下垂体前葉から分泌されるホルモンはどれか。
1: メラトニン
2: オキシトシン
3: バソプレシン
4: プロラクチン
5: テストステロン
ホルモンと産生部位との組合せで正しいのはどれか。
1: プロラクチン放出ホルモン - 下垂体
2: サイロキシン - 視床下部
3: カルシトニン - 上皮小体
4: セクレチン - 副腎
5: エリスロポエチン - 腎臓
腎臓の機能で誤っているのはどれか。
1: 血流量は毎分心拍出量の20~25%に相当する。
2: クリアランスは尿量の増加とともに増加する。
3: 糸球体ではろ過が行われる。
4: 近位尿細管では再吸収が行われる。
5: 再吸収は抗利尿ホルモンが関係する。
内分泌物質の作用で正しいのはどれか。
1: バソプレシンは尿量増加に働く。
2: 上皮小体ホルモンは血中Caを増加させる。
3: 甲状腺ホルモンは基礎代謝率を低下させる。
4: インスリンはグルコースの細胞内取り込みを阻害する。
5: 副腎皮質ホルモンは糖新生(グルコース産生)を阻害する。
発症早期の多系統萎縮症で頻度が低いのはどれか。
1: 認知症
2: 尿失禁
3: 動作緩慢
4: 起立性低血圧
5: 姿勢反射障害
副腎について正しいのはどれか。
1: 右副腎静脈は右腎静脈を介して下大静脈に移行する。
2: 左副腎は右副腎よりも1/2椎体高い位置にある。
3: 髄質は糖質コルチコイドを分泌する。
4: 皮質は抗利尿ホルモンを分泌する。
5: 髄質は中胚葉に由来する。
頭蓋内腫瘍について誤っているのはどれか。
1: 下垂体腫瘍では内分泌異常を呈しやすい。
2: 神経鞘腫は三叉神経に好発する。
3: 髄膜腫は手術的治療が比較的容易である。
4: 成人ではテント上腫瘍が多い。
5: 転移性腫瘍の原発巣は肺が多い。
第3腰髄節レベルまで機能残存の完全対麻痺患者における合併症で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 褥 瘡
2: 体温調節障害
3: 神経因性膀胱
4: 起立性低血圧
5: 自律神経過反射
病態とその治療薬の組合せで正しいのはどれか。
1: ジスキネジア − L-dopa
2: 重症筋無力症 − コリンエステラーゼ阻害薬
3: 前立腺肥大症 − 抗コリン薬
4: 間質性肺炎 − メトトレキサート
5: 消化管出血 − アスピリン
疾患と病理変化との組合せで誤っているのはどれか。
1: 多発性硬化症-中枢神経の脱髄
2: ハンチントン舞踏病-線条体の変性
3: アルツハイマー病-大脳皮質の変性
4: パーキンソン病-大脳白質の変性
5: 筋萎縮性側索硬化症-脊髄前角細胞の脱落
誤っている組合せはどれか。
1: 膀胱尖-正中臍索
2: 膀胱底-内尿道口
3: 膀胱三角-粘液腺
4: 内尿道括約筋-横紋筋
5: 排尿筋-骨盤内臓神経
成長ホルモンについて誤っているのはどれか。
1: 蛋白質である。
2: 下垂体前葉で合成される。
3: 下垂体前葉から分泌される。
4: 成人になると分泌が停止する。
5: 小児期の分泌不全によって低身長をきたす。
基礎代謝について正しいのはどれか。
1: 男性は女性より低い。
2: 過食によって低下する。
3: 老化に伴い上昇する。
4: 寒冷の環境に慣れた人は低下する。
5: 副腎髄質ホルモンによって上昇する。
症候とその説明の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: Uhthoff徴候 ── 体温の低下で神経症状が悪化する。
2: Lasègue徴候 ── 腰椎椎間板ヘルニアで陽性になる。
3: Lhermitte徴候 ── 頸部の前屈により背部中央に痛みが走る。
4: 内側縦束症候群 ── 後頭葉の障害で起こる。
5: Brown-Séquard症候群 ── 脊髄の両側横断性障害で起こる。
下垂体前葉から分泌されるのはどれか。
1: サイロキシン
2: アドレナリン
3: エストロゲン
4: メラトニン
5: 成長ホルモン
副腎髄質から分泌されるホルモンはどれか。
1: レニン
2: アンドロゲン
3: コルチゾール
4: アルドステロン
5: ノルアドレナリン
廃用症候群に含まれないのはどれか。
1: 筋萎縮
2: 尿路結石
3: 骨粗鬆症
4: 反張膝
5: 体力低下
下垂体後葉から分泌されるホルモンはどれか。
1: 成長ホルモン
2: エストロゲン
3: オキシトシン
4: 甲状腺刺激ホルモン
5: 副腎皮質刺激ホルモン
排便について誤っているのはどれか。
1: 排便反射の中枢は第2~4仙髄にある。
2: 延髄にある高位中枢により調節される。
3: 排便反射の遠心路は交感神経である。
4: 直腸壁の伸展により誘発される。
5: 下痢には腸管運動異常によるものがある。