第52回午前第89問の類似問題

第45回午後:第84問

筋疾患で正しいのはどれか。  

1: Duchenne型ジストロフィーは中枢神経系形態異常を伴う。

2: Becker型ジストロフィーは5歳までに発症する。

3: 顔面肩甲型ジストロフィーは腰臀部の筋から発症する。

4: 筋強直性ジストロフィーはミオトニアがみられる。

5: 肢帯型ジストロフィーはミオパシー顔貌がみられる。

第51回午前:第30問

四肢遠位部の筋力低下を特徴とするのはどれか。  

1: 肢帯型筋ジストロフィー

2: 福山型筋ジストロフィー

3: 筋強直性ジストロフィー

4: Duchenne型筋ジストロフィー

5: 顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー

第46回午前:第30問

筋疾患と症状との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 皮膚筋炎 — 叩打ミオトニア

2: 筋強直性ジストロフィー — 有痛性強直性けいれん

3: 肢帯型筋ジストロフィー — 動揺性歩行

4: Becker型筋ジストロフィー — floppy infant

5: Duchenne型筋ジストロフィー — 翼状肩甲

第44回午後:第88問

Duchenne型筋ジストロフィーで頻度が低いのはどれか。  

1: 兄弟発症

2: 呼吸不全

3: 心機能障害

4: 胸腰椎の変形

5: 脳萎縮

第50回午後:第92問

Duchenne型筋ジストロフィーの特徴で正しいのはどれか。  

1: 下肢筋力が上肢筋力より早く低下する。

2: 出生時から筋緊張低下がみられる。

3: 15~20歳で歩行不能となる。

4: 常染色体劣性遺伝である。

5: ミオトニア現象を認める。

第42回午後:第86問

筋ジストロフィーで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: デュシェンヌ型は男児に発症する。

2: デュシェンヌ型では心筋障害はまれである。

3: 肢帯型は常染色体優性遺伝である。

4: 顔面肩甲上腕型は仮性肥大が特徴である。

5: 先天性筋ジストロフィー(福山型)は精神遅滞を伴う。

第55回午後:第89問

筋強直性ジストロフィーで正しいのはどれか。  

1: 5歳までに発症する。

2: 伴性劣性遺伝である。

3: 顔面筋は侵されにくい。

4: ミオトニアがみられる。

5: 認知機能は障害されない。

第51回午前:第90問

福山型筋ジストロフィーについて正しいのはどれか。  

1: 男児のみに発症する。

2: 初発症状は3歳前後でみられる。

3: 精神遅滞はDuchenne型に比べて少ない。

4: 発症頻度はDuchenne型に比べて少ない。

5: 15歳以降も歩行が可能であることが多い。

第48回午前:第37問

Duchenne型筋ジストロフィーで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 関節拘縮は生じにくい。

2: 知覚障害はまれである。

3: 筋萎縮は遠位筋から始まる。

4: Gowers徴候が特徴である。

5: 5歳ころまでに歩行不能になることが多い。

第36回午前:第72問

デュシェンヌ型筋ジストロフィーで正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.思春期の男子に発症する。イ.初発症状は上肢の筋力低下である。ウ.脊柱側弯症を生じる。エ.股関節、膝関節の屈曲拘縮を起こす。オ.立位姿勢では著明な腰椎後弯を生じる。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第49回午後:第33問

Duchenne型筋ジストロフィーで正しいのはどれか。  

1: 常染色体劣性遺伝である。

2: 下肢の腱反射は亢進する。

3: 下肢の関節拘縮を生じやすい。

4: 閉塞性換気障害を生じやすい。

5: 前脛骨筋に仮性肥大を生じやすい。

第45回午後:第38問

Duchenne型筋ジストロフィーで初期から筋短縮が起こりやすい筋はどれか。2つ選べ。  

1: 腰方形筋

2: 股関節内転筋群

3: 大腿筋膜張筋

4: ハムストリングス

5: 前脛骨筋

第52回午前:第35問

Duchenne型筋ジストロフィーにみられる症状はどれか。  

1: 踵足変形

2: 視力低下

3: 深部感覚障害

4: Babinski反射陽性

5: 下腿三頭筋仮性肥大

第51回午後:第26問

乳児期にフロッピーインファントの状態を示さない疾患はどれか。  

1: Duchenne型筋ジストロフィー

2: 福山型筋ジストロフィー

3: Werdnig-Hoffmann病

4: Prader-Willi症候群

5: 失調型脳性麻痺

第56回午前:第90問

疾患と遺伝形式の組合せで正しいのはどれか。  

1: 筋強直性ジストロフィー ── 常染色体優性遺伝

2: 脊髄性進行性筋萎縮症 ── 伴性劣性遺伝

3: Becker型筋ジストロフィー ── 常染色体劣性遣伝

4: Duchenne型筋ジストロフィー ── 常染色体優性遺伝

5: Huntington病 ── 伴性劣性遺伝

  • 答え:1
  • 解説:この問題では、疾患とその遺伝形式の正しい組み合わせを選ぶ必要があります。正しい組み合わせは筋強直性ジストロフィーと常染色体優性遺伝です。
  • 筋強直性ジストロフィーは常染色体優性遺伝の疾患であり、正しい組み合わせです。常染色体優性遺伝では、病気の遺伝子を1つだけ持っていても病気が発症します。
  • 脊髄性進行性筋萎縮症は常染色体劣性遺伝の疾患であり、伴性劣性遺伝ではありません。常染色体劣性遺伝では、病気の遺伝子を2つ持っていないと病気が発症しません。
  • Becker型筋ジストロフィーは伴性劣性遺伝の疾患であり、常染色体劣性遺伝ではありません。伴性劣性遺伝では、X染色体上の遺伝子が原因で、女性はキャリアになりやすく、男性が病気を発症しやすい特徴があります。
  • Duchenne型筋ジストロフィーは伴性劣性遺伝の疾患であり、常染色体優性遺伝ではありません。伴性劣性遺伝では、X染色体上の遺伝子が原因で、女性はキャリアになりやすく、男性が病気を発症しやすい特徴があります。
  • Huntington病は常染色体優性遺伝の疾患であり、伴性劣性遺伝ではありません。常染色体優性遺伝では、病気の遺伝子を1つだけ持っていても病気が発症します。
  • 科目:臨床医学総論(病理学)
  • 重要度:プレミアム特典
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第43回午前:第79問

Duchenne(デュシェンヌ)型筋ジストロフィーで早期から短縮を起こしやすい筋はどれか。2つ選べ。  

1: 中殿筋

2: 腸腰筋

3: 長腓骨筋

4: 前脛骨筋

5: 大腿筋膜張筋

第45回午前:第37問

5歳のDuchenne型筋ジストロフィー児に認められるのはどれか。2つ選べ。  

1: 指這いでの上肢移動

2: 足関節背屈制限

3: 動揺性歩行

4: 心不全徴候

5: 動脈血二酸化炭素分圧の上昇

第42回午前:第70問

Duchenne型筋ジストロフィーで拘縮を起こしやすい筋はどれか。  

1: 大腿筋膜張筋

2: 足の長指伸筋

3: 前脛骨筋

4: 中殿筋

5: 大殿筋

第50回午前:第92問

筋強直性ジストロフィーにみられるのはどれか。2つ選べ。  

1: 痙縮

2: 下垂足

3: 斧状顔貌

4: ジストニア

5: 有痛性けいれん

第38回午後:第99問

顔面肩甲上腕型筋ジストロフィーについて正しいのはどれか。  

1: 女性に多い。

2: 発症は10~20歳代が多い。

3: 経過は急性に進行する。

4: 仮性肥大がみられる。

5: 嚥下障害をきたす。