デュシェンヌ型筋ジストロフィー患者のADLで適切でないのはどれか。
1: 太柄の軽いペングリップにする。
2: 物を取るにはリーチャーを利用する。
3: 登はん性起立により立位をとる。
4: 洗い場と浴槽との高さを同一にする。
5: 車椅子のシーティング調整が必要である。
手段的ADLに含まれない項目はどれか。
1: 買い物
2: 洗濯
3: 友人との付き合い
4: 公共交通機関の利用
5: 家計管理
Parkinson病患者のADL指導で適切なのはどれか。
1: 階段よりも傾斜路を利用する。
2: 食事には手関節固定装具を用いる。
3: 下衣の更衣はできるだけゆっくり行う。
4: 浴槽のへりの高さは洗い場の高さに合わせる。
5: 起き上がり動作の開始には視覚的外部刺激を利用する。
28歳の女性。頸髄損傷(第6頸髄節まで機能残存)。車椅子とベッド間の移乗は前・後方移動で自立し、ADLは自助具や環境整備で自立の見込みを得た。住宅改修を図に示す。正しいのはどれか。2つ選べ。
1: ①の廊下幅は歩行者とのすれ違いのために140 cmにした。
2: ②のポーチの幅は車椅子を回転させるために100 cmにした。
3: ③の廊下と居室の開口部通過の幅は90 cmにした。
4: ④のシャワーフックの位置の高さは150 cmにした。
5: ⑤の屋外スロープの勾配は1/4にした。
手段的ADLに含まれない評価項目はどれか。
1: 公共交通機関の利用
2: 食事の支度
3: 掃除
4: 電話の対応
5: 階段の昇降
障害老人の日常生活自立度判定基準の内容とランクとの組合せで正しいのはどれか。
1: 介助があれば外出する。 — ランクJ1
2: 座位を保つことができる。 — ランクC1
3: 交通機関を利用して外出する。 — ランクJ2
4: ベッド上の生活が主体である。 — ランクA1
5: 介助によって車椅子に移乗する。 — ランクB2
障害老人の日常生活自立度(寝たきり度)ランクJ、認知症性老人の日常生活自立度ランクIIIの高齢障害者に対する在宅介護のアセスメントで優先度が低いのはどれか。
1: 医学的急変時の対応
2: 玄関の戸締りの方法
3: 台所の火の後始末
4: 電動三輪車の操作
5: デイケアの利用
介護保険法で貸与の対象とならないのはどれか。
1: 車椅子
2: 歩行器
3: スロープ
4: 体位変換器
5: ポータブルトイレ
IADLに含まれるのはどれか。2つ選べ。
1: 家計管理
2: 更 衣
3: 洗 濯
4: 入 浴
5: 排 泄
老研式活動能力指標の質問項目のうち、手段的ADLに該当するのはどれか。
1: 「本や雑誌を読んでいますか」
2: 「年金などの書類が書けますか」
3: 「バスや電車を使って1人で外出できますか」
4: 「家族や友だちの相談にのることがありますか」
5: 「健康についての記事や番組に関心がありますか」
82歳の女性。室内移動は手すりや家具を支えになんとか可能であったが、動きづらくなり、作業療法が依頼された。初回評価の内容で適切でないのはどれか。
1: 車椅子の採型計測を行った。
2: 家の間取りなどの住環境を聞いた。
3: 日常のすごし方を聞いた。
4: 心理社会面の評価を行った。
5: 困っている動作の観察を行った。
脳卒中片麻痺患者のADL訓練で適切でないのはどれか。
1: 前開きシャツは健側肢から着る。
2: 導入時にはニットのかぶり型上衣を用いる。
3: 長めのループ付きタオルで背中を洗う。
4: トイレ横壁のL字型手すりを使って移乗する。
5: 車椅子を健側上下肢で操作する。