第34回午前第51問の類似問題

第36回午前:第53問

頸髄損傷患者の肺理学療法の目的で誤っているのはどれか。  

1: 排痰の促進

2: 微小気管支の開存

3: 胸郭可動性の確保

4: 1回換気量の増大

5: 肋間筋の筋力増強

第45回午後:第35問

脊髄損傷患者の呼吸に対する理学療法の目的でないのはどれか。  

1: 無気肺の予防

2: 肺水腫の予防

3: 横隔膜呼吸の促進

4: 胸郭拘縮発生の予防

5: 気道分泌物の喀出の促進

第38回午前:第66問

肺理学療法の内容と効果との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 胸郭可動域訓練-肺コンプライアンスの増大

2: 口すぼめ呼吸-横隔膜の強化

3: 体位排痰法-気道の浄化

4: リラクセーション-酸素消費量の低下

5: 腹式呼吸-換気量の増大

第36回午前:第50問

頸髄損傷の早期理学療法とその目的との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 肺理学療法-無気肺の予防

2: 他動的関節可動域訓練-関節拘縮の予防

3: 座位訓練-横隔膜の筋力強化

4: 残存筋の自動介助訓練-筋力の維持・改善

5: 体位変換-褥瘡の予防

第37回午前:第79問

呼吸理学療法と疾患との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 口すぼめ呼吸-肺気腫

2: 体位排痰法-気管支拡張症

3: 咳嗽法-頸髄損傷

4: 舌咽呼吸-間質性肺炎

5: 腹式呼吸-小児喘息

第34回午前:第47問

脊髄損傷(第5頸髄節まで機能残存)に対する理学療法で誤っているのはどれか。  

1: ベッド柵を用いた寝返り訓練

2: 血圧測定しながらの座位訓練

3: 手関節背屈の抵抗運動

4: 大胸筋の筋力強化訓練

5: 胸郭モビリゼーション

第42回午前:第93問

慢性閉塞性肺疾患の理学療法で適切でないのはどれか。  

1: 呼吸筋訓練

2: 胸郭可動域訓練

3: 深吸気

4: 下肢エルゴメーター

5: 体位排痰法

第47回午前:第45問

呼吸機能が低下してきた筋萎縮性側索硬化症患者に対する呼吸理学療法で適切なのはどれか。  

1: 口すぼめ呼吸の指導

2: 胸郭のストレッチ

3: 呼気時の胸郭圧迫

4: 腹式呼吸の指導

5: 有酸素運動

第47回午後:第47問

呼吸リハビリテーションで正しいのはどれか。  

1: ハッフィングは胸郭の伸張を目的とする。

2: 横隔膜呼吸は、呼吸補助筋の活動を促進する。

3: 呼吸困難時の症状改善には、腹臥位が有効である。

4: インセンティブスパイロメトリは長く吸気を持続させる。

5: 口すぼめ呼吸は、呼気よりも吸気を長くするように指導する。

第40回午前:第31問

25歳の男性。外傷性頸髄損傷。現在は図のような動作で食事を行っている。この患者に対して急性期に行った呼吸理学療法で誤っているのはどれか。 

40_0_31

1: 胸郭モビライゼーション

2: 肋間筋強化

3: 息こらえ練習

4: 介助咳嗽練習

5: 体位排痰法

第41回午前:第32問

20歳の男性。大学でラグビーの練習中に頸髄損傷(第6頸髄節まで機能残存)となった。受傷後1か月の呼吸理学療法で適切でないのはどれか。  

1: 排痰の促進

2: 胸郭可動性の確保

3: 横隔膜の筋力強化

4: 肋間筋の筋力強化

5: インセンティブ・スパイロメトリーを用いた呼吸訓練

第43回午前:第33問

呼吸機能テストの結果、図Aのようなフローボリューム曲線を得た。この患者の呼吸理学療法で誤っているのはどれか。ただし、図Bは健常者の結果を示す。 

43_0_33

1: 胸郭の可動性維持

2: 口すぼめ呼吸の指導

3: 横隔膜呼吸法の指導

4: 強制吸気の指導

5: 腹筋の筋力増強

第45回午前:第39問

呼吸器疾患の理学療法の目的で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 呼吸数の増加

2: 吸気の緩徐化

3: 腹式呼吸の促通

4: 呼吸補助筋の活用

5: 全身のリラクセーション

第38回午前:第87問

慢性閉塞性肺疾患の理学療法で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.呼吸訓練では呼気時間の延長を図る。イ.呼吸困難時の呼吸介助法は背臥位で行う。ウ.腹式呼吸の習得には胸鎖乳突筋の収縮を確認する。エ.下葉部に痰を認めたら座位にて体位排痰を行う。オ.痰の粘性が低ければハフィング(huffing)が排痰に有効である。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第55回午前:第90問

集中治療室での急性期リハビリテーションに関して正しいのはどれか。  

1: 安全面から歩行練習は行わない。

2: squeezingでは呼気時に肺を圧迫する。

3: 頭部挙上位は全身状態が安定してから開始する。

4: 総腓骨神経麻痺の発生予防には踵部の除圧が重要である。

5: 体位排痰法では痰の貯留部位を下にした姿勢を保持する。

第34回午前:第64問

開胸術前の呼吸指導で適切でないのはどれか。  

1: リラクセーション

2: 腹式呼吸法

3: 胸部乾布摩擦

4: 器具を用いた吸気強化

5: 術創を仮定した体位での深呼吸

第37回午前:第78問

呼吸障害の理学療法で適切なのはどれか。  

1: 拘束性換気障害には口すぼめ呼吸を行う。

2: 慢性肺気腫の症例では速い呼気運動を行う。

3: ボルグ指数15~17の負荷で行う。

4: 無酸素性作業閾値以上の運動負荷で行う。

5: 階段では昇りながら息をはき、止まって吸気を行う。

第35回午後:第42問

呼吸運動で誤っているのはどれか。  

1: 安静呼吸時に横隔膜は上下に動く。

2: 腹筋の収縮で横隔膜は挙上する。

3: 横隔膜は収縮で下降する。

4: 呼気時に外肋間筋が主に働く。

5: 吸気時に肋骨下縁は挙上する。

第39回午前:第69問

脊髄損傷の合併症と理学療法との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 起立性低血圧-斜面台による立位訓練

2: 深部静脈血栓予防-下肢他動運動

3: 呼吸障害-吸気筋筋力強化

4: 異所性骨化予防-愛護的関節可動域訓練

5: 核・核下障害型膀胱-トリガーポイントを利用した排尿訓練

第43回午前:第94問

健常者の姿勢と呼吸機能の組合せで正しいのはどれか。  

1: 背臥位-換気血流不均等が起きにくい。

2: 背臥位-胸郭背側の動きが良い。

3: 側臥位-両肺の換気量に左右差を生じる。

4: 座位-胸郭の動きが制限される。

5: 座位-横隔膜の動きが制限される。