第36回午前第61問の類似問題

第53回午前:第42問

変形性膝関節症の理学療法介入方法について、理学療法診療ガイドライン第1版(日本理学療法士協会)で推奨グレードが最も低いのはどれか。  

1: 協調運動

2: 減量療法

3: 有酸素運動

4: 筋力増強運動

5: ホットパック

第48回午後:第15問

46歳の女性。BMIは29である。両側の変形性股関節症で、股関節周囲の筋力低下と荷重時の股関節痛がある。理学療法で適切でないのはどれか。  

1: 杖を用いた歩行訓練

2: 水中歩行による有酸素運動

3: 階段昇降による筋力増強訓練

4: 背臥位での下肢筋のストレッチ

5: 自転車エルゴメーターでの筋持久性訓練

第34回午前:第44問

疾患と運動療法との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 腰痛症-ウイリアムス体操

2: 失調症-フレンケル体操

3: 五十肩-コッドマン体操

4: 圧迫骨折-ベーラー体操

5: 変形性膝関節症-バージャー・アレン体操

第42回午前:第93問

慢性閉塞性肺疾患の理学療法で適切でないのはどれか。  

1: 呼吸筋訓練

2: 胸郭可動域訓練

3: 深吸気

4: 下肢エルゴメーター

5: 体位排痰法

第46回午前:第40問

胸髄完全損傷患者の運動で広背筋の作用でないのはどれか。  

1: プッシュアップを容易にする。

2: 骨盤をコントロールする。

3: 呼吸運動を促進する。

4: 肩甲帯を固定する。

5: 体幹を固定する。

第34回午前:第4問

85歳の女性。多発性脳梗塞。2年前大腿骨転子間骨折。T字杖歩行をしていたが、最近、転倒がみられるようになった。また、痴呆が出現し声かけをしないと歩行をしなくなり、ベッドに臥床することが多くなった。介護者である嫁の要請があり訪問による理学療法を開始した。理学療法および指導で適切でないのはどれか。  

1: 大腿四頭筋の等尺性筋力強化訓練

2: 介助歩行とその指導

3: 廊下に手すりを設置

4: ポータブルトイレへの移乗訓練

5: 屋外用車椅子の貸与

第36回午後:第81問

先天性股関節脱臼について誤っているのはどれか。  

1: 寛骨臼は浅く発育が悪い。

2: 骨端核の出現は遅延する。

3: 脱臼側の下肢短縮を認める。

4: 股関節の屈曲内転が制限される。

5: トレンデレンブルグ徴候が陽性である。

第47回午後:第70問

股関節について正しいのはどれか。  

1: 関節窩には骨頭の1/3が入る。

2: 臼蓋角は成人の方が小児よりも大きい。

3: 運動範囲は内転の方が外転よりも大きい。

4: 大腿骨頭靱帯は内転時に緊張する。

5: 恥骨筋の収縮は外旋を制限する。

第54回午後:第10問

頸髄損傷完全麻痺者(第6頸髄節まで機能残存)が肘での体重支持を練習している図を示す。この練習の目的動作はどれか。 

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1: 導尿カテーテル操作

2: ベッド上での移動

3: 足上げ動作

4: 上着の着脱

5: 寝返り

第42回午前:第80問

転倒による右大腿骨頸部内側骨折に人工骨頭置換術を施行したとき、術後の起立訓練開始時期への影響が最も少ないのはどれか。  

1: 術前の歩行能力

2: セメントの使用

3: 手術切開創の治癒

4: 心機能の低下

5: 片麻痺の合併

第40回午前:第88問

パーキンソン病の理学療法について適切でないのはどれか。  

1: 肘這い位での頸部・体幹伸展訓練

2: 体幹の回旋訓練

3: ロフストランド杖を用いた歩行訓練

4: 目印をまたぐ歩行訓練

5: かけ声を利用した歩行訓練

第37回午前:第67問

変形性膝関節症の理学療法で誤っているのはどれか。  

1: 関節痛の軽減のため温熱療法を行う。

2: 膝内側痛の軽減のため靴に内側ウェッジを作製する。

3: 大腿四頭筋の筋力増強訓練を行う。

4: 屈曲拘縮軽減のためハムストリングスの伸張を行う。

5: 関節の荷重軽減のため杖を使用する。

第43回午前:第12問

78歳の女性。布団を持ち上げようとした際、背部から腹部への強い帯状痛を生じ、寝返りも困難となったため入院となった。入院時のエックス線写真AとMRI写真Bを示す。この患者がベッド上で行う理学療法で適切でないのはどれか。 

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1: 両側下肢への弾性ストッキングの着用

2: 背臥位で砂のうを用いた両上肢の筋力強化

3: 足関節の底背屈自動運動

4: 重錘バンドを用いた下肢伸展挙上運動

5: コルセットを装着しての背臥位での殿部挙上運動

第37回午前:第9問

60 歳の女性。筋萎縮性側索硬化症。下肢の痙縮が強く、介助歩行でははさみ足の傾向がある。手指は鷲手変形を呈し、上肢近位部の筋力は2。最近、嗄声が進行している。この患者の作業療法で適切でないのはどれか。  

1: ベッド上動作を容易にするため滑りやすい布をシーツとして使う。

2: 夜間家族を呼ぶため足スイッチコールを設置する。

3: PSBと万能カフを用いて食事をする。

4: ストロー付カップで補水をする。

5: 1スイッチ入力コミュニケーションエイドを使う。

第37回午前:第71問

脊髄損傷で誤っているのはどれか。  

1: 強制的な関節可動域運動は異所性骨化の原因となる。

2: 起立性低血圧は対麻痺よりも四肢麻痺で起こりやすい。

3: 自律神経過反射は第5胸髄節以上の損傷で起こりやすい。

4: 呼吸機能では1秒率は低下するが、%肺活量は正常である。

5: 高位頸髄損傷では消化性潰瘍が起こりやすい。

第46回午前:第35問

熱傷患者に対する作業療法で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 急性期には装具の適応がない。

2: 肥厚性瘢痕部は圧迫を避ける。

3: 患肢は挙上位にポジショニングする。

4: 肉芽形成促進のために温浴療法を行う。

5: 皮膚移植直後から移植部の伸張を行う。

第42回午後:第75問

骨折治癒に影響する因子として適切でないのはどれか。  

1: 低蛋白血症

2: 高尿酸血症

3: 転位の程度

4: 局所の感染

5: 血管損傷の合併

第48回午前:第5問

30歳の男性。右外果骨折に対して金属プレートで骨接合術を施行した。術後2か月経過。熱感はなく、全荷重が可能となっているが、足関節の背屈制限が残存している。関節可動域訓練前の物理療法で適切でないのはどれか。  

1: ホットパック

2: パラフィン浴

3: 極超短波

4: 渦流浴

5: 超音波

第41回午前:第25問

80歳の女性。転倒によって左大腿骨頸部内側骨折を受傷。人工骨頭置換術(セメントレス)施行2週後の理学療法で適切でないのはどれか。  

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第34回午前:第45問

多発性硬化症の理学療法で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.運動失調に対して重り負荷を用いる。イ.筋力低下に対してデローム法による漸増抵抗運動を行う。ウ.体力低下に対してボルグ指数の「かなりきつい」運動を行う。エ.痙縮に対して全身温浴を用いる。オ.歩行時の尖足に対して短下肢装具を用いる。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ