第56回午後第98問の類似問題

第48回午前:第89問

感覚障害を合併するのはどれか。2つ選べ。  

1: 多発性硬化症

2: 重症筋無力症

3: 筋萎縮性側索硬化症

4: 肢帯型筋ジストロフィー

5: 慢性炎症性脱髄性多発ニューロパチー

第50回午前:第84問

頭頂葉の病変で生じる症状はどれか。  

1: 歩行失行

2: 視覚失認

3: Anton症状

4: Parkinson症状

5: Gerstmann症候群

第38回午前:第49問

小脳性失調の評価と症候との組合せで正しいのはどれか。  

1: 指鼻試験-正常

2: 書 字-小字症

3: 深部腱反射-亢進

4: ロンベルグ試験-陰性

5: 歩 行-逆説運動

第34回午前:第46問

パーキンソン病のヤール重症度分類で誤っている組合せはどれか。  

1: ステージI- 一側症状

2: ステージII- 両側症状

3: ステージIII- ADL自立

4: ステージIV- 歩行不能

5: ステージV- 寝たきり

第47回午後:第14問

70歳の女性。買い物での計算や自宅への道順を間違えるようになり、心配した家族に伴われて物忘れ外来を受診した。Alzheimer型認知症と診断され外来作業療法を開始した。患者は「どうして私がここへ来ないといけないの」、「だまされた。帰りたい」と訴えて興奮することが多い。その後、興奮が落ち着き、作業療法室に定期的に通うようになった。今後の作業療法での留意点で適切なのはどれか。  

1: 個室で作業を行う。

2: 薬物の作用を学習させる。

3: 病気の説明を繰り返し行う。

4: 作業手順を1工程ずつ説明する。

5: 長時間かけて仕上げる作業を課題に選ぶ。

第46回午後:第4問

多発性硬化症患者の頭部MRIを別に示す。矢印で示す病変部位と症状との組合せで正しいのはどれか。 

46_1_4

1: ① — 左運動失調

2: ② — Lhermitte徴候

3: ③ — 右聴覚障害

4: ④ — 視野障害

5: ⑤ — 運動性失語

第46回午後:第87問

Wallenberg症候群を起こす病態で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 橋出血

2: ラクナ梗塞

3: 脳動静脈奇形

4: 脳底動脈解離

5: 内頸動脈閉塞症

第41回午前:第28問

65歳の女性。アルツハイマー型認知症。2年前から物忘れがひどくなった。散歩に行って自宅に帰れなくなってから、抑うつ的となり自宅から出たがらなくなった。日中の臥床傾向が強く、夜中に徘徊するようになったため入院となった。この患者の作業療法の目的で適切でないのはどれか。 ア.生活リズムの改善イ.身辺処理能力の改善ウ.対人関係能力の改善エ.作業遂行能力の改善オ.安心感の提供  

1: ア、イ

2: ア、オ

3: イ、ウ

4: ウ、エ

5: エ、オ

第44回午後:第66問

介護保険法における特定疾病はどれか。  

1: 筋強直性ジストロフィー

2: 脊髄小脳変性症

3: Huntington病

4: 多発性硬化症

5: 脳性麻痺

第36回午前:第83問

疾患と歩行補助具との組合せで適切でないのはどれか。  

1: 脳卒中片麻痺-T字杖

2: 脊髄小脳変性症-交互型歩行器

3: 痙直型両麻痺-ロフストランド杖

4: 慢性関節リウマチ-プラットフォーム杖

5: パーキンソン病-四点杖

第49回午後:第29問

6歳までの脳性麻痺で最も多いタイプはどれか。  

1: 痙直型

2: 失調型

3: 弛緩型

4: 混合型

5: アテトーゼ型

第43回午前:第77問

誤っている組合せはどれか。  

1: 不安障害 - 広場恐怖

2: 身体表現性障害 - 疼痛性障害

3: 広汎性発達障害 - Asperger(アスペルガー)症候群

4: 人格障害 - 多重人格

5: 気分障害 - 双極性障害

第42回午前:第49問

前交通動脈動脈瘤術後に両側前頭葉基底部の梗塞を認めた患者に対する作業療法で考慮すべき症状はどれか。  

1: 感覚性失語

2: 健忘症候群

3: 構成障害

4: 視覚失認

5: 相貌失認

第40回午前:第27問

72歳の男性。アルツハイマー型認知症(認知症性老人の日常生活自立度判定基準ランクIV)。5年前に発症してデイケア通所をしていた。徘徊や興奮のために在宅介護が困難となり、老人性認知症疾患治療病棟に入院した。集団活動を用いて情緒の安定と精神活動の活性化を図るときに、導入設定として適切なのはどれか。  

1: 覚醒度を上げる身体活動を用いる。

2: 活動内容に変化をもたせる。

3: 役割をもたせる。

4: 共同の描画作品に参加させる。

5: 活動時間は2時間程度とする。

第44回午後:第87問

多発性硬化症について正しいのはどれか。  

1: 高齢者に多い。

2: 脱髄が主病変である。

3: 症状に日内変動がみられる。

4: 初発症状として眼瞼下垂が多い。

5: 脳神経では聴覚が障害されやすい。

第46回午前:第27問

Wallenberg症候群において病巣と同側に認めるのはどれか。2つ選べ。  

1: 下肢麻痺

2: 小脳失調

3: 声帯麻痺

4: 上下肢の触覚低下

5: 上下肢の温痛覚脱失

第41回午前:第80問

パーキンソン病の自律神経徴候で誤っているのはどれか。  

1: 発汗異常

2: 排尿障害

3: 下 痢

4: 脂漏性皮膚

5: 起立性低血圧

第38回午後:第72問

躁病の症状はどれか。  

1: 連合弛緩

2: 強迫行為

3: 思考散乱

4: 日内変動

5: 抑制消失

第44回午前:第42問

小脳性失調の評価と症候との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 書 字 − 小字症

2: 構 音 − 断綴性発語

3: 指鼻試験 − 測定過小

4: 深部腱反射 − 亢 進

5: Romberg試験 − 陽 性

第57回午前:第40問

認知症のBPSD〈Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia〉の評価尺度はどれか。  

1: ADAS

2: CDR

3: MMSE

4: NPI

5: PSMS

  • 答え:4
  • 解説:この問題では、認知症のBPSD(Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia)の評価尺度を尋ねています。正解はNPI(Neuropsychiatric Inventory)で、認知症の行動・心理症状(BPSD)の評価方法です。
  • ADAS(Alzheimer’s Disease Assessment Scale)は認知症の重症度を調べる検査で、見当識、記憶、言語機能、行為・構成能力についての評価を行います。MMSEよりも記憶、構成能力に重点が置かれていますが、BPSDの評価尺度ではありません。
  • CDR(Clinical dementia rating)は記憶を中心とした認知機能障害の重症度評価尺度で、対象者の診察や、対象者を知るものからの行動観察情報により行動を評価します。しかし、BPSDの評価尺度ではありません。
  • MMSE(Mini Mental State Examination)は認知障害の簡便な評価方法で、30点満点のうち23点以下で明確な障害を示します。しかし、BPSDの評価尺度ではありません。
  • NPI(Neuropsychiatric Inventory)は認知症の行動・心理症状(BPSD)の評価方法で、検査用紙に従って検査者が用意された質問項目(妄想、幻覚、興奮、うつ、不安、多幸、無関心、脱抑制、易怒性、異常行動、夜間行動、食行動)に沿って介護者に半構造化面接により評価を行います。このため、正解はNPIです。
  • PSMS(Physical Self-Maintenance Scale)は認知症者のADL評価法で、在宅者、施設入所者に対しても施行可能であり、排泄、食事、着替、身繕い、移動能力、入浴の6つの基本的生活機能を各5段階で評価します。しかし、BPSDの評価尺度ではありません。
  • 科目:認知症・高齢者障害
  • 重要度:プレミアム特典
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