第57回午前第34問の類似問題

第52回午前:第33問

脳血管障害の評価として用いられる評価法について正しいのはどれか。  

1: mRSの評価項目に筋緊張がある。

2: SIASの評価項目に意識障害がある。

3: GCSの評価項目に関節可動域がある。

4: NIHSSの評価項目にバランスがある。

5: Fugl-Meyer Assessmentの評価項目に感覚機能がある。

第36回午前:第60問

脊髄損傷患者の合併症とその対応との組合せで正しいのはどれか。  

1: 肩関節の異所性骨化─急性期からストレッチ

2: 自律神経過反射-下肢挙上位で経過観察

3: 急性期の骨脱灰-牛乳の飲用

4: 褥 瘡-車椅子上で徐圧動作

5: 作業中の失禁-留置導尿

第57回午前:第90問

脳梗塞の発生部位と出現する症状の組合せで正しいのはどれか。  

1: Broca領域 ── 遂行機能障害

2: 右小脳半球 ── 左上下肢の運動失調

3: 右内包後脚 ── 左上下肢の運動麻痺

4: 左前頭葉 ── 左半側空間無視

5: 左放線冠 ── 感覚性失語

  • 答え:3
  • 解説:脳梗塞の発生部位によって出現する症状は異なります。この問題では、それぞれの部位における症状を正確に理解することが求められています。
  • Broca領域は運動性失語の症状が現れる部位であり、遂行機能障害は前頭葉で見られるため、この選択肢は誤りです。
  • 右小脳半球では、右(同側)上下肢の運動失調が見られるため、この選択肢は誤りです。小脳半球の症状には、同側上下肢の運動失調や筋緊張の低下が含まれます。
  • 右内包後脚では、左上下肢の運動麻痺が見られるため、この選択肢は正しいです。
  • 左前頭葉では非流暢性失語が見られるため、この選択肢は誤りです。左半側空間無視は、右頭頂葉後部で見られる症状です。
  • 左放線冠は部位によって様々な症状が現れますが、感覚性失語はWernicke領域で見られるため、この選択肢は誤りです。
  • 科目:神経・筋系の障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第41回午前:第72問

二分脊椎(脊髄髄膜瘤)で誤っているのはどれか。  

1: 水頭症の合併は知的障害と関連する。

2: 脊髄係留症候群は乳児期に出現する。

3: 神経因性膀胱が問題となる。

4: 足部は褥瘡の好発部位である。

5: 学童期には肥満が問題となる。

第49回午前:第99問

神経症性障害について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 全般性不安障害では疾病利得がみられる。

2: 強迫行為では不合理と思いながらも繰り返し手を洗う。

3: 離人症では自分がとても重い病気ではないかと心配する。

4: 社交恐怖では自分が見捨てられるのではないかと心配する。

5: 予期不安ではパニック発作がまた起きるのではないかと心配する。

第37回午後:第96問

中心性頸髄損傷で正しいのはどれか。  

1: 上肢より下肢の障害が強い。

2: 椎骨の損傷を合併する。

3: 高齢者に発症する。

4: 頸部過屈曲によって生じる。

5: 運動より感覚の障害が強い。

第37回午前:第24問

脊髄小脳変性症患者に適切でない福祉用具はどれか。   

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1: ア、イ

2: ア、オ

3: イ、ウ

4: ウ、エ

5: エ、オ

第41回午後:第11問

脊髄の解剖で誤っている組合せはどれか。  

1: 外側脊髄視床路-温痛覚

2: 外側皮質脊髄路-随意運動

3: 前脊髄視床路-非識別性触覚

4: 後索-深部覚

5: 前庭脊髄路-二点識別覚

第48回午後:第23問

小脳性失調の評価と症候の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 書字 − 小字症

2: 構音 − 断綴性発語

3: 指鼻試験 − 測定異常

4: 深部腱反射 − 亢進

5: Romberg試験 − 陽性

第34回午前:第50問

脊髄損傷の合併症とその対策との組合せで適切でないのはどれか。  

1: 拘 縮-他動運動

2: 褥 瘡-体位交換

3: 異所性骨化-電気刺激

4: 自律神経過反射-血圧測定

5: 起立性低血圧-腹帯装着

第50回午後:第13問

5歳の男児。脳性麻痺で痙直型四肢麻痺である。粗大運動機能は側臥位までの寝返りが可能。背臥位と背臥位から引き起こしたときの状態を図に示す。臨床症状として可能性が低いのはどれか。 

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1: 足クローヌス陽性

2: 下肢の伸筋共同運動

3: 緊張性迷路反射の残存

4: パラシュート反応陽性

5: 股関節外転の可動域制限

第48回午前:第36問

伝い歩きが可能なレベルの脊髄小脳変性症患者で姿勢バランスを崩す危険性が高いのはどれか。  

1: 閉脚立位

2: 片膝立ち位

3: 四つ這い位

4: タンデム肢位

5: 踵接地でのしゃがみ位

第34回午後:第85問

末梢神経麻痺の症候で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.不随意運動イ.感覚障害ウ.筋萎縮エ.病的反射オ.腱反射亢進  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第47回午前:第36問

神経・筋疾患の患者のリハビリテーションで優先度が低いのはどれか。  

1: Parkinson病では視覚刺激を運動発動に利用する。

2: 筋ジストロフィーの運動訓練では過負荷に注意する。

3: 筋萎縮性側索硬化症では発症早期から褥瘡に注意する。

4: Guillain-Barré症候群では訓練中の不整脈に注意する。

5: 脊髄小脳変性症では早期から転倒に注意する。

第34回午前:第54問

小脳性運動失調の検査の目的で正しいのはどれか。  

1: 踵膝試験で視覚的代償をみる。

2: 鼻指鼻試験で測定障害をみる。

3: 膝打ち試験で振戦をみる。

4: 線引き試験で運動変換障害をみる。

5: ロンベルグ試験で眼振をみる。

第35回午後:第51問

疾患と病理的変化との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 多発性硬化症-中枢神経の脱髄

2: パーキンソン病-大脳皮質の変性

3: アルツハイマー病-大脳皮質の変性

4: ギラン・バレー症候群-末梢神経の脱髄

5: 筋萎縮性側索硬化症-脊髄側索の変性

第39回午後:第89問

正しいのはどれか。  

1: 先天性股関節脱臼は男児に多い。

2: ペルテス病では股関節に内転制限が起こる。

3: マルファン症候群では四肢の短縮が起こる。

4: 先天性多発性関節拘縮症は生後進行する。

5: 二分脊椎では水頭症を合併しやすい。

第56回午後:第4問

身体図のような感覚障害を呈する場合に考えられる脊髄の障害部位はどれか。 

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

5: ⑤

第52回午後:第82問

脊髄損傷の自律神経過反射でみられるのはどれか。2つ選べ。  

1: 頻脈

2: 高血圧

3: 低血糖

4: 顔面紅潮

5: 損傷レベルより下の発汗

第44回午前:第68問

脊髄損傷の異所性骨化で正しいのはどれか。  

1: 関節周囲に熱感が生じる。

2: 麻痺域の小関節に好発する。

3: 血清カルシウム値が上昇する。

4: 発生すれば関節可動域運動を中止する。

5: 血清アルカリフォスファターゼ値が低下する。