第36回午前第77問の類似問題

第42回午前:第54問

寒冷が生体に及ぼす影響で誤っているのはどれか。  

1: 疼痛閾値の低下

2: 末梢血管の収縮

3: 末梢神経伝導速度の遅延

4: 代謝の抑制

5: 浮腫の抑制

第50回午後:第35問

寒冷療法の作用で正しいのはどれか。  

1: 痛覚閾値の低下

2: 血液粘稠度の低下

3: 毛細血管透過性の亢進

4: 組織の酸素需要量の減少

5: α運動ニューロンの活動抑制

第55回午前:第40問

寒冷療法の作用で正しいのはどれか。  

1: 滑液粘性の低下

2: 疼痛閾値の低下

3: 神経伝導速度の増加

4: 筋紡錘の感受性の減弱

5: 毛細血管透過性の亢進

第45回午後:第43問

寒冷療法の作用はどれか。2つ選べ。  

1: 痙縮の減少

2: 代謝率の上昇

3: 痛覚閾値の上昇

4: 初期の血流増加

5: 軟部組織の伸展性増加

第35回午前:第76問

局所の寒冷による生理的作用について誤っているのはどれか。  

1: 反応性の血管拡張

2: 筋代謝の亢進

3: 疼痛閾値の上昇

4: 神経伝導速度の低下

5: 結合組織弾性の低下

第53回午前:第38問

寒冷療法が痙縮を低下させる機序はどれか。  

1: 筋組織の代謝の増大

2: 毛細血管透過性の増大

3: γ神経線維の伝導速度の低下

4: δ神経線維の伝導速度の低下

5: 筋紡錘からの求心性放電の増大

第46回午前:第42問

温熱の効果でないのはどれか。  

1: 鎮痛

2: 鎮痙

3: 浮腫抑制

4: 組織代謝亢進

5: 局所血流量増加

第47回午前:第32問

寒冷療法が痙縮を低下させる機序で正しいのはどれか。  

1: 筋紡錘からの求心性放電の増大

2: γ神経線維の伝導速度の低下

3: δ神経線維の伝導速度の低下

4: 毛細血管透過性の増大

5: 筋組織の代謝の増大

第39回午前:第89問

寒冷療法の目的で適切でないのはどれか。  

1: 疼痛の軽減

2: 有痛性スパズムの軽減

3: 痙縮の低下

4: レイノー現象の緩和

5: 循環の改善

第35回午前:第77問

温熱療法の効果で誤っているのはどれか。  

1: 血管の拡張

2: 筋緊張の低下

3: 発汗の増加

4: 脈拍数の増加

5: 分時換気量の減少

第37回午前:第85問

水治療法の温度と生理学的反応との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 10℃-局所の痙縮抑制

2: 20℃-血圧上昇

3: 34℃-酸素消費量増大

4: 38℃-血管拡張

5: 42℃-心拍数増加

第42回午後:第49問

萎縮の原因で誤っているのはどれか。  

1: 栄養の低下

2: 血液供給の減少

3: 対臓器の一側の欠損

4: 仕事負荷の消失

5: 内分泌刺激の消失

第43回午前:第59問

電気刺激療法の目的で誤っているのはどれか。  

1: 廃用による筋力低下の予防

2: 脱神経筋における神経終末の発芽促進

3: 不動に伴う浮腫の軽減

4: 痙縮の軽減

5: 尿失禁の改善

第52回午後:第64問

交感神経の作用はどれか。  

1: 瞳孔の縮小

2: 膀胱の収縮

3: 心拍数の減少

4: 気管支の拡張

5: 膵液の分泌促進

第43回午前:第74問

治療的な電気刺激の目的で適切でないのはどれか。  

1: 廃用による筋力低下の予防

2: 脱神経筋における神経終末の発芽促進

3: 末梢神経損傷による疼痛の軽減

4: 脳卒中による痙縮の軽減

5: 不動に伴う浮腫の軽減

第57回午前:第37問

廃用症候群における症状と治療の組合せで正しいのはどれか。  

1: 筋萎縮―――――――装具固定

2: 骨萎縮―――――――機能的電気刺激

3: 下腿浮腫――――――安静保持

4: 起立性低血圧――――塩分制限

5: 深部静脈血栓症―――抗凝固療法

  • 答え:5
  • 解説:廃用症候群は、長期間の安静や不活動によって筋肉や骨が萎縮し、機能が低下する症状です。適切な治療法を選択することが重要です。
  • 筋萎縮に対して装具固定は適切ではありません。装具固定は関節を安静に保つために使用されますが、筋萎縮の治療にはダイナミックスプリントのように伸張力を発生できるものが適しています。
  • 骨萎縮に対して機能的電気刺激は適切ではありません。機能的電気刺激は運動神経を電気刺激で興奮を調整し、骨格筋の収縮を促すため、筋萎縮の予防や神経-筋の再教育に用いられます。
  • 下腿浮腫に対して安静保持は適切ではありません。安静によって筋収縮による血管へのポンプ作用が働かずに浮腫が生じます。適切な治療法は、適度な運動や圧迫療法などです。
  • 起立性低血圧に対して塩分制限は適切ではありません。塩分制限は高血圧に対して行われます。廃用が原因の起立性低血圧には、姿勢変化前に下肢を運動させることや弾性包帯等で静脈を軽く圧迫して血圧低下を予防する方法が適切です。
  • 深部静脈血栓症に対して抗凝固療法は適切です。ヘパリンなどの抗凝固剤は、トロンビン、プロトロンビンなどの血液凝固因子に作用して血液凝固を妨げるため、不動により生じた血栓を治療するのに有効です。
  • 科目:認知症・高齢者障害
  • 重要度:プレミアム特典
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第46回午後:第63問

副交感神経の興奮によるものはどれか。  

1: 瞳孔散大

2: 胆嚢弛緩

3: 消化管蠕動抑制

4: 気管支平滑筋収縮

5: 外生殖器血管収縮

第34回午後:第55問

萎縮の要因でないのはどれか。  

1: 労作量の増加

2: 栄養の欠乏

3: 血流の減少

4: 神経支配の消失

5: 内分泌刺激の減少

第46回午前:第78問

血圧降下薬としての作用機序で適切なのはどれか。  

1: 利尿

2: 心拍数増加

3: 心拍出量増大

4: 血管平滑筋収縮

5: ナトリウム貯留

第34回午前:第61問

反射性交感神経性ジストロフィー患者の急性期の理学療法で適切でないのはどれか。  

1: 弾性包帯による浮腫の軽減

2: 自動運動による可動域の改善

3: 温熱療法による疼痛の軽減

4: 経皮的電気刺激による鎮痛

5: 重りを用いた筋力増強