第44回午後第88問の類似問題

第52回午前:第35問

Duchenne型筋ジストロフィーにみられる症状はどれか。  

1: 踵足変形

2: 視力低下

3: 深部感覚障害

4: Babinski反射陽性

5: 下腿三頭筋仮性肥大

第50回午後:第92問

Duchenne型筋ジストロフィーの特徴で正しいのはどれか。  

1: 下肢筋力が上肢筋力より早く低下する。

2: 出生時から筋緊張低下がみられる。

3: 15~20歳で歩行不能となる。

4: 常染色体劣性遺伝である。

5: ミオトニア現象を認める。

第53回午前:第91問

Duchenne型筋ジストロフィーの呼吸障害について正しいのはどれか。  

1: 咳をする力は保たれる。

2: 口すぼめ呼吸が有効である。

3: 側弯症は呼吸機能に影響しない。

4: 動脈血二酸化炭素分圧が上昇する。

5: 呼吸不全は5歳以下から生じることが多い。

  • 答え:4
  • 解説:Duchenne型筋ジストロフィーは神経筋疾患であり、筋力が低下するため、呼吸障害が生じることがある。この障害では、動脈血二酸化炭素分圧が上昇し、酸素分圧が低下する。
  • 選択肢1は間違いです。Duchenne型筋ジストロフィーでは筋力が低下するため、咳嗽力も低下します。
  • 選択肢2は間違いです。Duchenne型筋ジストロフィーの呼吸障害には口すぼめ呼吸は有効ではなく、慢性閉塞性肺疾患に有効です。
  • 選択肢3は間違いです。Duchenne型筋ジストロフィーでみられることのある側弯症は、胸郭変形を生じ、肺活量減少につながり、呼吸機能に影響します。
  • 選択肢4は正しいです。Duchenne型筋ジストロフィーにおける呼吸障害では、動脈血二酸化炭素分圧が上昇し、酸素分圧が低下する。
  • 選択肢5は間違いです。Duchenne型筋ジストロフィーの呼吸不全は平均20歳前後に生じることが多く、5歳以下では筋力低下が生じます。
  • 科目:神経・筋系の障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第47回午前:第91問

Duchenne型筋ジストロフィーについて正しいのはどれか。  

1: 横隔神経麻痺を生じる。

2: 閉塞性換気障害を生じる。

3: 側弯症は呼吸機能に影響しない。

4: 呼吸障害ではPaCO2 が上昇する。

5: 呼吸不全は5歳以下から生じることが多い。

第43回午前:第79問

Duchenne(デュシェンヌ)型筋ジストロフィーで早期から短縮を起こしやすい筋はどれか。2つ選べ。  

1: 中殿筋

2: 腸腰筋

3: 長腓骨筋

4: 前脛骨筋

5: 大腿筋膜張筋

第49回午後:第33問

Duchenne型筋ジストロフィーで正しいのはどれか。  

1: 常染色体劣性遺伝である。

2: 下肢の腱反射は亢進する。

3: 下肢の関節拘縮を生じやすい。

4: 閉塞性換気障害を生じやすい。

5: 前脛骨筋に仮性肥大を生じやすい。

第45回午後:第38問

Duchenne型筋ジストロフィーで初期から筋短縮が起こりやすい筋はどれか。2つ選べ。  

1: 腰方形筋

2: 股関節内転筋群

3: 大腿筋膜張筋

4: ハムストリングス

5: 前脛骨筋

第48回午前:第37問

Duchenne型筋ジストロフィーで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 関節拘縮は生じにくい。

2: 知覚障害はまれである。

3: 筋萎縮は遠位筋から始まる。

4: Gowers徴候が特徴である。

5: 5歳ころまでに歩行不能になることが多い。

第45回午後:第84問

筋疾患で正しいのはどれか。  

1: Duchenne型ジストロフィーは中枢神経系形態異常を伴う。

2: Becker型ジストロフィーは5歳までに発症する。

3: 顔面肩甲型ジストロフィーは腰臀部の筋から発症する。

4: 筋強直性ジストロフィーはミオトニアがみられる。

5: 肢帯型ジストロフィーはミオパシー顔貌がみられる。

第45回午前:第37問

5歳のDuchenne型筋ジストロフィー児に認められるのはどれか。2つ選べ。  

1: 指這いでの上肢移動

2: 足関節背屈制限

3: 動揺性歩行

4: 心不全徴候

5: 動脈血二酸化炭素分圧の上昇

第42回午前:第70問

Duchenne型筋ジストロフィーで拘縮を起こしやすい筋はどれか。  

1: 大腿筋膜張筋

2: 足の長指伸筋

3: 前脛骨筋

4: 中殿筋

5: 大殿筋

第52回午前:第89問

平均的な発症年齢が最も低いのはどれか。  

1: 筋強直性ジストロフィー

2: 福山型筋ジストロフィー

3: Becker型筋ジストロフィー

4: Duchenne型筋ジストロフィー

5: 顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー

第51回午前:第30問

四肢遠位部の筋力低下を特徴とするのはどれか。  

1: 肢帯型筋ジストロフィー

2: 福山型筋ジストロフィー

3: 筋強直性ジストロフィー

4: Duchenne型筋ジストロフィー

5: 顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー

第47回午後:第5問

13歳の男子。Duchenne型筋ジストロフィー。起立や独歩はできないが、四つ這いは可能である。この患者の厚生省筋萎縮研究班の機能障害度分類によるステージはどれか。  

1: Ⅱ

2: Ⅲ

3: Ⅳ

4: Ⅴ

5: Ⅵ

第44回午前:第73問

Duchenne型筋ジストロフィーのステージ4(厚生省筋萎縮症研究班機能障害度分類による)で立位時にみられる特徴はどれか。  

1: 頸部前屈

2: 腰椎前弯

3: 股関節過伸展

4: 踵 足

5: 足部外反

第56回午前:第4問

7歳の男児。Duchenne型筋ジストロフィーの患者で、下肢筋力が低下し、椅子からの立上がり、階段昇降ができない。手すりを利用し、5 mほど歩行可能である。厚生省筋萎縮症研究班の機能障害度分類のステージはどれか。  

1: ステージII

2: ステージIII

3: ステージIV

4: ステージV

5: ステージVI

第55回午後:第6問

Duchenne型筋ジストロフィーの患者が床から立ち上がる様子を図に示す。厚生省筋萎縮症研究班の機能障害度分類によるステージはどれか。 

55_1_6

1: ステージ2

2: ステージ4

3: ステージ5

4: ステージ6

5: ステージ8

第51回午後:第26問

乳児期にフロッピーインファントの状態を示さない疾患はどれか。  

1: Duchenne型筋ジストロフィー

2: 福山型筋ジストロフィー

3: Werdnig-Hoffmann病

4: Prader-Willi症候群

5: 失調型脳性麻痺

第53回午後:第45問

Duchenne型筋ジストロフィーのステージ5(厚生省筋萎縮症研究班の機能障害度分類による)に対する理学療法で優先度が高いのはどれか。  

1: 座位保持練習

2: 体幹装具の使用

3: 徒手での咳嗽介助

4: 下肢の漸増抵抗運動

5: 椅子からの立ち上がり練習

第43回午前:第65問

Duchenne(デュシェンヌ)型筋ジストロフィーのステージ7(厚生省筋萎縮症研究班の機能障害度分類による)で可能なのはどれか。2つ選べ。  

1: 電動鋸を用いた木工

2: ペーパークラフト

3: マクラメ

4: 陶芸のたま作り

5: 板金打ち出し