第55回午前第31問の類似問題

第54回午後:第24問

男性に比べて女性に多い疾患はどれか。  

1: Perthes病

2: 多発性筋炎

3: 高尿酸血症

4: 強直性脊椎炎

5: Duchenne型筋ジストロフィー

  • 答え:2
  • 解説:この問題では、男性に比べて女性に多い疾患を選ぶ必要があります。選択肢の中で、女性に多い疾患は多発性筋炎です。
  • Perthes病は、6~8歳の男児に多い疾患であり、女性に多いとは言えません。
  • 多発性筋炎は、男女比でやや女性に多く、学童期と成人期(30~60歳)の二峰性に好発年齢が分布します。四肢近位筋に有痛性筋無力症を生じ、歩行困難や上肢・頭部挙上困難を示すため、この選択肢が正解です。
  • 高尿酸血症は、男性に圧倒的に多い疾患であり、女性に多いとは言えません。
  • 強直性脊椎炎は、10~20歳代で好発し、男性が3~5倍多い疾患であり、女性に多いとは言えません。
  • Duchenne型筋ジストロフィーは、5歳以下の男児に発生する疾患であり、女性に多いとは言えません。
  • 科目:その他の身体障害
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第55回午後:第30問

下肢の異常と金属支柱付き短下肢装具の足継手の設定との組合せで正しいのはどれか。  

1: 尖足――――――――――前方制動

2: 反張膝―――――――――遊動

3: 立脚時の膝折れ―――――前方制動

4: 下腿三頭筋の痙縮――――遊動

5: 前脛骨筋の弛緩性麻痺――遊動

第41回午前:第69問

対称性緊張性頸反射で正しいのはどれか。  

1: 頸部の伸展で股関節と膝関節が屈曲する。

2: 統合する中枢は大脳にある。

3: 立直り反応の一つである。

4: 生後4か月で出現する。

5: 生後10か月で消失する。

第53回午前:第17問

45歳の女性。右変形性股関節症。先天性股関節脱臼の既往がある。1年前から荷重時の右股関節痛があり、2か月前から安静時痛も出現した。起居動作時や歩行時の疼痛が強くなってきたため受診した。ADL指導として適切なのはどれか。  

1: 階段は右足から昇段する。

2: 階段は左足から降段する。

3: できるだけ低い椅子に座る。

4: T字杖を使用する場合は左手に持つ。

5: 左足よりも右足を手前に引いて椅子から立ち上がる。

第35回午前:第79問

極超短波療法の適応でないのはどれか。  

1: 変形性膝関節症

2: 肩関節周囲炎

3: 転移性脊椎腫瘍

4: アキレス腱炎

5: 頸椎捻挫

第47回午後:第85問

膝関節前十字靱帯損傷の検査はどれか。2つ選べ。  

1: Apleyテスト

2: Lachmanテスト

3: 内反ストレステスト

4: 前方引き出しテスト

5: 後方引き出しテスト

第52回午後:第16問

20歳の女性。1か月前に転倒し、疼痛は軽減したが膝関節の不安定感があり来院した。実施した検査を図に示す。矢印は力を加えた方向を示す。この検査で陽性となったとき、損傷されたのはどれか。 

52_1_16

1: 外側側副靱帯

2: 後十字靱帯

3: 前十字靱帯

4: 腸脛靱帯

5: 内側側副靱帯

第41回午前:第64問

脊髄損傷の機能残存レベルと可能な運動との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 第1腰髄節 - 股関節外転

2: 第2腰髄節 - 股関節伸展

3: 第3腰髄節 - 膝関節伸展

4: 第4腰髄節 - 足関節背屈

5: 第5腰髄節 - 足関節底屈

第41回午前:第77問

変形性関節症と運動療法との組合せで適切でないのはどれか。  

1: 股関節症 - ゴムを用いた外転筋訓練

2: 股関節症 - 重錘バンドを用いた下肢伸展挙上訓練

3: 股関節症 - 徒手的な腸腰筋の伸張

4: 膝関節症 - 重錘バンドを用いた大腿四頭筋訓練

5: 膝関節症 - 徒手的なハムストリングスの伸張

第46回午後:第26問

手指の変形性関節症について正しいのはどれか。  

1: 安静時痛は少ない。

2: 女性よりも男性に多い。

3: 母指CM関節症が最も多い。

4: Heberden結節はPIP関節に起こる。

5: Bouchard結節はDIP関節に起こる。

第36回午前:第13問

両側の変形性膝関節症で軽度の膝伸展可動域制限があり、Mikulicz 線が膝関節中心の内側に偏位している。運動療法で適切でないのはどれか。  

36_0_13

第51回午後:第6問

40歳の男性。2週間前から腰痛と右殿部から大腿前面にかけてのしびれが生じ、徐々に右下肢の筋力低下を自覚するようになってきた。この患者に行う検査として適切なのはどれか。

51_1_6

第41回午前:第76問

膝関節疾患で生じる症状の説明で誤っているのはどれか。  

1: キャッチング - 運動時、膝に引っ掛かり感を感じる。

2: 膝くずれ - 荷重時、膝がガクッと折れそうになる。

3: ロッキング - 膝が一定の角度で屈伸不能になる。

4: 弾発現象 - 膝の中で物が動く感じがする。

5: 轢 音 - 屈伸時、音がして動きの滑らかさが失われる。

第45回午前:第1問

関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で正しいのはどれか。2つ選べ。 

45_0_1

1: 肩関節

2: 肘関節

3: 手関節

4: 股関節

5: 膝関節

第35回午前:第52問

脊髄損傷患者の異所性骨化で正しいのはどれか。  

1: 関節拘縮の原因になる。

2: 下肢では足関節に多い。

3: 上肢では手関節に多い。

4: 受傷後1か月以内に発症する。

5: 血清カルシウム値が上昇する。

第56回午前:第33問

Trendelenburg徴候が生じやすいのはどれか。  

1: 変形性股関節症

2: 変形性足関節症

3: 変形性膝関節症

4: 腰椎分離症

5: 腰部脊柱管狭窄症

第34回午前:第44問

疾患と運動療法との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 腰痛症-ウイリアムス体操

2: 失調症-フレンケル体操

3: 五十肩-コッドマン体操

4: 圧迫骨折-ベーラー体操

5: 変形性膝関節症-バージャー・アレン体操

第39回午前:第72問

手術と等張性筋力増強訓練の対象となる筋との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 人工股関節置換術-股内転筋群

2: 人工膝関節置換術-大腿四頭筋

3: 肩腱板再建術-三角筋

4: 足関節外側靱帯再建術-長・短腓骨筋

5: 大腿骨頸部外側骨折内固定術-中殿筋

第48回午前:第15問

45歳の女性。40歳で関節リウマチを発症し、寛解と増悪を繰り返している。両手関節の腫脹と疼痛が顕著である。歩行は可能であるが、左膝関節の疼痛と変形が強いため人工関節置換術を検討している。術前に使用する歩行補助具として適切なのはどれか。2つ選べ。  

1: T字杖

2: ロフストランド杖

3: プラットホーム杖

4: 松葉杖

5: 四輪式歩行器

第51回午前:第93問

頸椎後縦靱帯骨化症の症候で正しいのはどれか。  

1: 鉛管様固縮

2: 間欠性跛行

3: 膀胱直腸障害

4: 下肢腱反射消失

5: Wrightテスト陽性