第35回午前第80問の類似問題

第45回午後:第36問

心不全患者の作業療法を実施する際の絶対的禁忌はどれか。  

1: 1. 高 齢

2: 2. 糖尿病

3: 3. 高血圧

4: 4. 不安定狭心症

5: 5. 上室性期外収縮

第53回午前:第38問

寒冷療法が痙縮を低下させる機序はどれか。  

1: 筋組織の代謝の増大

2: 毛細血管透過性の増大

3: γ神経線維の伝導速度の低下

4: δ神経線維の伝導速度の低下

5: 筋紡錘からの求心性放電の増大

第57回午前:第46問

運動療法を中止する状態として誤っているのはどれか。  

1: 胸痛の出現

2: チアノーゼ

3: 単発性心室期外収縮

4: 喘鳴による呼吸困難感

5: 胸部不快感を伴う心室頻拍

第45回午後:第42問

電気刺激療法を行うときに筋収縮が強くなるのはどれか。2つ選べ。  

1: 周波数が一定ならば電流強度とパルス幅の積が小さい刺激を用いる。

2: 陰性パルスではなく陽性パルスで刺激する。

3: 波形の立ち上がりが急峻な刺激を用いる。

4: 刺激部位の皮膚温を下げてから刺激する。

5: 運動点以外よりも運動点を刺激する。

第55回午前:第48問

廃用症候群の症状と予防法の組合せで誤っているのはどれか。  

1: 起立性低血圧――離床

2: 筋力低下――――神経筋電気刺激

3: 骨萎縮―――――機能的電気刺激

4: 褥瘡――――――体位変換

5: 深部静脈血栓――弾性ストッキング

第36回午前:第77問

局所寒冷療法中の生理的作用で誤っているのはどれか。  

1: 消化管血流低下

2: 疼痛軽減

3: 浮腫軽減

4: 神経伝導速度低下

5: 痙縮抑制

第57回午前:第94問

心房細動に対する治療として誤っているのはどれか。  

1: β遮断薬

2: 抗凝固薬

3: 電気的除細動

4: アブレーション

5: ニトログリセリン

  • 答え:5
  • 解説:心房細動の治療には薬物治療、カテーテルアブレーション治療、外科的治療が中心であり、選択肢1~4は心房細動の治療に使用される方法ですが、選択肢5のニトログリセリンは狭心症の治療に使用されるため、心房細動の治療としては誤りです。
  • β遮断薬は心房細動の薬物治療として使用され、心拍数を調節するレートコントロール療法に役立ちます。このため、選択肢1は正しい治療法です。
  • 抗凝固薬は心房細動の薬物治療として使用され、抗血栓療法に役立ちます。これにより、血栓の形成を防ぎ、脳梗塞などの合併症を予防することができます。このため、選択肢2は正しい治療法です。
  • 電気的除細動は心房細動の治療として使用され、心臓に電気ショックを与えて規則正しいリズムに調整する方法です。緊急時や薬物治療が効果を示さない場合に用いられます。このため、選択肢3は正しい治療法です。
  • カテーテルアブレーション治療は心房細動の治療法の一つで、カテーテルを用いて肺静脈周囲などを熱焼灼し、電気的隔離を行います。これにより、異常な電気信号の伝播を阻止し、心房細動を改善することができます。このため、選択肢4は正しい治療法です。
  • ニトログリセリンは狭心症の薬物治療として使用される薬で、心房細動の治療には使用されません。このため、選択肢5は誤った治療法です。
  • 科目:内部障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第43回午前:第60問

超音波療法について正しいのはどれか。  

1: 周波数は深達度に影響しない。

2: 空気中の照射では皮膚と導子を約10 cm程度離す。

3: 水中の照射では温熱効果は期待できない。

4: 導子を固定して照射すると組織に過熱は生じない。

5: 成長期の子供の骨端線への照射は避ける。

第39回午前:第65問

脳血管障害の症状と理学療法との組合せで適切でないのはどれか。  

1: 関節拘縮-モビライゼーション

2: 下肢共同運動-ブリッジ運動

3: 肩手症候群-ホットパック

4: 肩関節亜脱臼-肩関節周囲筋の同時収縮

5: 非対称性座位姿勢-体幹装具の作製

第37回午前:第85問

水治療法の温度と生理学的反応との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 10℃-局所の痙縮抑制

2: 20℃-血圧上昇

3: 34℃-酸素消費量増大

4: 38℃-血管拡張

5: 42℃-心拍数増加

第38回午前:第67問

深部静脈血栓症の理学療法で適切でないのはどれか。  

1: 冷却・氷冷

2: 下肢関節運動

3: 弾力ストッキングの使用

4: 間欠的空気圧迫法

5: 早期離床

第49回午前:第37問

温熱を目的とした超音波療法で正しいのはどれか。  

1: 0.1 W/cm2未満の強度が推奨される。

2: 3 MHzでは1 MHzより深部まで加熱できる。

3: 圧電効果によるエネルギー変換を用いている。

4: 超音波プローブは対象部位に固定して照射する。

5: 超音波振動による摩擦熱によって温熱作用が生じる。