
5: 変形性関節症
視床出血で生じやすい症状はどれか。2つ選べ。
1: 失調
2: 失書
3: 把握反射
4: 異常感覚
5: 肢節運動失行
脳卒中に合併した肩手症候群で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.腫脹、疼痛の時期と萎縮性変化の時期とがある。イ.原因は自律神経機能異常と考えられる。ウ.ROM訓練は中止する。エ.男性の右片麻痺患者に多い。オ.脳卒中発症10週以後に発症する。
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
Wallenberg症候群を起こす病態で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 橋出血
2: ラクナ梗塞
3: 脳動静脈奇形
4: 脳底動脈解離
5: 内頸動脈閉塞症
注視麻痺をきたす疾患はどれか。2つ選べ。
1: 中脳出血
2: 小脳半球梗塞
3: 慢性硬膜下血腫
4: 進行性核上性麻痺
5: 筋萎縮性側索硬化症
廃用症候群が原因となるのはどれか。
1: 脳梗塞
2: 糖尿病
3: 心筋梗塞
4: 沈下性肺炎
5: 閉塞性動脈硬化症
脳血管障害のCT異常所見で誤っているのはどれか。 ア.一過性脳虚血発作-低吸収域イ.脳梗塞(急性期)-高吸収域ウ.脳梗塞(慢性期)-低吸収域エ.くも膜下出血(急性期)-高吸収域オ.脳出血(急性期)-高吸収域
1: ア、イ
2: ア、オ
3: イ、ウ
4: ウ、エ
5: エ、オ
70歳の女性。右利き。高血圧性脳出血。急性期の頭部CTを示す。この患者で最も出現しにくいのはどれか。
1: 片麻痺
2: 失語症
3: 感覚障害
4: 運動維持困難
5: 中枢性顔面神経麻痺
うっ血性心不全の急性増悪時にみられるのはどれか。2つ選べ。
1: 浮 腫
2: 四肢冷感
3: 体重減少
4: 頸静脈圧低下
5: 高ナトリウム血症
正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 心房細動は脳塞栓の原疾患となる。
2: 下肢静脈の血栓は肺塞栓の原因となる。
3: 脳塞栓の好発部位は大脳基底核である。
4: 下肢の外傷後に空気塞栓症が起こる。
5: 潜函病では脂肪塞栓症が起こる。
脳血管障害の早期作業療法で誤っているのはどれか。
1: 意識レベルに応じて課題を検討する。
2: 悪心などの自覚症状があれば直ちに中止する。
3: 起立性低血圧があれば安静臥床を続ける。
4: 患肢の管理法を指導する。
5: 排泄コントロール、排泄方法を評価する。