生活習慣と疾患との組合せで誤っているのはどれか。
1: 喫煙-肺癌
2: 脂肪の過剰摂取-胃潰瘍
3: 食塩の過剰摂取-高血圧症
4: 肥満-狭心症
5: アルコール過剰摂取-肝障害
慢性閉塞性肺疾患で運動療法を中止しなければならないのはどれか。
1: 動脈血酸素飽和度─85%
2: 酸素摂取量─最大酸素摂取量の70%
3: 心拍数─最大心拍数(220-年齢)の60%
4: 収縮期血圧─170 mmHg
5: ボルグ指数─11
急性心筋梗塞で誤っているのはどれか。
1: 喫煙は危険因子である。
2: 不整脈を伴うことが多い。
3: 心電図ではST上昇がみられる。
4: 血中の白血球数の増加がみられる。
5: ニトログリセリンの舌下投与が治療に有効である。
慢性閉塞性肺疾患患者のADLで息切れを軽減させるための指導として適切なのはどれか。
1: 洗髪は両手で行う。
2: 靴下の着脱は床に座り行う。
3: ズボンの着脱は立位で行う。
4: 和式トイレを洋式トイレに変更する。
5: 前開きシャツをかぶり型シャツに変更する。
慢性呼吸不全患者の生活指導で適切でないのはどれか。
1: 腹式呼吸を励行する。
2: 時間当たり呼吸数を増やす。
3: 1回換気量を増やす。
4: 動作を分割する。
5: 酸素吸入下で体操する。
喀血を生じる疾患で誤っているのはどれか。
1: 自然気胸
2: 気管支拡張症
3: 肺結核症
4: 原発性肺癌
5: 原発性肺高血圧症
正しいのはどれか。
1: 肺の小細胞癌は進行が緩徐である。
2: 胃癌では扁平上皮癌が多い。
3: 大腸癌は上行結腸に好発する。
4: 肝細胞癌は肝硬変に合併する。
5: 膵癌は女性に多い。
在宅酸素療法を行っている慢性閉塞性肺疾患患者の作業療法で適切でないのはどれか。
1: 肩甲帯のリラクセーションを指導する。
2: 活動時の腹式呼吸パターンを指導する。
3: 時間あたり呼吸数を増やすよう指導する。
4: 口すぼめ呼吸を指導する。
5: 活動課題を分析し作業を分割する。
原発性骨粗鬆症について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 男性に多い。
2: 海綿骨の減少を伴う。
3: 喫煙は危険因子である。
4: 低カルシウム血症を伴う。
5: 骨折好発部位は尺骨である。
原発性骨粗鬆症について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 男性に多い。
2: 海綿骨の減少を伴う。
3: 喫煙は危険因子である。
4: 低カルシウム血症を伴う。
5: 骨折好発部位は尺骨である。
呼吸機能検査について正しいのはどれか。
1: 呼吸筋力の低下で肺活量は低下する。
2: 気道抵抗が増加すると1秒率は上昇する。
3: 肺拡散能の低下では最大呼気流量は低下する。
4: 肺コンプライアンスが低下すると機能的残気量は増加する。
5: 換気血流比不均等では肺胞気-動脈血酸素分圧較差が低下する。
慢性呼吸不全患者の生活指導で誤っているのはどれか。
1: 腹式呼吸を励行する。
2: 時間あたりの呼吸数を増やす。
3: 1回換気量を増やす。
4: 活動課題は分割して行う。
5: 酸素吸入下で体操する。
70歳の男性。肺気腫による慢性呼吸不全で在宅酸素療法を行っている。自宅での生活指導として誤りはどれか。2つ選べ。
1: 息切れがなければ酸素を一時的に止める。
2: 息切れがあれば入浴しない。
3: 階段昇降では時々立ち止まり深呼吸をする。
4: 食事は高カロリーのものを摂取する。
5: エネルギー消費の多い日常生活動作を指導する。
末梢循環障害と関連因子の組合せで誤っているのはどれか。
1: Buerger(バージャー)病 - 喫煙
2: 解離性大動脈瘤 - アテローム硬化
3: 下腿静脈瘤 - 妊娠
4: 血栓性静脈炎 - 長期臥床
5: 結節性多発動脈炎 - 糖尿病
廃用による呼吸・循環器の症状で誤っているのはどれか。
1: 心臓予備力の低下
2: 安静時心拍数の減少
3: 起立性低血圧
4: 最大酸素摂取量の低下
5: 肺活量の低下
慢性閉塞性肺疾患の急性増悪時の動脈血ガス分析の所見はどれか。
1: 酸素分圧低下、二酸化炭素分圧低下
2: 酸素分圧低下、二酸化炭素分圧正常
3: 酸素分圧低下、二酸化炭素分圧上昇
4: 酸素分圧正常、二酸化炭素分圧低下
5: 酸素分圧正常、二酸化炭素分圧上昇