第51回午前第34問の類似問題

第48回午前:第40問

小児疾患と理学療法の組合せで適切なのはどれか。  

1: 先天性内反足 − 徒手矯正

2: 二分脊椎 − 移動動作訓練

3: 発育性(先天性)股関節脱臼 − トロント装具装着

4: Perthes病 − 患部の等張性筋力増強

5: Down症 − 床上座位移動練習(シャフリング)

第53回午前:第87問

関節リウマチについて正しいのはどれか。  

1: 股関節などの大関節に初発する。

2: 間質性肺炎を合併することが多い。

3: 罹患関節の症状は非対称性に現れる。

4: 半数以上にリウマトイド結節が認められる。

5: 血清アルカリフォスファターゼが高値となる。

  • 答え:2
  • 解説:関節リウマチは、主に手関節や手指の小関節に初発し、対称性に症状が現れる自己免疫疾患です。合併症として間質性肺炎が多く、リウマトイド結節が一部の患者に認められます。血清アルカリフォスファターゼは通常正常範囲内ですが、活動期に高値となることがあります。
  • 選択肢1は間違いです。関節リウマチの初発部位は、手関節や手指の小関節が多く、大関節が初発部位であることは稀です。
  • 選択肢2は正しいです。関節リウマチでは、間質性肺炎のほか、肺線維症や胸膜炎などの肺疾患を合併することが多いです。
  • 選択肢3は間違いです。関節リウマチでは、罹患関節の症状は対称性に現れる特徴があります。
  • 選択肢4は間違いです。関節リウマチでは、肘関節外側皮下に腫瘤状のしこりを生じるリウマトイド結節が20~30%の患者に認められます。
  • 選択肢5は間違いです。関節リウマチの血清アルカリフォスファターゼは、一般的には正常範囲内です。ただし、関節リウマチの活動期には高値となることがあることに注意が必要です。
  • 科目:骨関節障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第42回午後:第77問

骨壊死を合併しやすいのはどれか。2つ選べ。  

1: 鎖骨骨折

2: 上腕骨外科頸骨折

3: 大腿骨頸部内側骨折

4: 膝蓋骨骨折

5: 距骨頸部骨折

第46回午後:第24問

外傷と障害される関節との組合せで正しいのはどれか。  

1: Monteggia骨折 — 肩関節

2: Galeazzi骨折 — 遠位橈尺関節

3: Barton骨折 — 肘関節

4: Bennett骨折 — DIP関節

5: Mallet指 — PIP関節

第45回午前:第27問

関節運動とそれを制限する靱帯との組合せで正しいのはどれか。  

1: 肩鎖関節回旋 − 烏口肩峰靱帯

2: 脊椎の伸展 − 後縦靱帯

3: 股関節伸展 − 大腿骨頭靱帯

4: 膝関節伸展 − 膝前十字靱帯

5: 足関節内がえし − 三角靱帯

第39回午後:第95問

外傷性骨折の早期から発症する合併症はどれか。  

1: 阻血性骨壊死

2: 骨化性筋炎

3: フォルクマン拘縮

4: 偽関節

5: 変形性関節症

第41回午前:第88問

誤っている組合せはどれか。  

1: 片麻痺の痙性尖足 - 底屈制動付短下肢装具

2: ペルテス病 - 股関節外転装具

3: 特発性側弯症 - ハローベスト

4: 先天性股関節脱臼 - リーメンビューゲル装具

5: 膝前十字靱帯損傷 - デローテーション装具

第34回午前:第98問

誤っている組合せはどれか。  

1: ラセーグ徴候-腰椎椎間板ヘルニア

2: トーマステスト-股関節屈曲拘縮

3: オーバーテスト-大腿筋膜張筋短縮

4: 腹臥位での尻上がり現象-大腿四頭筋短縮

5: 下腿の前方引き出し徴候-後十字靱帯損傷

第48回午前:第89問

感覚障害を合併するのはどれか。2つ選べ。  

1: 多発性硬化症

2: 重症筋無力症

3: 筋萎縮性側索硬化症

4: 肢帯型筋ジストロフィー

5: 慢性炎症性脱髄性多発ニューロパチー

第37回午後:第92問

骨折の合併症で適切でないのはどれか。  

1: デュプイトラン拘縮

2: フォルクマン拘縮

3: ズデック骨萎縮

4: 脂肪塞栓症

5: 無腐性壊死

第35回午前:第64問

慢性関節リウマチの下肢症状と理学療法との組合せで適切でないのはどれか。  

1: 膝関節炎症再燃-アイスパック

2: 足関節荷重時動揺-テーピング

3: 膝関節荷重痛-歩行浴

4: 膝関節屈曲外反変形-CPM(持続的他動運動)装置

5: 扁平足-アーチサポート

第38回午後:第65問

慢性関節リウマチの変形で起こりにくいのはどれか。  

1: ボタン穴変形

2: 母指のZ変形

3: 手指尺側偏位

4: 内反膝

5: 外反扁平足

第39回午後:第89問

正しいのはどれか。  

1: 先天性股関節脱臼は男児に多い。

2: ペルテス病では股関節に内転制限が起こる。

3: マルファン症候群では四肢の短縮が起こる。

4: 先天性多発性関節拘縮症は生後進行する。

5: 二分脊椎では水頭症を合併しやすい。

第39回午前:第76問

疾患と術後理学療法との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 頸椎椎間板ヘルニア-頸椎モビライゼーション

2: 反復性肩関節前方脱臼-肩甲下筋ストレッチング

3: 肘部管症候群-手内筋筋力強化

4: コーレス骨折-自己他動的手関節伸展運動

5: 上腕骨頸部(近位部)骨折-コッドマン体操

第43回午後:第83問

骨折、脱臼の合併症として組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 肩関節前方脱臼 - 筋皮神経麻痺

2: 上腕骨顆上骨折 - 正中神経麻痺

3: 股関節後方脱臼 - 坐骨神経麻痺

4: 大腿骨骨折 - 大腿神経麻痺

5: 脛骨骨折 - 脛骨神経麻痺

第34回午前:第50問

脊髄損傷の合併症とその対策との組合せで適切でないのはどれか。  

1: 拘 縮-他動運動

2: 褥 瘡-体位交換

3: 異所性骨化-電気刺激

4: 自律神経過反射-血圧測定

5: 起立性低血圧-腹帯装着

第37回午前:第59問

片麻痺の健側の抵抗運動と患側の連合反応との組合せで適切でないのはどれか。  

1: 肩関節内転-肩関節内転

2: 肘関節屈曲-肘関節屈曲

3: 股関節内転-股関節外転

4: 膝関節屈曲-膝関節伸展

5: 足関節背屈-足関節底屈

第40回午前:第82問

疾患と筋力増強運動との組合せで適切でないのはどれか。  

1: 肩関節周囲炎─肩関節外転筋

2: 腰痛症─股関節屈筋群

3: 脊椎骨粗鬆症─背筋群

4: 変形性股関節症─股関節外転筋

5: 変形性膝関節症─大腿四頭筋

第52回午後:第41問

腰椎分離症で分離するのはどれか。  

1: 横突起

2: 棘突起

3: 椎間板

4: 椎弓

5: 椎体

第47回午後:第86問

関節リウマチについて正しいのはどれか。  

1: 股関節などの大関節に初発する。

2: 罹患関節の症状は非対称性に現れる。

3: 約半数にリウマトイド結節が認められる。

4: 血清アルカリフォスファターゼが高値となる。

5: 悪性関節リウマチでは血管炎による臓器障害が起こりやすい。